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3/3(合計:29件)
天音友希 檜原まり子
久江羽
アラブものは基本読まない私なのですが、檜原さんの原作付きということで読んでみました。予想以上に面白かったです。(特に表題作。) 発表された順に収録されています。 【砂漠に飼われて】 競馬用の馬の牧場で厩務員をしている駿がアラブの王子様に馬ごと買われちゃうお話です。 これはどう考えても、金に飽かして好きにされちゃったあとに、ほだされちゃったというよくあるお話なので、いまひとつ納得できない…
しらき蓮
砂漠の豪華リゾートで、諜報活動していた美貌の日本人士官。任務中に捕らわれ、砂漠の族長と再開。取引条件に「三日間自分のものになれ」と迫られ、仕方なく応じる、日本人士官の明石。 お決まり定番の砂漠ものですが、やっぱり面白いです。BL=アラブの図式ができあがってますが、不思議と読む度、新鮮味を感じる事ができます。 原作の檜原まり子さんの小説って、残念な事に読んだことがありません(>_&…
檜原まり子 今市子
satoki
精神分析の祖と言われる、ジークムント・フロイト。 彼は医学生フェリックスの敬愛する師匠だ。 悩める人の心を救い、時には先進的すぎる理論で周囲を驚かせる先生は、時には謎を解明する名探偵にもなる…… フロイト博士と彼の弟子が活躍する歴史ファンタジー。 みんながフロイト先生を大好きすぎて楽しかったです。 特に物語の語り手で、弟子のフェリックスの先生への世話焼きっぷりはすごかった。 お金が…
檜原まり子 水貴はすの
あけみ
ネタバレ
この本を手に取ったとき「へぇ~、檜原さんが砂漠ものかぁ~、珍しいなぁ」と思ったら案の定、あとがきに「世間よりだいぶ遅れて」とあるので、そうたくさん書かれているわけじゃなかったようです。 檜原さんが砂漠ものを書かれると、そうか、ちょっとコミカルになっちゃうのね~と思っちゃいました。 だってね、2つお話が入ってて、サブタイトルが『アキバ編』って、なんじゃこれ? でしたよ。砂漠ものなのになぜにアキバ…
檜原まり子 桜遼
六本木のパブに勤める日系ペルー人のホアン。 家族と恋人をテロで失った過去を持つ彼には、見たものは忘れることがないという驚異的な記憶力の持ち主だ。 それを生かすでもなく、猥雑な街に埋もれるように暮らす彼はある夜怪我をした友人の付き添いで訪れた診療所で、医者の真木と出会う。 謎めいた不思議な魅力を持つ真木に急速に惹かれていくホアンだったが…… 番号が付いていないからてっきり一冊完結だと思っ…
檜原まり子 祐也
M
幼い頃からの憧れの相手でもあった上司との辛い不倫から逃げるために、大学病院を辞めて船医に応募した野間瑞人。 そんな野間が急遽乗り込んだ船には、金髪碧眼だが、口の悪い船長・喜屋武譲次がいた。 野間が乗り込んだ船は、世界一周へと旅立って行くが、野間はおいてきた恋を完全に断ち切ることができず、仲間であるクルーと関係を持ってしまう。野間にとっては、抱かれている瞬間だけが辛い現実を忘れ、甘い夢…
檜原まり子 ほづみ音衣
もこ
戦後すぐのお話ですね。あんまりこういう時代的な作品っていうのもものめずらしいのでいいのではないでしょうかね。 話としましては、終戦・敗戦により、身分制度が無くなった。 だから、春臣も華族という身分を失ってしまうことになったのね。 家も別荘も売りに出しても残るのは借金ばかり。 そこにやってきたのが、日系アメリカ人の功(つとむ)。病弱な母親を抱える春臣は、小さな小屋に、母と姉を住まわせて欲…
える5
外務省勤務の受は、攻であるアラブ王子の接待を任命される。上司から、オリンピック招致にキーパーソンとなる攻に取り入って欲しいと頼まれ機会をうかがうが、そこに攻からとんでもない命令が! 本当にアラブものは色んな切り口を見せるなと感心する(笑) 話は、日本にアラブ王子がやってくる「アキバ編」と、アラブ現地での「砂漠編」と2部に分かれている。 オタクぶりが受である一般人の目から見られていて、それがお…
小春
両親と死別した高校生の七生は、伯父夫婦のもとで育てられていた。しかし、伯父の会社の株を買い占めた男が現れ、社長の座を守ることと引き替えに、七生はその男に売られてしまう。 その男・・・海渡はかつてな並みの母の家の使用にで、彼女の恋人でもあった。母に捨てられた復讐心を抱えてのし上がった海渡は、死んだ彼女の代わりに、七生を傷つけてやるというが・・・。 以上出版社あらすじより 作者自らあとが…