椹野道流さんのレビュー一覧

茨木さんと京橋君(1) 小説

椹野道流  草間さかえ 

この病院へ行ってみたい

『メス花』カップルが働く病院に、別カップルが誕生!
で、読み進めると、まだ別カップルがいて。
ちょっとこの病院、のぞきに行きたいんですけどっ!

1年間のアメリカ留学から帰ってきた京橋。ふらりと寄った売店で知り合った店長・茨木。
こんなふたりがどんどんと距離を詰め、戸惑いながら、ゆっくりと自分の気持ちを確かめながら、ほのぼのとした恋愛をしていく様子が丁寧に書いてあります。
茨木、親しく…

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茨木さんと京橋君(1) 小説

椹野道流  草間さかえ 

初読みの作家さんでした

 草間さかえさんのイラストが素敵で買いました。
 イラストとキャラ、ピッタリだった気がします。

 お話は、ドラマチックな展開とかないのですが、不思議と最後までサクサク読めました。ドキドキすることもほとんどないほのぼのっぷりですが、2巻も買おうかなと思いました。

 疲れてぼんやりしたい時とか、激しく揺さぶられるのはいいや……という時に、オススメかもしれません。逆のものを求めている時には…

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非BL作品

焔炎奇談 非BL 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

見えなくても残る強い思い

本シリーズは人気のミステリー小説家にして裏の術師と
蔦の精霊の血を引く攻様の助手のお話です。

かつて攻様の父とともに仕事をしていた人物を探すお話と
攻様の友人の仕事場で起こる怪奇現象を解決するお話で構成。

攻様は父に対するトラウマを払拭して決別する為、
父の過去を知る人物を探しています。

今回組織のエージェントより
民俗学者であった父のフィールドワークに同行していた人物が…

1

楢崎先生とまんじ君 小説

椹野道流  草間さかえ 

3組のラブっぷりを堪能して

今回は定食屋アルバイトと消化器専門内科医のお話です。

『茨木さんと京橋君』の番外編的なお話ですが、
受様は「いばきょー」で仲立ちする先輩としてより
『右手にメス、左手に花束』で同級生として登場済なので
2組のカップルが二人の出会いから現在に至る迄を
聞き出す形でお話が進みます。

まずは攻様の語りによる二人の出会いから。

受様は高2の時に母が亡くなり、
母の貯金とバイトで…

4

楢崎先生とまんじ君 小説

椹野道流  草間さかえ 

楢崎先生!私も大好きです。

いばきょースピンオフ作品。私はこっちのカップルの方がしっくりくるな。
(振り返ってみると、“いばきょー”は茨木さんがなかなかいい性格の割りに話し方がかたすぎて、私の好みからちょっとばかり逸脱しているんだと思います。その点、楢崎先生はちょっと変なところも含めわかりやすい人だし、まんじ君は単純でわからないところがないくらいなので私には合っているのかもしれません。)

回顧シーンを中心に、二人の関…

2

茨木さんと京橋君(2) 小説

椹野道流  草間さかえ 

本当の恋人

評価は同じですが、1よりも数段面白かったです。
大きな出来事があって紆余曲折してくれたからでしょうか。

「あれこれすっ飛ばして、いきなり定年後の夫婦だな」と楢崎先輩に言わしめた、茨木×京橋カップル。
それなりに幸せだったはずなのに、闘病中だった茨木の父親が亡くなったことで思わぬ展開に・・・

好きだから守ってあげたい、世話を焼きたい、心配させたくない…の茨木と、
好きだから隠さない…

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茨木さんと京橋君(1) 小説

椹野道流  草間さかえ 

草食系

ワケありで病院の売店の店長代理をしている、長身・痩身・眼鏡の茨木さんと、留学先のアメリカから帰ってきたばかりの天涯孤独な耳鼻咽喉科の医師・京橋君のお話です。

留学前から売店の常連さんだった京橋は、帰国後も足繁く売店通いをし、茨木の優しくていねいな態度に癒しを感じます。
私的な会話も交わすようになり、お互いの背景を知った頃にはかけがえのない存在になっていくのでした。

優しくて温かくて控…

1

楢崎先生とまんじ君 小説

椹野道流  草間さかえ 

番外編だったんですね。

本屋で見かけて、なんとなく気になってしまって手に取ってみました。まんじ君のわんこっぷりに癒され、楢崎先生の亭主関白具合に激しく萌えました。そして、この作品は既刊の番外編だったのですね。作者さんの作風も好きなのでまとめ買いしてしまいそうな勢いです。

1

妖魔なオレ様と下僕な僕 5 小説

椹野道流  唯月一 

微妙に想像できて痛いです

司野とはじめて過ごすクリスマスに意気揚々とデパートへ行き、ツリーとたくさんのオーナメントを買い込んだ正路は、行く手をカギロイに阻まれます。カギロイの誘いを断った正路は呪をかけられ、五歳児並みの体になりつつも司野のためにとあれこれ奮闘しますが、空回りっぷりは拍車をかけているような…子どもサイズで何事も大袈裟に思えるから?

今回はボロボロな正路がとにかく痛い…想像できる痛みと想像したくない痛みが…

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妖魔なオレ様と下僕な僕 5 小説

椹野道流  唯月一 

容赦なしの鬼畜振りにはちょっと引きました

司野(妖魔)の下僕になった正路は、司野が店主を務める骨董品店「忘暁堂」で働きながら、定期的に司野の餌である「気」を与える(Hをする)行為を続けています。
12月に入ったばかりのある日、正路は司野と迎える初めてのクリスマスに向けツリーを購入し家路を急いでいましたが、人気のない場所に差しかかった時、妖魔のカギロイに遭遇してしまいます。
司野を捨てて自分の元へ来いというカギロイの誘いを断った正路は、…

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