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秀香穂里 六芦かえで
ふばば
ネタバレ
秀香穂里先生のファンタジー、ふわふわ、kawaii系のお話。 本作は「攻め視点」。 主人公は新しく地域の神社の「神様」になった元人間・叶野。 いつもお参りしてくる可愛らしい青年・優弥が特に心に響き、優弥の願いをなんとしても叶えてやりたい!となっていく。 普通の人間が死んで地域の神社の神様になる、という世界観。 純な心の人間に忍び寄るカルト集団。 神様と人間の恋模様。 大きくこ…
てんてん
本品は『星見の皇子とかりそめの狐妻』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、二ノ宮が蹴鞠をするお話です。 行親が内裏から戻ると 庭の松の下で星見の宮が白い丸いものを 蹴り上げていました。 蹴鞠は若い殿上人が好む遊びですが 行親は遠くから見た事しかなく 彼が蹴鞠をしている姿を見るのは初めてて 行親は高覧から身を乗り出しました。 星の観察以外には何事も…
魚形青 六芦かえで
今回は帝の異母弟の二の宮と半妖の陰陽師のお話です。 半妖てせある受様が攻様との出会いで ありのままに生きる幸せを掴むまで。 受様は陰陽師になったばかりの下っ端ながら 陰陽助である父の名代として 帝の住まう清涼殿の禊祓を行います。 夜な夜な熱に苦しむ帝を快癒させるため 内裏に留まるあやかしを祓うものでしたが 生来様々な気の見える受様には さほど難しくはありません。 …
茶々丸53
陰陽師として帝に気に入られた行親は宮中の人々からは嫉妬され揶揄され、原因である父からも疎まれていて気の毒。好感を持った星見の宮からもきつい態度をとられいて、どうにもならない閉塞感が辛かった。 狐のあやかしとして星見の宮に認められ愛されたのは嬉しかったけど、星見の宮の鈍感さや行親としての立場の危うさにハラハラ。あやかしとの対決はホラーでした、怖かった。星見の宮を心配して体を張って助けた行親に拍手。…
あーちゃん2016
めっちゃ可愛かったので萌にしました。ええええー?!と思うんですけど、小狐たちには良いらしい(笑) ++ 陰陽寮での勤めを終えて一条の邸に戻ってみたら、庭に蹴鞠を楽しむ星見の宮の姿。上手だなあと見ていたのですが、蹴っている白い鞠から見えたのは、しっぽ。 なんと笹丸が蹴鞠に変身していたのですが、曰く「ぽーんと上がるのもおっこちるときもたのしい」とのこと。 他の子狐たちも「ぼくもはや…
六芦かえで先生の挿絵好きなので購入。めちゃ平安時代を感じて嬉しかったですが、恋におちる過程が少しピンとこなかったので萌にしました。平安時代の雰囲気がお好きな方でしたらオススメしたいです。本編230頁ほど+あとがき。 代々陰陽師として仕えている安倍家で、あやかしの母から生まれた行親(ゆきちか)。人の姿を取り、帝の近くの穢れを祓い清め、帝に大変気に入られています。ある夜、大変力強い清らかな気を持…
小中大豆 六芦かえで
fandesu
小中さんのキャラクターへの愛を感じたんですよね。 『本当の大正時代だと、それ以降が暗い時代になってしまうので』という様な事があとがきにありまして、作中人物をも大切にしていくんだなぁ、と激しく好感を持っちゃいました。 恋愛と言うよりは、家族愛に近いもののお話なのだと思います。 主要登場人物の4人すべてが両親を亡くしています。 子ども組(龍郎と凛太、珠希)は周りの大人にも恵まれない。 大…
kurinn
本編でも凛太と珠希の二人が可愛くて、ほっこりさせて貰うシーンが何度もありました。 この二人が成長した続編を書いて欲しいと思った程です。 そして、こちらのコミコミさんの特典ペーパーでは、恋人同士になった政隆と龍郎の逢瀬に子どもたちが勘付いてしまうという、何ともハラハラするお話でした。 二人は龍郎が部屋を抜け出すのは、政隆とこっそり美味しいものを食べていると思い込んでしまうんです。そして…
小中大豆先生の作品が大好きなので迷わず購入です。 こんなに短期間に何冊も出しているのに、ひとつひとつの作品が違っていて面白いのは流石でした。 今回はファンタジー要素が無く、なんちゃって大正時代風のお話になっていました。 受けの龍郎と弟の凛太の境遇は悲しいものがありましたが、二人の逞しく生きる姿が眩しくもありました。 珠希が住んでいた隠居屋の女中問題、珠希と伯父である政隆の交…
本品は『旦那様と甘やか子守り浪漫譚』の コミコミスタジオ特典ペーパーです。 本編後、子供達が大人の秘密を暴こうとするお話です。 珠希と凜太は毎夜、大人達より早くに寝かしつけられます。 それが凜太には少々不満ですが 珠希が床に就いたのを見届け、 隣の部屋のふかふかのベットにもぐりこむと 自然とまぶたが重くなって眠ってしまいます。 兄の龍郎は凜太と一緒に横になるものの …