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13/37(合計:363件)
中原一也 國沢智
M+M
ネタバレ
中原先生の作品はもともと好きなのですが、今回はまずタイトルにどうした?!と驚いて、表紙イラストでぐわっと掴まれました。 腕時計、スーツ、たばこ、といういかにも働くオヤジの背中に羽根というのが良かったです。あと小説で主人公のみの表紙って自分には珍しかったので。挿し絵では、メガネをかけた阿久津と弁当持ちの犬山が好きです。 こんなイケメンオヤジがどうしてDTに?!と思っていたら、妖精にはなり…
いおかいつき 國沢智
渋茶
攻め受け攻防戦はとっくに決着がついているのに、一馬の諦めの悪さは相変わらずなシリーズ13冊目。 今回は、怪盗X(エックス)こと、通称ジローさんが新登場、なんですが…。 このジローさんに関してはまだ顔見せ的な感覚であるものの、今後に期待していいのかどうかは個人的には微妙だな…。 話のほうは、一馬が別の殺人事件を追う中で偶然接点を持ったジローさんにまで何故か興味を持たれ、神宮がいち早く警…
ぴんか
相変わらず三十七才をオヤジと言われると、多少抵抗を感じるのですが、 腰が痛くて夜にそうそう頑張れないとなると、オヤジの域なのかなと(笑) 多少くたびれた阿久津と、元気はつらつワンコの犬山。 好きな人を落とすなら、まず胃袋からと、 その見本のようにがっしりとホールドされていく阿久津。 でもそんなワンコで妄想暴走車で献身的な犬山が、 ひとたび目覚めるとすごいことになってしまうというギャ…
千地イチ 國沢智
わきの
千地先生の作品を読むのは、今作で3冊目。 3冊目にして、千地先生のカラーが何となく分かってきました。 人との繋がりや成長など、BLのラブだけでない部分を描くのがお上手だな〜と。 今作は、毎日楽しく暮らして将来の事をちゃんと考えてなかった美容師の成長物語でした。 二戸島はバカだけど、根が素直だから皆に可愛がられるタイプ。 すばるの二重人格っぷりが少々苦手だったので、二戸島のバカさ(でも…
犬飼のの 國沢智
初っ端からBLの主人公らしからぬ冷めた態度と展開で、 前半はとことんハードボイルド。 新装版で暴力描写を削ったとありましたが、 あれだけ痛そうで、一体旧版はどんだけだったのかと…… そんな前半のハードボイルドな展開を裏切る、 後半の甘々さ。 振り幅にちょっとびっくり。 前半の展開にどうなるのかとハラハラしたのに、 後半の甘々さに違う小説を読んでいるような気分に。 まぁBL…
ツッコミどころは多々ありますが、上手くまとまってするりと読んでしまえました。 元々、ミステリーばかり読んでいたので、こういう謎解きものといいますか、 探偵ものは好きなのですが、犯人探しも宝探しもいまいち盛り上がりに欠けるかと。 BL的にもラブに物足りなさを感じるというか…… 朝陽が安藤に惹かれるのはなんとなくわからないでもないのですが、 安藤が初対面の朝陽を、っていうのはちょっと強引かな…
fandesu
電子書籍で読了。挿絵有り。国沢さんの絵を見るのは久しぶりですが、こんなにくせのある絵でしたっけ?電子だと見え方が違うような気がします。 受けの阿立は、日常では辛辣なのにベッドでは「奪われたい・従いたい・喰われたい」という人。だから男鹿(『男鹿』ってすごい名前だよね。雄の鹿。たしか鹿の角って精力剤じゃなかったっけ?)をケダモノに変えるために図る策略がコメディベースでくり広げられます。 このお…
確かに、ちょっとインパクトというか、ドラマチックさに欠けるかなと思いつつ、 最後までテンポよく読めてしまった。 ひとえに主人公二人の魅力によるもの。 何事にも動じず、一人で生きてきた綾木と、 何事にも執着せずに、目立たないように生きていきたかった根津。 二人が惹かれあった動機がイマイチ薄いのですが、 違和感はなく。 ヤクザクサイ根津が、早々に綾木の尻に敷かれてしまうところが可…
雀影
お母ん系年下ワンコにガッツリ胃袋つかまれちゃって、ついついほだされて受け入れちゃった年上上司は、サラリーマンと妖精ハンターの二足の草鞋で忙しい。 先ずは、妖精ハンターってなんだよ!ってトンチキな設定の緩さがとっても夏向き。 あんまり難しいことは考えずに、胃袋方面からじわじわと落とされていくオジサンの葛藤を楽しめば充分。 とにかく、犬山が滔々と紡ぎだす妄想官能小説が楽しい。 そしてそれを…
義男さん。
BLにどんな形でもあれ、相手への想いを求める私にとって、このお話は、手下にやらせる(しかも途中抜け。やらせといて、好きなら最後まで見たら)から始まり、ちゃっかり、最後は自分も凌辱し、受け様も、あっさり、金庫の番号を吐くなど、なんだかな…の思いに、読み続けることが苦痛になりました。 理不尽な扱いを受けても、何故そこまでっていう受け様の攻め様に対するポジティブシンキングに、共感できず、変に直也を気遣…