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19/54(合計:532件)
和泉桂 佐々成美
ふばば
ネタバレ
平安時代BL。 受けの狭霧は、左大臣の父が右大臣に張り合ってついた嘘のため、ずっと女の子として育てられてきた。 美しい姫だと噂を呼び、帝が入内を迫ってくる。そこに帝に対抗するための政略として、攻めの実親が忍んで来るのだが…… 当然体に触れれば狭霧が少年だということはわかってしまうのですが、実親は構わず陵辱……狭霧、可哀想。 実親側の言い分では、狭霧が男でも女でも美しいから自分のもの…
和泉桂 梨とりこ
マキヲ
不遜な二人の男の意地の張り合いが延々と続くお話です。大まかには四部ぐらいに分かれる感じですが、明確な部分けはなく、代わりに章だか節だか微妙な分量で番号が振られていてその間隔の時間の流れもまちまちなので、何だからダラダラと続いている印象を受けてしまい…正直疲れました。 架空の日本の明治~大正時代のような世界観と、ストイックさが溢れる序盤(おおよそ第一部)はドキドキしながら読んだのですが、桐谷が…
和泉桂 円陣闇丸
薄雲
これで完結かと思うと、読むのが勿体なくて中々手が付けられませんでしたが、誘惑には勝てずに大事にゆっくり読もうと本を開きました。 大事にゆっくり……ゆっくり噛みしめるように……だめだ、ゆっくりとか無理!! 結局続きが気になって、先が知りたくて一気読みしてしまいました。 序章は冬貴編。結婚前夜のお話でした。 そこから大きく分けて国貴編と和貴編で構成されています。 それも二編ともそこで区切…
ぺぷ氏
第1部のラストが余韻のある終わり方で好きだったので、第2部完結編が出ると知った時に正直蛇足になるのではないかと思っていました。 上巻を読んでの感想は、国貴と遼一郎の別れや和貴の誘拐など、定番ネタだけれども1つ1つの描写が濃いので退屈はしないといった感じ。 第1部でわりと吹っ切れたと思ってた和貴も、年齢を重ねるごとに感度が良くなりすぎて逆にコンプレックスということで、1周回ってちょっと笑って…
snowblack
壮大な一族絵巻の完結編、その後編。 明治から大正、昭和、そして戦後へ…… 長い苦難の果てに辿り着いた、それぞれの愛の行方、 タイトルの通り、まるで呪われたかのような一族の 光さすような結末が描かれた読みでのある一冊だった。 話は4つ。 『暁天の彼方に降る光』国貴編 1933年暮れ列車事故に巻き込まれて遼一郎を失った国貴。 駆けつけてくれたサラと共に、パリに向かうのだが…… …
和泉桂 蓮川愛
M+M
シリーズ1冊目。客同士の話です。 表題作&ショート、短編の2カップルの3作品が収録されています。 「佳人は愛で綻びる」 実紀(受け)、高階(攻め)の両方から語られます。 実紀は、会社へ融資してくれる条件のために、荻沼社長の愛人になることを決めます。恋愛に慣れた相手が良いという話だったので、高階(攻め)にレクチャーを頼みますが…という内容です。 練習相手に本気になってしまうのは王道です…
シリーズ2冊目ですが、単独で読んでも問題ありません。3冊目で主役になる江端×九條が良い感じで登場しています。 中編2作品とショートの3作品が収録されています。 充(受け)、都築(攻め)の両方の視点で進んでいくので、惹かれていく過程が分かりやすいです。 「雛鳥は愛で孵る」 充は、従兄弟の智のふりをして、作家の都築とベッドインします。充は一晩限りの関係だと思っていたのですが、その翌日、…
「佳人は愛で綻びる」「雛鳥は愛で孵る」に続くシリーズ3作品目です。 1作目「佳人は愛で綻びる」に収録されている「冷たい情熱」の続編「冷たい情熱2」が同時収録されているので、前作品を読んでいるに越したことはありません。読んでいなくてもなんとなーくカップルの雰囲気は分かりますが、表題作カップルの話にも、前作品の主要キャラが結構頻繁に登場するので、もやっとします。 表題作「雪華は愛で蕩ける」…
ポッチ
まさに昼ドラ、といったドロドロの『清澗寺家シリーズ』ですが、王道のすばらしさが満ち溢れたシリーズだなあといつも思いつつ拝見しています。その『清澗寺家シリーズ』の完結編ということで楽しみに待っていました。 遼一郎×国貴の国貴編。 個人的に『清澗寺家シリーズ』で一番好きなのは遼一郎×国貴のCPなのでこの二人に会えてテンションMAXになりました。 二人希望を胸にフランス・パリへと行きつくけ…
彌生
THE 清澗寺家シリーズ 前作から数年経ち、もう新作は出ないと思っていた清澗寺家シリーズですが、新作が出ると聞き喜んで購入しました。 BL大河と謳って遜色ない濃厚でどっしりとしたシリーズはこれまでのお話同様読み始めると止まらない内容となっています。 上巻と銘打ってあるままに、今回はお話が完全に下巻に続いています。 冬貴編の序章、国貴編、和貴編、ショートストーリーの道貴編で構成。 …