椹野道流さんのレビュー一覧

きみのハートに効くサプリ 小説

椹野道流  草間さかえ 

もっとじっくり書けば実はかなり長くなりそうな設定な感じだけど すごくコンパクトにまとめたなっていう印象。まさにサプリ感覚。

ワゴンでカレーを売ってるカレー屋さんと
スパイスを研究するサラリーマンというCPなんです。

草間さかえさんの挿絵もかわいくて、さくさく読める1冊でした。
けっこう展開が速いです。
テンポがいいのでそんなに気になりませんが。

ただ、はじめて男とセックスしたノンケが
すぐにプロポーズを持ち出すのは、私の好みではなかった。
前段階に元カノとも結婚を考えていたというくだりもあり
攻…

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きみのハートに効くサプリ 小説

椹野道流  草間さかえ 

通っていたのは何の為?

今回は受様の会社の前で店を開く移動販売のカレー屋さんと
サプリ商品の新開発を担当する製薬会社の研究員のお話です。

人との付合いに距離を取っていた受様が
攻様との出会いってプロボーズされるまで。

受様は中堅製薬会社の研究員です。

公私にきっぱり線を引く受様は
職場では余計な事は一切しゃべらずで
黙々と自分の研究をこなし、
新卒で配属された医薬研究本部で成果を上げ
将来を…

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きみのハートに効くサプリ 小説

椹野道流  草間さかえ 

本を読みながらカレーを食べると本が汚れます、注意!

今回の主人公はカレー屋さんと製薬会社の研究員。
ひょっとしてこれも「働くおにいさん」シリーズに入るのかな?
この本にはスパイスやカレーがいっぱい出てきて、ついつい読みながらカレーを作って食べてしまったのは自分です(汗、、)

さて、お話は製薬会社の研究開発部で”身体の温まるサプリ”の開発を命じられた加島が、ランチをカレーの移動販売車で買ったことからそこへ通い詰め、そのオーナー芹沢と学会の帰…

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右手にメス、左手に花束(6) 頬にそよ風、髪に木洩れ日 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

嫁の鏡、篤臣くん

メス花の第6弾です。

今回は、江南(CV.置鮎龍太郎)が事件絡みの患者の主治医になるは、篤臣くん(CV.鈴村健一)が大変なことになるは、とエピソードは新鮮ですが、主役の二人が出来上がったカップルなので、恋愛がらみのドキドキではなく、事件や病気に関するドキドキ感を味わいました。

ちなみに、篤臣くんは“嫁”を受け入れております。あっぱれ。
それから、鈴村くん、本当に痛そうでした。お疲れ様…

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お花屋さんに救急箱 小説

椹野道流  黒沢要 

思いの深さに時間は関係ないのです

今回は元ミュージシャンで現在は病院前の花屋の店主と
攻様に口説かれてお試し恋人中のリハビリ医のお話。

攻様の過去の思い人の出現により
やっと受様が攻様への思いを認めて恋人同士になるまでと
弟カプの馴れ初め編、4人のコラボな一コマを収録。

前作『お医者さんにガーベラ』で
お試し恋人になった受様と攻様。

もともと受様は
医師として早朝から夜まで働きづくめで
休日は寝て過ご…

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夜の乱入者 小説

椹野道流  琥狗ハヤテ 

想定内でした。

人が苦手のひきこもり小説家が
家に転がり込んだ黒猫と
愛し合うようになるお話なんですけども・・・

この猫!人型になりますw

昼は猫。
夜はケモミミ関西弁全裸男。
という攻めwww

トラウマを抱えた小説家ですから
猫が人間の姿になるということへの受け入れは
意外なほどすんなりでしたね。
ぬくもりや快楽を与えられたのもはじめてだから
わりとなし崩し的な感じがしないでも…

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お花屋さんに救急箱 小説

椹野道流  黒沢要 

兄弟して意地っ張り

「お医者さんにガーベラ」の続編です。
全てが弟君のお話なのかと思っていたら、表題作はお兄ちゃんのお話でした。

表題作は、大野木甫先生のお試し恋人・九条くんのところへ、かつてのバンド仲間であり片想いの相手だった冬洲が現れたものだから、“年長者”としてあれこれ思い悩む先生のお話です。

プライドが高く意地っ張りで、超がつくほど真面目で四角四面な先生と、世話を焼くのは大好きだけど焼かれるのに…

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妖魔なオレ様と下僕な僕 3 小説

椹野道流  唯月一 

初の海外出張編

妖魔司野の営む骨董屋、忘暁堂にある日金髪のエグゼクティブな男性が現れた。
彼の目的は司野の裏家業である「憑き物落とし」の依頼だった。
しかもその対象となる「家」があるのはなんとイギリス?!
司野のお食事兼下僕の正路も当然同行することになり……

シリーズ初の海外出張編です。
奇談シリーズでもイギリスには来ていたけれど、この二人はこの二人で別の味わいで楽しい。
でも敏生にしても正路にし…

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妖魔なオレ様と下僕な僕 2 小説

椹野道流  唯月一 

ちょこっと前進のシリーズ二冊目

骨董屋を営む超美形妖魔の司野と、いろいろあって彼の下僕になってしまった正路。
命の恩人でもあり、ご主人様でもある司野のため、霊力を高める修行をしつつ、時には食事として身体を差し出す毎日だ。
無愛想すぎる店主のせいか、客足の少ない忘暁堂だったが、「かっこいい店員がいる。ラッキーアイテムが買える」と最近女子高生を中心にちょっとした人気になっていた。
そんなある日一人の女性記者が司野に取材を申し出…

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茨木さんと京橋君(2) 小説

椹野道流  草間さかえ 

些細な深いすれ違い

友人から恋人へ。
お互いの気持ちを確かめあった売店店長代理の茨木と、耳鼻咽喉科医師の京橋。
甘い時間を過ごす二人だったが、京橋には気になることがあった。
自分を際限なく甘やかそうとする茨木が、ほとんど自分の内面を語ろうとしないこと。
小さな違和感はやがて大きな溝となり……?

メガネメガネ!!
メガネを外しても丁寧語でSっ気のある茨木さんにはあいかわらずときめきます。
不器用なせい…

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