蓮川愛さんのレビュー一覧

新装版 対の絆 (上) 初版限定特典特別書き下ろしSS グッズ

タカ視点

本編よりわかりやすかったので萌にしました。

内容は、タカ視点で、キラキラ愛されっ子のリュウに対する想い。
本編ではリュウの性的成長を促すべく、意地悪っ子のように焦らしたり噛んだり舐めたりというところの印象が強かったんですけど、こっちのSSは「おれのものだ!」とストレートにつらつら述べていて、めっちゃ分かりよいです。
そんな風に「俺の番だ、可愛いだろ、寄るな触るな」ってはっきり示してくれた…

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新装版 対の絆 (上)  小説

吉原理恵子  蓮川愛 

密林?

麗しい表紙に耐えきれず購入したものの独特の文体に苦戦し、1年以上たってようやく読了(1999年刊を2019年に加筆修正した新装版)。上下巻の上。どうなるのどうなるのと、軽い拷問状態が継続しているので、評価はすいません、中立です。本編170頁ほど+サブキャラ視点の番外編7Pほど。吉原先生ワールドどっぷり!とてもとても不思議な貴腐のねったり濃厚絡みはお好きな方にはたまらんのでは…

不思議な各種設…

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あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

たおやかな→あでやかな

前にするか萌2にするか迷って、ちょっと緩めに萌2を。この大団円、第二部完結!の雰囲気に流されまいか流されるか迷った末に流されておくことにしました。

前巻のレビューでもチラッと書いたのですが、宗教に触れる作品は、ヤクザモノと同じく汚さをえがき切って頂けないと好きではなく、今作についてはそこがまず苦手ポイントの一つでした。三浦と壱都をあまりにも綺麗なものとして書きすぎている。

あとがきを読…

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たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

はなやか→たおやか→あでやか

三島はよっぽど友達がいないんだな…

ストレートに書くと、宗教絡みの作品はヤクザ絡みに近しい理由で苦手なので、読んでて少々苦痛でした。男夫婦の間に配置される小さい女の子(といっても壱都は成人男性らしい…BL的に三島とくっつけるためとしか思えないので、女の子であって欲しかった気持ち)というのもテンプレではありながら苦手要素の一つ。超人的な壱都にも全く心を寄せられなかった。でも、作品としてはレビュ…

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

やすらかな→はなやかな→たおやかな

これを読むためにシリーズを読んでいたと言っても過言ではない。ついに、きてしまった念願の1冊が。
元々CDで聞いた記憶を辿り、本を買ったのですが、とにかくこのエピソードの印象が強烈だったのです。

細部まで覚えてはいなかったので…それどころか衝撃の記憶ばかり先だって、多分慈英が"そう"なってしまうんだったはず…ぐらいの曖昧さで。始まり方は全く記憶にありませんでした。ただ、期…

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恋とうさぎ 小説

間之あまの  蓮川愛 

策士、天然に溺れる

電子書籍で挿絵あり。
策士オブ策士なスパダリ秘書×クールに見える天然美人です。敬語攻めです。
『キスと小鳥』のスピンオフですが、元の作品は読んでいなくても問題ありません。

最初はお試しの恋人から始まったけど、徐々に惹かれていき…と書くと月並みな印象になってしまいますが、攻の策士ぶりや受の衒いのない可愛さのおかげで、飽きずに読めます。

攻の相模原は、秘書になるために生まれてきたような…

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恋とうさぎ コミコミ特典ペーパー  鷹と小鳥の恋愛相談所~某日の裏側~ グッズ

1番強いのは…

本編中の番外編です。
相模原の従兄弟・利仁視点のお話。

いつもと様子が違いなにかが変な従兄弟を見て、親切心から相談なら聞くぞと言う利仁に対して素っ気ない態度を取る相模原。
ドイツ語でやり取りをする2人がすごく新鮮!
敬語じゃない相模原はこんな感じなんですね。
しかし物騒かつ不穏な発言が多い(笑)
このギャップがすごく面白い。

ドイツ語を少しだけ聞き取った利仁の恋人・日向の気遣…

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恋とうさぎ 小説

間之あまの  蓮川愛 

有能秘書さまのプライベートは?

「キスと小鳥」に登場した、一癖も二癖もあった有能秘書・相模原のお話です。
スピンオフ作ではありますが、こちら単体でも読めるかと思います。
前作の2人もちらっと登場するので、あわせて読まれると更に楽しめること間違いなしです。

"恋愛をする"という事が分からない2人が、お試し恋人期間を経て結ばれるまでのお話です。
いい大人が、これって好きなのかな?好きかも?と、段階を踏…

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キスと小鳥 小説

間之あまの  蓮川愛 

可愛い+切ない=?

あらすじは皆さん書いて下さっているので割愛。

こちら新装版なんですね。
表紙イラストは過去作もこちらも、どちらも素敵です。
タイトルにピッタリのイメージでした。

お話は甘く可愛く切ない。
受けのキャラの前向きな性格が心地よく、ふんわりと優しい雰囲気でお話が進みます。脇のキャラも魅力的で最後まで楽しく読めました。

たまにはこういう王道BLもいいな~と思いました。
オススメで…

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挑発トラップ 小説

藤崎都  蓮川愛 

誘い受けの一人称ものを、贅沢ととるか、即物的だととるか

トラップリシーズは愛欲トラップまでは間違いなく面白いです。
中でもこの挑発トラップはBlに必要なものを過不足なく詰め込んであり何度も夢中になって読み返しました。

内容は色気のある弁護士×影のある誘い受け。シンプルにこれだけです。

性格ものが絶頂期だった頃の作品なので
こういうのでいいんです、こういうので、の体現が見られます。
逆に言えばストーリーやテーマ性は求めてはいけません。

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