蓮川愛さんのレビュー一覧

キスと小鳥 小説

間之あまの  蓮川愛 

甘い運命

可愛くてちょっぴり切なくて、甘い中にもところどころピリッと刺激がある、そんなバランスのよい萌え作品でした。

記憶喪失の絡んだ再会もの。
入院先の田舎の病院で不思議な美青年リヒトに恋をした中学生の日向。
しかし恋に落ちた2人をリヒトの病が切り裂いてしまう。
数年後再会を果たすも、利仁(リヒト)は日向の記憶を失くしてしまっていた…。

記憶喪失ということで、切なくてもどかしいシーンはも…

3

恋する魔王 小説

愁堂れな  蓮川愛 

気軽に読める焦れ恋ファンタジー

面白かったです。
一途で可愛いい魔王って、もうテッパンですよね。
ただ、安心して読めてキュンとするけど、これといった個性や独創性は感じませんでした。

前々々々々世で魔王と恋に落ちた青年が、現世で刑事として生まれ変わって……という、輪廻転生もののファンタジーです。
前世で愛してくれたんだから現世でも愛してくれるよね?という感じの魔王に対し、〝いやいや、愛してませんけど?〟みたいな受けの小…

0

恋する魔王 小説

愁堂れな  蓮川愛 

黒髪ロン毛

愁堂先生の新刊、なんとルチルさんで89冊目とのこと!(すごいです)「警察もの」にがっつりファンタジーも入っていたためちょっと驚きでしたが、さらっと読んでしまったので萌にしました。久しぶりにhontoさんで買いましたがイラストも入っているし電子限定特典もあるし、嬉しい限りです!本編+後日談(多分紙で8Pぐらい?)+電子限定おまけ5Pほど?でした。

麻布で偶然見覚えのある男が運転する車を見かけた…

1

恋する魔王 小説

愁堂れな  蓮川愛 

魔王、面白すぎるなー!!

タイトルや表紙からイメージする通りの、コミカルなファンタジー+刑事ものになります。

こちら、主人公が刑事として追う事件の真相といい、「妻になれ」と突拍子も無い事を言い出す魔王の真実といい、ストーリーとしてもとても面白いのです。
いや、序盤からめちゃくちゃ笑いましたもん。

ただ、個人的にそれ以上に魅力的だったのが、主役二人のキャラクター。
特に魔王!

もともとキャラ萌えで読むタ…

6

新装版 対の絆 (下)  小説

吉原理恵子  蓮川愛 

濃厚だけど、ああ足りない

2019年発売の新装版。気になるところで上巻が終わっていたので、続けて読んだものの、ああそういえば吉原先生のお話でこういう感じで終わるものあったなあ・・・・という所感(涙)。絶対忘れない作品には違いないけど、萌えたか?と言われると困るので中立にしました。王道じゃない作品がいい方にはおススメです。上巻の続き120P超+重要なサブキャラが攻めに会った時の短編50P弱。

上巻でタカを失い人間界に行…

1

新装版 対の絆 (下) 初版限定特典特別書き下ろしSS グッズ

貴腐の説明?

本編では説明があまり無い?と思っていた「貴腐」のことについて、タカが語る形で少し説明されているSSでした。読んでも結局?だったので、すいません、中立です。いや分かるんですよ、分かるんだけど、SSであるなら、できれば甘いとか爆笑とか、楽しいお話がいいなあ・・・・と思って。

内容も上巻のちょっと可愛い感じより、もう少し固く本編に似た感じの文章になっています。分かったのは「貴腐」はそういう種別であ…

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新装版 対の絆 (上) 初版限定特典特別書き下ろしSS グッズ

タカ視点

本編よりわかりやすかったので萌にしました。

内容は、タカ視点で、キラキラ愛されっ子のリュウに対する想い。
本編ではリュウの性的成長を促すべく、意地悪っ子のように焦らしたり噛んだり舐めたりというところの印象が強かったんですけど、こっちのSSは「おれのものだ!」とストレートにつらつら述べていて、めっちゃ分かりよいです。
そんな風に「俺の番だ、可愛いだろ、寄るな触るな」ってはっきり示してくれた…

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新装版 対の絆 (上)  小説

吉原理恵子  蓮川愛 

密林?

麗しい表紙に耐えきれず購入したものの独特の文体に苦戦し、1年以上たってようやく読了(1999年刊を2019年に加筆修正した新装版)。上下巻の上。どうなるのどうなるのと、軽い拷問状態が継続しているので、評価はすいません、中立です。本編170頁ほど+サブキャラ視点の番外編7Pほど。吉原先生ワールドどっぷり!とてもとても不思議な貴腐のねったり濃厚絡みはお好きな方にはたまらんのでは…

不思議な各種設…

3

あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

たおやかな→あでやかな

前にするか萌2にするか迷って、ちょっと緩めに萌2を。この大団円、第二部完結!の雰囲気に流されまいか流されるか迷った末に流されておくことにしました。

前巻のレビューでもチラッと書いたのですが、宗教に触れる作品は、ヤクザモノと同じく汚さをえがき切って頂けないと好きではなく、今作についてはそこがまず苦手ポイントの一つでした。三浦と壱都をあまりにも綺麗なものとして書きすぎている。

あとがきを読…

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たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

はなやか→たおやか→あでやか

三島はよっぽど友達がいないんだな…

ストレートに書くと、宗教絡みの作品はヤクザ絡みに近しい理由で苦手なので、読んでて少々苦痛でした。男夫婦の間に配置される小さい女の子(といっても壱都は成人男性らしい…BL的に三島とくっつけるためとしか思えないので、女の子であって欲しかった気持ち)というのもテンプレではありながら苦手要素の一つ。超人的な壱都にも全く心を寄せられなかった。でも、作品としてはレビュ…

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