和泉桂さんのレビュー一覧

花婿さん、お借りします 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

なんつーか、普通です。フツー・・・

2014年4月に刊行された「花嫁さん、お貸しします」に
続く第二弾です。
登場人物が繋がっているわけではないので、スピンオフとは
言いづらいのかもしれませんね。
前作の「花嫁さん、お貸しします」も既読でしたので、
「さて、どんな風に印象が変わるのだろう」と
楽しみにしていたのですが……

うーん、なんつーかですね、
「普通」です。
うん、それ以外なんか感想がないというか……

4

夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

清澗寺家文庫化の第2弾

リンクスロマンスから出ていた清澗寺家シリーズの文庫化第2弾。
1冊目の「この罪深き夜に」から読んでもいいですし、1話完結なのでこちらから読んでも問題ありません。

没落貴族清澗寺家の次男で色狂いと噂される和貴と穏和な好青年の同僚・深沢の物語。家を憎んでいる和貴は深沢の誠実さに苛立ち、彼を使って一族を滅ぼして罪悪感を与えようと、深沢を一族に迎え入れます。しかし深沢はただ穏和なだけの人物ではなく…

6

この罪深き夜に 小説

和泉桂  円陣闇丸 

文庫化で生まれ変わった作品

リンクスロマンスから新書で出ていた清澗寺家シリーズの文庫化第1弾。
内容は新書と変わらないので書きませんが、おおまかにいうと没落貴族の長男・国貴と誤解から引き離されていた幼なじみで使用人の遼一郎の物語。国貴がエリート軍人で遼一郎が反体制運動家なので立場の差と身分差が大きく二人の間に立ちはだかります。

大幅に加筆修正を行ったということでストーリーはそのままですが、文章がかなり読みやすくなって…

6

花婿さん、お借りします 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

失望しました

SNSにて著者本人が

・スランプを公言していた(受けスランプ作家と被る)
・とある男性声優の追っかけを遠回しに公言し、その方が演じるあらゆるキャラクターで二次創作を行っていた(俳優攻めと被る)
・インターネット配信を自ら行い視聴もしていた

これらのことから、著者本人とガチ恋男性声優をモデルにした夢小説を商業で出したようにしか見えませんでした。
著者の売りであるはずのエロやストーリ…

8

花婿さん、お借りします 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

10日間の新婚生活

新婚生活疑似体験、甘めなお話でした

前作品の「花嫁さん、お貸しします」の、リンク作品というのか?
そこまでリンクはしておらず
花嫁花婿レンタル会社の会社が同じということと
この会社の社長のお友達が今回の受け様、という程度なので
こちらだけでも十分に楽しめます

受け様は崖っぷち作家で純文学系の作家ですが、BL作品を描いてみよう!
だが、中途半端はダメだということで
疑似体験&…

3

花婿さん、お借りします 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

10日間の疑似結婚の行方

『花嫁さん、お貸しします』のスピンオフになります。でも、内容的には関連性がないので、この1冊だけでも全く問題ありません。今回も『花嫁・花婿レンタルサービス』から派遣された、花婿と客の疑似結婚の話です。
多少すれ違ったりすることもあったけど、2人が両思いなのが分かるので、安心して甘々な2人を堪能できます。

純文学作家の響は、売れないことを理由にBL小説を書くように編集に言われます。
ノンケ…

9

花婿さん、お借りします 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

甘~い×2!!

うわ~~~ぁ!!
和泉桂せんせの年下攻めが珍しく、購入しました。
私は、前作の【花嫁さん、お貸しします】は、未読なんですが、こちらだけでも全然読めます。

あらすじで書かれている名前が二人とも違うんですが、修正中みたいなので、変更されると思いますが・・・。
萩島響(受け)は、スランプ気味の作家で、担当編集にBLを書かないかと言われて、友達が経営する花嫁、花婿レンタル業で花婿さん、根古屋千…

6

群衆(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  水壬楓子 

「モブ姦」を初めて知りました

テーマは「モブ姦」、和泉桂さん・木原音瀬さん・水壬楓子さんの合同同人誌です。
好きな作家さんばかりだからと購入したのですが、私は「モブ姦」って何か知らなかったんですよね。読む前にググってみました。
……シーン…。
要するに、
モブ姦=一人が、群衆その他大勢によってたかって凌辱されること
らしいです。これは…、私にはハードルが高いのでは?

・木原音瀬さん「迷路」
一番読み応えがあっ…

9

キスが届かない 小説

和泉桂  あじみね朔生 

ちょっと不完全燃焼

「惜しい」と言わざるを得ない……。

 主人公は、吉野貴弘。
 彼はモデルのような見かけをしているが、証券アナリストで、若くして自分の事務所を持つ売れっ子だった。
 けれど、彼にはどうしても解決できない悩みがあった。
 それは「食事」だった。
「中途半端なものを食べるくらいなら、コンビニ食やジャンクフードの方がまし」と考えている吉野は、自分の事務所を開いた南青山で、まだ自分の口に合う料…

0

恋罪 小冊子付き限定版 小説

和泉桂  高永ひなこ 

恋という罪

10年ぶりの新刊で完結ですね。
もう商業誌では出ないと思っていたので発売を知ったときはびっくり、それもこんなに分厚くて冊子までついて。
CDの特典は読んだことがなかったのでうれしいです。
発売からしばらくたってファンになった作品や作家さんの過去作品の特典を入手できないのは残念なことですから、完成記念の謝恩という感じでしょうか。

非凡な才能の持ち主と付き合う透也の苦労が噴出した感じです。…

0
PAGE TOP