蓮川愛さんのレビュー一覧

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

やすらかな→はなやかな→たおやかな

これを読むためにシリーズを読んでいたと言っても過言ではない。ついに、きてしまった念願の1冊が。
元々CDで聞いた記憶を辿り、本を買ったのですが、とにかくこのエピソードの印象が強烈だったのです。

細部まで覚えてはいなかったので…それどころか衝撃の記憶ばかり先だって、多分慈英が"そう"なってしまうんだったはず…ぐらいの曖昧さで。始まり方は全く記憶にありませんでした。ただ、期…

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恋とうさぎ 小説

間之あまの  蓮川愛 

策士、天然に溺れる

電子書籍で挿絵あり。
策士オブ策士なスパダリ秘書×クールに見える天然美人です。敬語攻めです。
『キスと小鳥』のスピンオフですが、元の作品は読んでいなくても問題ありません。

最初はお試しの恋人から始まったけど、徐々に惹かれていき…と書くと月並みな印象になってしまいますが、攻の策士ぶりや受の衒いのない可愛さのおかげで、飽きずに読めます。

攻の相模原は、秘書になるために生まれてきたような…

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恋とうさぎ コミコミ特典ペーパー  鷹と小鳥の恋愛相談所~某日の裏側~ グッズ

1番強いのは…

本編中の番外編です。
相模原の従兄弟・利仁視点のお話。

いつもと様子が違いなにかが変な従兄弟を見て、親切心から相談なら聞くぞと言う利仁に対して素っ気ない態度を取る相模原。
ドイツ語でやり取りをする2人がすごく新鮮!
敬語じゃない相模原はこんな感じなんですね。
しかし物騒かつ不穏な発言が多い(笑)
このギャップがすごく面白い。

ドイツ語を少しだけ聞き取った利仁の恋人・日向の気遣…

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恋とうさぎ 小説

間之あまの  蓮川愛 

有能秘書さまのプライベートは?

「キスと小鳥」に登場した、一癖も二癖もあった有能秘書・相模原のお話です。
スピンオフ作ではありますが、こちら単体でも読めるかと思います。
前作の2人もちらっと登場するので、あわせて読まれると更に楽しめること間違いなしです。

"恋愛をする"という事が分からない2人が、お試し恋人期間を経て結ばれるまでのお話です。
いい大人が、これって好きなのかな?好きかも?と、段階を踏…

1

キスと小鳥 小説

間之あまの  蓮川愛 

可愛い+切ない=?

あらすじは皆さん書いて下さっているので割愛。

こちら新装版なんですね。
表紙イラストは過去作もこちらも、どちらも素敵です。
タイトルにピッタリのイメージでした。

お話は甘く可愛く切ない。
受けのキャラの前向きな性格が心地よく、ふんわりと優しい雰囲気でお話が進みます。脇のキャラも魅力的で最後まで楽しく読めました。

たまにはこういう王道BLもいいな~と思いました。
オススメで…

0

挑発トラップ 小説

藤崎都  蓮川愛 

誘い受けの一人称ものを、贅沢ととるか、即物的だととるか

トラップリシーズは愛欲トラップまでは間違いなく面白いです。
中でもこの挑発トラップはBlに必要なものを過不足なく詰め込んであり何度も夢中になって読み返しました。

内容は色気のある弁護士×影のある誘い受け。シンプルにこれだけです。

性格ものが絶頂期だった頃の作品なので
こういうのでいいんです、こういうので、の体現が見られます。
逆に言えばストーリーやテーマ性は求めてはいけません。

2

略奪者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

全体的にものすごい薄味な気が

マフィア、監禁、主従、十年前の初恋、誤解すれ違い……
要素だけで見るなら面白くないはずがないのに、
実際に見てみるとストーリーはパンチにかけ、心理描写はどこか上滑りしてる
全体的にこれらの要素の何が萌えるのか作者さんが理解していないか
売れるからと安易に取り込んだだけだからではないのでしょうか

手にとったとき本作の分厚さに驚いたものでが、その分内容が濃いわけではないのでつまりそういう…

3

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

子慈英かわいいよ子慈英

この時点で10年なんですね。作品内でもかなり時間が経っていますし、大河作品、男夫婦作品と言って良いでしょう。まだまだ続きます。
受け攻め両方の視点が読めるととても嬉しくて、そう言った点でも自分にとってお得な作品です。相変わらずエッチも濃厚…

◾︎表題
「しなやかな熱情」を読んだ直後に読むとよかったかも!

◾︎MISSING LIKE
受けのおもちゃが見つかる展開は大好きで、来まし…

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略奪者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

盛り上がりに欠ける印象…

 本場シチリアのマフィアもので、シウヴァシリーズの岩本先生作と聞いて期待し過ぎたようです。
マフィア同士の抗争やファミリーを絡めたドラマティックな展開があると期待していると、日々小さな日常描写が大半で全体に盛り上がりに欠けました。どこでクライマックスがくるのかと思っていると、ありきたりな事件であっけなくフィナーレを迎えて残念でした。バランス的にも日本での生活のボリュームが結構あり、中途半端な印象…

2

共鳴発情 オメガバース 小説

岩本薫  蓮川愛 

大好物でした

岩本薫先生の作品は、大人気のタフシリーズはもちろん、ロッセリーニシリーズが好きです。
で、岩本先生の初オメガ。
ふーん、オメガバースか。オメガはあんまり好きじゃないんだよね。でもバディものはいーかも。
と軽い気持ちで読みました。

で、え、これって、続きは?? 早く読みたいっっ!!
と思ったらごく最近に出版されてました。緊急事態宣言で不要不急の外出自粛でありますが、えー、続巻購入って不…

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