椹野道流さんのレビュー一覧

楢崎先生とまんじ君 2(表題作 それなりに平穏な日々) 小説

椹野道流  草間さかえ 

どっちもどっちのいいコンビ

一目惚れの末、泣き落としで楢崎先生のマンションで暮らすことにあったまんじくん。
一緒に暮らして、家事労働にいそしむ毎日だけど今だ二人の関係は「恋人」ではない。
それでもなんとか楢崎先生に必要とされたくて奮闘するまんじくんだったが、ある日珍しく出席した飲み会で携帯電話を紛失してしまった。これじゃあ先生に連絡がとれない。焦るまんじくんにさらなる不幸が降りかかり……

亭主関白で時々自分勝手な楢…

0

働くおにいさん日誌 小説

椹野道流  黒沢要 

交換日記風ブログ

本作は出版元レーベルのHP企画で
椹野さんがほぼ毎日更新していた
「働くおにいさんブログ」を大幅に加筆修正して
書き下ろしの短編をつけてまとめた1冊になります。

最初は約1年間分、
『お医者さんにガーベラ』『お花屋さんに救急箱』の
2組のカプ4人がそれぞれの視線で
日常のあれこれをブログにアップするという形で
進んでいきます。

形式が形式なので絡み場面は全く有りませんが

1

宵霞奇談 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

見えてきた微かな糸口

本シリーズは人気のミステリー小説家にして裏の術師と
蔦の精霊の血を引く攻様の助手のお話です。

かつて攻様の父の罠にはまった彼らの師匠が
見つけた欠片を元に父の過去に迫るお話になります。

前巻でやっと
父に繋がる人物を見つけながらも父に邪魔され
攻様が入手できたのは
奇妙なメッセージを隠した小さな油絵だけでした。

攻様は父からの反撃に備えつつ
新たな試みとしてエッセイを…

1
非BL作品

泣赤子奇談 非BL 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

ポルターガイスト的な・・・

 表紙の敏生が女の子みたいでかわいい。2巻はというと、高校で起こる怪異。理科室でいないはずの赤子の声が・・・
 敏生は、組織から依頼された仕事を森を介さず承諾してしまう。それを聞いて呆れた森だが、引き受けてしまったからにはと、高校への潜入作戦を決行する。森は先生、敏生は学生役。若干コスプレ。
 美貌の森は女生徒から人気。敏生は童顔ゆえあまり違和感なく学生生活に溶け込みながら、情報を集め、腹を刺…

0
非BL作品

人買奇談 非BL 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

奇談シリーズ第一作目!

以前から、ちらちらと気になっていた作品。
ミステリー作家兼、裏家業では霊障の類の解決を生業とする天本森×人間と木の精霊のハーフの琴平敏生の織り成すオカルトロマンww
敏生は小さいうちに精霊の母と離れ離れになり、家庭を顧みようとしなかった父のそばで寂しく過ごすことわずか、全寮制の学校に入らされ、久々に帰ると新しい義母と妹が、という辛い生い立ちを背負っています。
・・・雨が降る中、路肩に座り込ん…

0

きみのハートに効くサプリ 小説

椹野道流  草間さかえ 

なんということでしょう

製薬会社に勤める研究院、透は新しいサプリメントの開発に行き詰まっていた。
他社が成功を収めている体をあたためるサプリへの参入。
なかなか訪れないアイデアに頭を抱える透は、ある日カレーの移動販売車に出会う。
気まぐれで食べてみたカレーの味と、店主の芹沢の人柄に惹かれ通うようになる透だったが、ある日プラーべートで彼と食事に行ったことから、いつのも悪癖が顔を出してしまい……

ああ、椹野さんら…

1

お花屋さんに救急箱 小説

椹野道流  黒沢要 

ほんわか

全体的にほんわかとした、可愛らしいお話でした。

表題作は、お試し中の恋人、大野木(受)と九条(攻)のもとに、九条の昔の想い人・冬洲がやってきてどうしましょうというお話。
こちらはちょっと、冬洲の諦めが良さすぎるかなぁ?とも思ったんですが、2人がラブラブになるにはさほど重要じゃないのかなぁということでとりあえず納得。
2人のエチシーンは攻め様の九条が萌えました…。
丁寧なエロさ。ツボでし…

1

働くおにいさん日誌 小説

椹野道流  黒沢要 

濡れ場一切なし!ほんわかBL

最初はブログに書かれたおにいさんたちの日記で物語が進んで行きます。
慣れるまでは読みづらかったのですが、たまにはこういった形式もいいなぁと思いました。

物語中、濡れ場は一切ありませんでした。
それはちょっぴり残念でしたが、あとがきで作者様が言っていたように、物語中のキーワード(笑)から妄想するのは楽しかったです。
九条の一言一言がなんだか意味深で、ときめきました。
濡れ場が一切ないと…

1

お医者さんにガーベラ 小説

椹野道流  黒沢要 

年下攻……だけど

自分にも他人にも厳しい医師の甫には溺愛している弟がいる。
その弟に最近恋人ができた。あろうことにそいつは男で、しかも甫の部下だった。
二人の仲を見せつけられ、ヤケ酒を飲んだ帰り泥酔した甫は路上で寝込んでいた所を病院に出入りしている花屋の青年に助けられる。
かいがいしく甫の世話をやく青年、九条は甫に「あなたを甘やかす権利を下さい」と不思議な要求をしてきて……

有能だけど不器用な医者×年下…

1

妖魔なオレ様と下僕な僕 6 小説

椹野道流  唯月一 

ネコ耳俺様妖魔攻

色々あって骨董屋を営む妖魔、司野の下僕(兼恋人)として暮らしている受験生の正路。
そんな彼らの元に新年早々憑き物落としの依頼が舞い込んだ。
恐ろしい妖魔の描かれた掛け軸の中に取り込まれた女性を助け出すため、司野は絵の中に乗り込む。
今回は留守番を命じられた正路だったが、司野は三日経っても戻ってこなくて……

冒頭からいきなりラブラブというかいちゃいちゃというかぶっちゃけエロでびっくりした…

0
PAGE TOP