六芦かえでさんのレビュー一覧

その恋、百万ドル 小説

坂井朱生  六芦かえで 

おバカすぎる箱入り息子

ん~なんで私はこの本買ったんだろ?って思っちゃうストーリーでした。
単に受が私のシュミじゃないってのもあるかもしれないですけど...
イラストからもだいたい予想できるカップリングにも関わらず、
懲りずにこの手の設定に手を出しちゃいました。
何がしんどいかって、とにかく無駄にページ数が多い!
あまりストーリー上、意味のないことにページ数を使い過ぎかと...
あと、バカを越えて痛いぐらいの…

0

半熟恋愛レシピ 小説

藤森ちひろ  六芦かえで 

人間も拾うモノ?!

今回は派手な服装で強面のコンサルティング会社社長と
祖母の死とバイト先の倒産で途方に暮れる苦学生のお話。

二人の出会いからまとまるまでの本編と
攻様の交友関係を巡ってひと波乱の後日談を収録。

受様は両親を早くに亡くし、
祖母と2人で貧乏でも幸せに暮らしをしていましたが、
祖母が脳卒中で倒れて帰らぬ人となって、
一人ぼっちになってしまいます。

その上、
祖母の入院や葬儀…

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半熟恋愛レシピ 小説

藤森ちひろ  六芦かえで 

甘えて欲しい攻めvs甘えない受け

人の好意に甘えずに自立しようとするしっかり者の朋実と、そんな朋実に甘えまくって欲しい江上の可愛いすれ違いに萌えw

江上は朋実の可愛さに暴走しちゃったりする前に「好きです。付き合ってください」って素直に言っちゃえばいいのにwと思いながら読みました。
年の差カップルにありがちな甘やかされて流されるだけの受けじゃなく、借りたお金をきっちり返そうと努力する朋実の真面目なところがすごくよかった。

1

恋愛未経験。 小説

黒崎あつし  六芦かえで 

もっとがんばって、社長!

勘違いから一夜限りのつもりで夜を共にした相手が実は就職先の社長の内海で、勘違いから生まれた誤解で新人社員の直己は愛人扱いされてしまう――。
セレブ社長に服を仕立ててもらって高級レストランでデート、なんてお約束満載なんですが、それは恋人としてではなく愛人として…というのが切ないです。

直己は誤解を解こうとがんばるけど内海は信じてくれなくて、自分の心を精一杯素直に伝える直己の言葉をようやく信じ…

2

大好きなんです 小説

吉田ナツ  六芦かえで 

神と萌えの中間くらい

吉田ナツさん二冊目なんですが、完全にハマりました。
面白いー!
花嫁ものっぽい表紙もコスプレエッチも私の萌えポイントからズレてるんですが、そんなのまったく関係なかったです。

オタクでノーマルの後輩(受け)と、イケメンでバイの先輩(攻め)の話。
主役は先輩のほうです。最初は好みのタイプだからと軽い気持ちで声をかけたものの、後輩くんのほうが脈なしと分かって、友人関係へとシフトチェンジする。でも、親し…

1

半熟恋愛レシピ 小説

藤森ちひろ  六芦かえで 

捨てる神あれば拾う神有り。

あらすじ紹介にもあるように初っ端から連続しての不運に、今までのいろんな出来事達も重なり思い出して「生れてこないほうがよかったのかな」と心内で呟く朋実。
いや、そこまで思わなくっても!突っ込みを入れるものの、そこまで不運が続けば瞬間的にも思ってしまうのは仕方がないのかも?
これを自分の身に置き換えると…がっくり項垂れて膝をつくかもしれないなぁ。

途方に暮れていた朋実に声を掛けご飯を食べさせ…

2

愛をなぞるマリアージュ 小説

柊平ハルモ  六芦かえで 

変わらない存在を求めて

今回は受様の父の出奔で分家から養子入った本家当主と
叔母夫婦の世話になっている農学部奨学生のお話です。

受様視点で出会いから結ばれる迄の本編と、
攻様視点で2人のその後を収録。

受様の父は由緒有る旧家の跡取りでしたが、
臨時の手伝いだった大学生の母と恋に落ち
受様を授かった2人は駆け落ちします。

しかし乳飲み子の受様と母は
慣れない生活に飽いた父に早々に捨られ、
そ…

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fragile つたない恋のゆくえ番外編 グッズ

本編終了後の甘いやりとり

本編終了直後、というかその日の夜ぐらいの話です。
直人には尊敬してやまない、才能ある上司・市村がおりまして。この市村は本編でもちょこちょこ出てきては直人に優しく接してくれる人物。
展開いかんせんでは、市村は実は直人を好きでって流れもあるのかと思いましたがそれは無かった。
直人は市村に凄く懐いているし、市村も直人を可愛がっている。
矢野へ向ける好意は恋愛の愛。
市村へ向ける好意は尊敬の意。…

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つたない恋のゆくえ 小説

北川あやせ  六芦かえで 

うんうん、王道。

作者さんのあとがきに王道で古典的な話とありまして、確かに、王道だなと思いました。
安心安定の展開で面白かったのだけど、少々薄味に感じてしまい凄く何か残るというものでもなかった。
こういう王道話になってくると、いかに登場人物に独自の色を持たせるかって話になってきて、この色で物足りないと感じるか、満足するかそれはやはり好みが別れるところ。

名前しか知らない一夜を共にした相手は、実はプレゼンの…

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Un roman de I'amour 高遠琉加2ヶ月連続刊行記念小冊子 グッズ

若き日の主人公達

高遠さんのルビー文庫2ヶ月連続刊行記念の小冊子はモノトーンに赤が印象的なモダンな表紙で、思わず高遠さんらしいな~、どちらかというと成澤准教授のイメージ?と思ってしまいました。
それぞれ、高校時代のエピソードが。

『屋上のスタンダール』
成澤は高校の頃からキザだったんですね。
でもそれは天然の意図しないキザ。
友人となった葛城も最初は彼が気に入らなかったようです。
でも彼の読むフラン…

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