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茶鬼
ネタバレ
本編後、克己と玖郎(クロ)で、克己の父と兄の墓参りに行くおはなしです。 墓前に、兄の愛して執着した女性とその子供の死を報告した克己。 兄の執着と同じ血を恐れ、人を愛することが怖かった克己だけど、今の彼には愛おしい希望の星が側にいます。 墓参りの意味もよくわかってない玖郎は、ピクニックと勘違いしているのか出かける前に何やら作っていたようです。 克己が墓に酒をかけるのを見て、玖郎も自分が作った…
夏乃穂足 六芦かえで
人間にはあまりいい思い出がなく辛い目にあってきた猫が8度目の猫の生を生きているときに出会ったアクシデントにより、人間と心が入れ替わってしまう。 そんなファンタジーは、一度目読んだ時ぐいぐいと強烈に引き込まれるものがそれは感動さえ産みました。 しかし2度目に読み返したとき、どうしてもその生まれ変わり前の記憶の人間に対する関わりたくないと思う感情が、こうも簡単に愛情にかわるものなのか?と疑問に思っ…
marun
本編ラストで約束した攻め様の両親と兄のお墓を二人でお参りに来た様子です。 兄からの呪縛のような悲しい日々から明るい世界へ自分を引っ張り出したような 受け様との事を墓前に報告する攻め様。 攻め様がお墓にお酒をかけていると受け様は自分も何かお供えしようと 前日に攻め様の為に作ったプリンを備える受け様。 その姿に愛しさと微笑ましさを感じ幸福を覚える攻め様なのです。 攻め様にとってかけがえのな…
これは・・・大好きなニャンコが主役なのに、ファンタジーなのに、何処か納得が いかない気持ちが残ってしまった作品でした。 猫が人間になる擬人化なら当たり前過ぎるのもわかるのだけど、 これは、瀕死の猫と人間が何かの力が働いて、魂だけ入れ替わるお話なんです。 もっともこの主役の猫ちゃんは、前世の記憶を全て持っている不思議にゃんこ。 設定では猫は9回まで生まれ変わる事が出来るとなっていて、この猫…
栗城偲 六芦かえで
もこもこ
最近読み始めた栗城偲さんのイメージは甘く可愛いお話が多いことと、所によって可愛い変態さん(主に攻め?)が出てくるというのがツボでもあります。 ITベンチャーの社長×元子役で今はさえないサラリーマンのお話です。 物語は受の受難、お疲れ様ですと言いたくなるトラブルが続きます。 こういう不憫な受には是非とも幸せになってほしいと思うのが、読者心ってものではないでしょうか。 攻は幸いにして良…
成瀬かの 六芦かえで
雀影
南の島を舞台にした、救いと解放の物語。 はまり込んだ迷路から抜け出すには、 迷路の中を何時までもさまようのではなく、 空からいきなり吊り上げるのが確実。 兄からの性的虐待という迷路に長いことはまり込んでいた瑛。 木津は瑛の傷を見て瑛に興味を持ったようなのですが、瑛は堅い殻で自分を覆っているので、それが木津の作家としての好奇心だとしか思えません。 南の島の木津の元へ、仕事として無…
高遠琉加 六芦かえで
泣けると思う。 ただただ好き。 好きになってしまって、 もう、どうしようも無い。 好きになってしまうのに、理由なんて無い。 レビューが沢山ついて、その分評価もばらついているこの作品。 評価のばらつきは、攻めの堂島を、どの位受け入れられるかどうかみたい。 三浦視点の「好きで~」は、普通に切なくて泣けるけど、 私としては、堂島視点の「ラブソングみたいに」の、堂島が「好き」の意味…
いとう由貴 六芦かえで
サガン。
かわいいと言えばかわいいお話なんでしょうか。 正直、私には合わなかったかな。 友人に借りた本だったのですが、いとうさんの作品だし…と思って読んでみたのですが。 ほかの方も書かれてますが、なんとなくいとうさんの作品てせつないというかかわいそうな雰囲気があるのかなと思ってたんですが、今回はせつなくもかいわいそうでもなかったです。 いや、見ようによってはせつなかったりかわいそうだったりもする…
タイトルに偽りなしで、本当にうちの子が可愛くて状態の攻め様がベッタリ甘やかす。 荒んだ心には甘い作品をどうぞみたいな溺愛ストーリーです。 昔子役で一世を風靡した事がある、今はそのオーラも感じさせない地味受け様が主役。 自分が子役だった事が原因で両親が離婚、BL子役には王道的な背景ですね。 現在は衣料品会社に勤務する事務系リーマン、しかし、リストラの波が押し寄せ、 対人スキルの無い受け…
可南さらさ 六芦かえで
目薬
ストーリーは割愛させていただきますが、すごいベタベタでコテコテだけど… 私は好きだなぁ。 受けの彼方が健気で一途でとにかくかわいい‼ 彼方と一緒に胸がきゅんきゅんしちゃうくらいにかわいい‼ 乙女より乙女ですが、片思い一直線で全くぶれないから最後まで安心して読めました。 天然で健気で純情キャラではあるけどあまりバカっぽく感じさせず、攻めの寒河江の言葉が足りなすぎるためにぐるぐると思…