椹野道流さんのレビュー一覧

新婚旅行と旦那様の憂鬱(下) 小説

椹野道流  金ひかる 

意外とアッサリ解決

上巻は、これの前に読んでいたのが甘甘ベタベタな本だったからか、久しぶりにハル達を読んだからか、ラブは結構サッパリな印象で事件色が濃く感じられたんですが(でもヤることはヤってましたけど・笑)下巻はほのぼのと甘甘でしたね(^_^;)私がやっとハル達の世界に慣れたからかな?
事件は事件でどんどん進むし、ケンカっていうかすれ違いみたいのもありましたが、要所要所で甘い雰囲気を感じられて良かったです。
ウ…

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新婚旅行と旦那様の憂鬱(上) 小説

椹野道流  金ひかる 

下巻が楽しみ

これはもうラブよりも事件メインですね(笑)好きだからいいですけど。
ただ、ちょっと気になったのは、(この小説の時代背景の細かいとこまではわかんないですけど)使われてる言葉がそぐわないんじゃないかと思える場面がいくつかありました。
前もこんなだったかなぁ?前作は結構前に読んだもので記憶が曖昧なんですが…。『荼毘に付す』って完璧仏教用語ですよね…。『マジで?』や『ムカつく』も、電話や車のない時代に…

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右手にメス、左手に花束(2) 君の体温、僕の心音 小説

椹野道流  加地佳鹿 

始まりが始まりだし

結局のところ、このカップルってラブラブなんですよね。
勝手にやってくれ!的な(苦笑)
分かりやすい疑惑、ライバル、フォローしてくれる友人
周りの人間のほうがよっぽどこの二人を分かっているという・・・。

それにしても何なんでしょうか?攻の江南は前作の強姦に続き、
今回は暴力?大学入学以前の彼について書かれていないのですが
何か心に抱えてる人?と思わずにいれないほど酷い。
10年の想…

3

右手にメス、左手に花束 小説

椹野道流  加地佳鹿 

モデルがいるとは!

初版が2000年ということで13年前の作品と読んだ後に確認しましたが
読んでいて違和感は感じませんので、古い作品だからと躊躇されることはないと
思います。ただ、イラストは古い感じがありますが私は嫌いじゃない系統でした。

内容としては、皆さんもかかれていますが強姦・・・。
ここまでの強姦は初めて読んだかもしれません。
受の篤臣は嘔吐してしまいますし・・・。
行為自体は許されることでは…

5

くろねこ屋歳時記 弐の巻 小説

椹野道流  夏目くも(くも) 

いや、まったくもって

酸いも甘いも混ぜ込んで三冊に渡り語られた
くろねこ屋にまつわる講釈が実に見事な大団円を
織り成してお仕舞いでございます。
評者は大概BL小説の登場人物には隣人になって
欲しくないと怖気づく方なんでございますが、
くろねこ屋の面々とその周辺の人達がご近所さんなら
どれだけ世間が明るくなるだろう、などと不埒にも
本を紐解きながらついついと考えておりました。
それだけ暖かい読後感だったと…

6

くろねこ屋歳時記 弐の巻 小説

椹野道流  夏目くも(くも) 

和むストーリーの続編

先に発売されたコミックスと同じタイトルだけど、壱の巻小説版の続編。
またあの独自の和む時間と空間が味わえる作品です。

あのくろねこ屋のある意味個性的な面々が再び登場、前回店長が好きなのに
その店長にはオーナがいて、片思いの苦しさ切なさをもどこか楽しんでいるのかと
思っていた副店長のシロタエとそのシロタエにしょっちゅう苛められているコックの
アマリネの二人のお話から始まる続編だと思った…

3

くろねこ屋歳時記 弐の巻 小説

椹野道流  夏目くも(くも) 

幸せがいっぱい

アンティーク雑貨と喫茶のお店『くろねこ屋』
四季を通してのそこの人々の様子を描いた本作は、とんでもない出来事があるわけではないけれど、日々すぎていく日常のあれこれだけで充分に幸せが伝わってくる。
今回も、彼等の気持ちににんまりしてしまった。

一番目をひいたのは、厨房担当のアマリネと副店長のシロタエ。
店長のヒイラギがずっと学生の頃から好きだったのに、まるで顔を合わせればケンケっぽい仲の…

5

くろねこ屋歳時記(クロニクル) コミック

夏目くも(くも)  椹野道流 

日々是好日。

先に小説版の方を読んで、気になって購入。

くろねこ屋とは、オーナーの趣味でやってるような洋館カフェ。
そこに出入りする日比歴神社の宮司・鹿郎×s酒屋の出戻り息子・大介のカップルや、くろねこ屋と地続きのオーナー宅(純日本風家屋)の庭を見学に来た悟史×出入り植木職人の一人・陽平のカップルなど、くろねこ屋を軸に様々な恋模様を描いた連作集。
恋人たちの日々のエピソードも、独特な雰囲気が感じられる…

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非BL作品

暁天の星 鬼籍通覧 1 非BL 小説

椹野道流  山田ユギ 

ホモじゃないよー

一応ノーマル本。
やろうと思えばホモにもできたけど、しないかんじ。

ヒロインの女の子が、ミチルとゆー名前で、冷静になったら時分の名前をつける作家って一帯…。と、おもう。

解剖の描写はこの人ならでわ!とは、言ってもやりすぎの領域で、面白さより書きたさが出てる。あやつじゆきとのがんきゅうきたんなみに書いてくるので、やや主旨がずれる。
普通ならキャラクターたちがきゃーきゃーいうけど、リア…

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プラチナBOX2011 グッズ

ここに続きがn[g

こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。
他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。

※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。


■いとう由貴「誘い」より


『happy happy day』


前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。

弟...

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