國沢智さんのレビュー一覧

焦れ舞う薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

過酷な運命はまだ続く。

身分違いの禁断の恋。
それを貫くために女王から逃れ逃避行を続けているルイと紲。

そりゃ逃げ続けるのは無理だろうな、とは思っていました。
でもまさかこんな展開が待っているとは。
おめでとうございます!でいいのかな…?

めでたいことだとは思うけれど、これでまた心配のタネが増えたというか…過酷な運命をたどらせるんですねぇ、犬飼さん。と思わずつぶやき。

妊娠・出産ものは苦手分野に入…

0

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

重く深い作品

まるごと一冊がひとつのストーリー。

作品は、現在の状況と過去を交互に読んでいくような
進み方となっています。

痛いお話でした。
決して悪い作品という意味では無く、まさに「趣味ではない」
という印象。
というのも、自分自身、現在はどっぷり甘々が好みとなっているため
愛の深さは十分感じられたのですが
それでもやっぱり・・・苦しいなぁ辛いなぁ、と思いながら読んでしまったので
G…

2

リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

男前×男前=どっちがヤる?

男前受け、ステキな言葉です。最近になって私は男前受けが大好物であると自覚しました。
このシリーズは、ちるちる内の答姐トピを拝見してムラムラと読んでみたい気が沸いたのですね、早速まとめてゲットしたのは五月でしたか。(どうでもいいですね)
さて、男前受けにかけては今シリーズの受け、河東一馬はかなりのものです。
河東のイメージは正にこの表紙のまんまです、因みにバラを後ろ手にしてるのが攻めの、神宮。…

3

エンジェル 小説

いおかいつき  國沢智 

精神的にはすごく素敵な攻×攻

なんちゃって攻×攻シリーズ、第11巻。
いつかリバってくれることを信じて(?)読み続けていますが、もう攻受固定のまま安定期に入りつつある二人です。

神宮(攻め)と一馬(受け)は、神宮と同じ大学出身の研究室助手・涌井と知り合う。
同時期に、一馬は警察学校の同期・一ノ宮と再会。彼に頼まれ、連続中毒死事件を独自に調べ始めるが…。

このシリーズ、正直もう攻×攻を売りにするのは無理があるほど…

4

スプレイ 小説

いおかいつき  國沢智 

評価は主人公カップルへの愛

「スプレイ」の感想です。

事件のオチはまたそれかという感じですが、主人公二人の掛け合いは相変わらず好きです。

というかもうそれだけのために読んでるといっても過言ではないですね。事件の内容に関してはまったく期待してないです。

桂木が意外に出番多くて最早レギュラーキャラですね。結構役に立ってますし。好きです彼。いつか彼が主人公の番外編出ないかなあ。個人的にはどろどろに甘やかしてくれる…

0

美獣とケダモノ 小説

中原一也  國沢智 

このエロがっぱ!!

 「このエロがっぱ!」
 罵詈雑言にもいろいろあれど、中でもこれってかなりとんがってて素敵ですよね。そんな台詞をかりにも憎からず思っている相手に対して吐いてしまう男。「どの口が言うか!?」とつらつらその顔を見返せば、「真冬の澄んだ夜気」にもたとえられる冷たく冴えた美貌のバーテンダー。ヤバイです。こらえ性のない野郎ならそれだけで危うくイっちゃいそうです。

 そんな超絶毒舌美人・阿立(29)の…

4

雨の下の君に捧ぐ 小説

千地イチ  國沢智 

仕事も恋も丁度良い

この作者様の作品を読むのは2冊目だったか…前回の作品はいまひとつだったのですが、こちらは気に入りました!

二戸島の目線で話は進むのですが、すばるの心情が少し透けて読めるのが良いです。わざとらし程はっきりじゃないのが良い感じです。

すばるが、二戸島の前だけでは、二戸島の知っている高校時代のすばるに戻るという単純なものじゃないのも気に入りました。

二戸島が、すばるとの関係だけでなく、…

4

裏切りの薔薇 小説

犬飼のの  國沢智 

憎悪が燃え上がるハードなどシリアス!!

上手い!と思わず唸ってしまう、さすが犬飼先生の作品。
5年前の作品の新装丁版とのことでした。
攻めが受けの王子様のことをすぐ好きになって無理矢理手に入れようとして。。といういわゆる王道物とは違って、ストーリーに重みがありました。
それ故、どシリアスで、思いが通じ合うまで、攻めが鬼過ぎて、裏切られた受けの思いを考えると、カナリ可哀想です。。
攻めが受けに暴力を振るうシーンもあるので、苦手な人…

6

華狩り~捕食者と夜の蝶 小説

本庄咲貴  國沢智 

エロエロで攻める内容かと思いきや…

ラヴァース文庫GREEDで出版された他小説のイメージからエロエロで攻める内容かと思いきや、サスペンスを主軸としたシリアスな中身だった。

人気ホストの志遠は偶然に暴力団の裏取引を目撃した為に殺されそうになったところに、彼らと癒着している刑事の石神に出会う。
その場で陵辱されてしまうのだが、石神が弱みを握ったと既成事実を作った事で逆に志遠の身を守る形になっていると気が付いた時に、かつて尊敬して…

4

砕け散る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

当て馬の方がお気に入り

犬飼さんのファンタジー系のシリーズ作品の一作目です。
視点は三人称で、章でハッキリ攻め受けにわかれています。
個人的には大歓迎なタイプです。

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受けの紲は調香師で、実は100歳を迎える淫魔。
淫魔ゆえに精液摂取が必要不可欠なため、蒼馬の番として共に生活しています。
淫魔は貴族悪魔にとっては性奴隷として喜ばれ、人間には無闇矢鱈に劣情を誘って…

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