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19/40(合計:394件)
六青みつみ 花小蒔朔衣
あーちゃん2016
今頃評価してすいません。 ただあんまりにも好きで(ファンタジー、けなげ受け大好き) ど真ん中ストライクな作品でしたため、レビューしてしまいました。 年上忠実守り人的ないぶし銀と、小鳥が出てきます。 それがまたいい仕事してまして。 小鳥(初代)のシーンでは涙なくしては読めませんでした。 先生の安定した文章で、とっても読みやすかったです。 ただ後日談、もう少しほしかった。。。 何回も…
ayaayac
ネタバレ
既刊漫画の巻末おまけを集めた一冊。 漫画も小説も4~8ページのショートストーリーで、カップルにまとまった後の後日譚でいちゃいちゃしてたり、日常のなにげないシーンを切り取っていたり、その作品を知らないと何だかわからないけれど、好きな作品だと短くても読めただけで嬉しい。 『マザーズ・スピリット~その後の日常』 TV局の取材を受けるカルタカ、夫婦だとTV放映されそうになって慌てるリョウイチロー…
六青みつみ みずかねりょう
麗音
タイトルでわかる通り輪廻転生ものです。 雑誌掲載された短編『片思いの鎮魂歌』と書き下ろし長編の表題作で構成されています。 『片思いの鎮魂歌』 ・・・ 前世編 幼い頃から厳しい教育を受け感情が無駄なものだと教えられてきたカイエン。 世界を『侵食』から守る『星持ち』としての責務を果たすため強くあらねばならないと、他者にも自分にも厳しい孤独な美貌の公爵家当主。 物語の始まりからして親に叩か…
六青みつみ 白砂順
マキヲ
かなり江戸時代の日本に近い印象の時代劇ファンタジーです。 前半は貴哉がまさに傲岸不遜という感じで少々腹立たしく思いながら読んでいましたが、彼の態度とともに紫乃との関係も変化していき、紫乃が報われたようでホッとしました。しかし、その後、二転三転…。紫乃の哀しい運命と相まって切なかったです。 貴哉の立場を考えれば約束を守れない事情があるんだろうな、と普通なら思うところを、紫乃はそう思わない…
muccu
冒頭の(300年前の)カイエンとレイランドのお話がいきなりせつなくて、作品に引き込まれました。 大好きだったレイランドに誤解され亡くなったカイエン。 そしてカイエンの死後、自分が誤解からひどい言葉を投げかけてしまっていたことに気付いたレイランド。 そのレイランドが転生輪廻を繰り返しながら、かつて傷つけたカイエンを探します。 そして300年の時を経て、カインとスウェンという双子の少年…
六青みつみ 葛西リカコ
gamis
今回はまず、表紙に目を奪われてしまいました。 今までは必ず服は黒×白の組み合わせだったのですが、今回は両方白。 なんて綺麗なんでしょう…。 またまた今までとは異色のカップル。 騎士としてはイマイチ~なリオン。不器用でヘタレでどこか抜けていて。 身なりも気にしないしパッとしない。 歴代の騎士様たちが華々しかったので、新鮮。 そんなリオンをかいがいしくお世話するのは聖獣アル。 …
表紙から想像して、黒髪の少年は儚い美人系だと思っていたんだけれど。 美人だけど野生児でした(笑) 拾われた子供、キース。 大人の勝手で蔑まれ、そして欲望の的になり、人間不信に陥ってしまいます。 そんなキースが唯一と言っていいほど心を許しているのは、偶然見つけ手探りで育てた聖獣・フェンだけ。 帝国のことや聖獣のことなんていっさい知らずに育ってきたキースと、自分が何だったかを忘れてしまっ…
『贖罪の絆』の最後の最後、ワケアリとしてちょびっと登場した二人が今回の主役。 繭卵を発見した実直な騎士リグと、繭卵のときに奪われ偽りの相手と対の絆を結んでしまった聖獣カイエのお話です。 慈しみ大切にしていた繭卵を奪われたリグ。 執念ともいえる捜索の結果、ついにその聖獣と出会うのですが…奪われ偽りの絆を結んだカイエは主に虐げられ、とても辛いめにあっていました。 本当の主であるリグと離…
roseーlily
好きな作家さんが三人揃ったこの小冊子。 手に入らず読めなかったのですが。 最近読めるチャンスがあり、楽しく読ませていただきました。 今は『美しい彼』しか本編を読めていないので、取りあえず「かわいそうな彼」だけを読みました。 他は本編を読んでからのお楽しみです。 ※手に入らず読めなかった人の為に。 ここから、大ネタバレあらすじ書きます。 読む予定がある人は注意ですよ! ↓…
ヴァルとキリハの裏とも呼ぶべきこの『贖罪の絆』。 痛い。そして、哀しい。 何度も胸が苦しく、そしてやるせない気持ちになりました。 人の欲望はときに理(ことわり)を歪め、負の連鎖を生む。 読み終わって、この苦しみを一体誰にぶつけたら良いのかわからなくなりました。 皇帝?皇太子?ギル?でも、なんだか誰も責めることが出来ない。 リュセランだけでなくみんなが、哀しい運命に飲み込まれたのかも…