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水瀬結月 六芦かえで
Krovopizza
ネタバレ
攻に熱愛され、周囲からもモテているのに、天然ボケで自己評価が低いため全く気付かない主人公。 仕事面は優秀で、俺様な攻にもキッチリ正論で反論しているからか、恋愛事にボケボケでも読んでてイラッとしないところがいいですv (余談ですが、この主人公の思い込みの激しいキャラ、花川戸菖蒲『視線の刻印~恋に堕とされて~』を思い出しました!化粧品会社が舞台で研究職×営業ってとこまでソックリw) 中学…
真崎ひかる 六芦かえで
雀影
おおらかで大雑把な性格の、貧乏な役者の卵くんが、借り物の小道具を壊してしまい、謝りに行った先のお屋敷にいたのは、年老いた資産家の当主と、超絶美形な孫息子。 その孫息子に気に入られた主人公は、なぜかその屋敷に同居することになってしまうのですが、、、。 この孫息子の正体が、実は、夢魔でっていうファンタジー。 夢魔なんだから、眠らせた相手にエロい事し放題で、精気を吸いまくるのかと思いきや、この…
高峰あいす 六芦かえで
marun
時代錯誤もここまでひどいとある意味凄いと思える設定のストーリーで 双子の兄妹で本当は男で長男なのに女系で代々栄えてきた旧家故に 女として戸籍を作られ、挙句妹の本家の跡取りの立場を脅かす存在として 次女として登録され、両親と引き離され一族に手酷い虐待もされながら 生きてきた可愛そうな斎希が受けで主役のお話です。 妹は元華族の流れをくむ名家の小石川と知り合ったことでなんとか祖母を 言い…
五百香ノエル 六芦かえで
茶鬼
96年の作品の改定文庫版なのですね。 五百香ノエルさんの描く独特な痛みを持つ主人公達は決して嫌いじゃありません。 一見突飛そうなんですが、実は自分にはすごく近しいものを覚えてその傷を抉るような共感を覚えるような姿に、どことなくむしろリアルを感じてしまうのです。 今回のこの作品に登場する主人公も、同室だった結城も、主人公が好きになる先輩も、現実を突きつけるような、綺麗事だけですまされない感情や…
随分懐かしい作品の文庫化ですね、10年一昔と言うけれどこの作品はそれ以上で 17年以上前の作品なのですが、古さを感じさせない学園ものになります。 この作品は五百香ノエルさんの代表作にもあげられる作品なのですが、 萌えをどこかで感じるような軽い作品からはかなり離れていると思います。 全寮制の高校を舞台にした作品で、主人公である良が入院している病院から物語は 始まるので、いったいどんな物…
96年に新書版として発行された『優・等・生』の文庫版(改訂・書下ろし有り)。 カタカナで書かれる奇声・嗚咽・呻き声がとても不気味でした。 (古くは夢野久作など、カタカナ多用は病んだ世界の演出にピッタリだと思うのです…) 恋愛より、いじめや登場人物の病み具合の描写に力が入っている印象。 書下ろしとペーパーまで読んで、ギリ萌えが見出せるかどうかという感じです。 女性への侮蔑的表現、ヒ…
火崎勇 六芦かえで
天瞳
六芦先生のイラストにも魅かれて購入したわけですが、 本当に、雰囲気にピッタリのあま〜い、可愛らしいお話でした♡ 火崎先生の作品なので、文章も上手くて、スラスラっと読めてしまいました。 こんな、家事全般こなせて、簡単なカクテルも作れて、お話相手も出来て、気配りもオッケー‼ な家政婦さん…わが家にも一人欲しいなあと羨ましく思いながら読みました(笑) 内容は、デイトレーダー•司馬×大学…
宇宮有芽 六芦かえで
snowblack
モフモフ。 耳と尻尾をつけて人型を取れる、神の眷属の狼が攻め。 二社山の一体を統治している狼の頭領である月白と、 河南匠、27歳、独身男性、彼女なし、職業システムエンジニア との婚礼のシーンから話は始まる。 匠は8歳の時に神隠しに遭った経験がある。 彼の祖母もまた16歳の時に神隠しにあい、身籠もってしまったのだが 二人ともその間の記憶をなくしている。 匠の神隠しは、実は月白…
夏乃穂足 六芦かえで
御影
野良猫のクロは、弱っているところを獣医の克己に助けられます。しばらくは克己の動物病院で過ごしているのですが、クロが他の猫を虐待する人間を探していた矢先、裸の青年と心と体が入れ替わってしまうのです。 元々は猫であったクロが、人間として暮らすのに、言葉も振る舞いも満足にできないけれど、それでも必死になって克己と心を通わせていく姿はかわいかったです。 クロと入れ替わった裸の青年、佐藤瑞…
玉木ゆら 六芦かえで
葡萄瓜
縁あって手許に何故かシリーズ最終巻が いきなり来た訳ですが…これは判断に迷う。 多分カバー裏の粗筋にふっと惹かれて 初めて買われた人も同じ様に戸惑うかしらと。 本文で展開されているのはひとかどの 時代小説の世界でございますから。 下手すれば合間合間の甘やかさが重い空気に 塗りつぶされてしまいそうな、そう言う感じさえ ございます。 ただ、改めて時代小説であると向き直って読み直す…