蓮川愛さんのレビュー一覧

共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

つがい

上巻は沁みたんだけど、下巻は王道で展開がなんとなく読めたからか、あまり盛り上がらなかったでした。ただ、あまねちゃんや長兄、三男坊が出てきて嬉しかったので、萌にしました。本編230Pほど+あとがき。

上巻で「特別扱いはやめて」と距離を置くような発言をした一紗。その通りになってちょっと寂しさを感じていたのですが、ラウンジで初めて固定客が付き・・と続きます。

下巻でご活躍な登場人物は
クロ…

3

共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

酷な設定

隠れオメガの主人公・遠峰一紗は、30才で初発情。
βとして育ち、美貌でもなく、体も丈夫じゃない。医師としても凡庸。
医師免許取得のためだけに生きてきたので、遊びも知らない。
真面目で面白みのない外科医・遠峰一紗が味わう過酷な運命の転機。
凄く気の毒。

遠峰一紗は、田舎生まれで、幼少時は喘息持ち。
喘息を治療してくれた老医師に憧れて、医師を目指してやっとなった外科医。

夜勤担当…

4

共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

引き込まれた

岩本先生×蓮川先生なのでマストバイ。面白いなあ。読みとめることができなかったです。笑うところは微塵もないお話なんですが、引き込まれちゃいました。すごい。下巻をまだ読んでいないので、萌2にしました。下巻を読むのが楽しみだ。本編270P弱。

ダウンタウンの総合病院で勤務する整形外科医の一紗(かずさ)。カンファレンス、オペ、補助、夜勤、その翌日昼まで勤務など、めちゃくちゃ激務。恋の一つもせずに30…

0

恋知らずのラプンツェル 小説

松幸かほ  蓮川愛 

どこまでもラプンツェル

自分のすべてをもらってくれる王子様成彰と恋知らずの不遇なラプンツェルのお話でした。

良いお話だったのですが、つい気になるところが多くて。素敵なお話なのにそんな自分が申し訳なくて。

主人公眞幸視点なのですが、どうにも彼の本当のところがわかりにくい。きちんとその時々に何を感じたり思ったか書いてあるのですが。真面目で良い子なのにつかみどころがないというか。

そして男子校ならではなのか、…

1

ぼくは恋をしらない 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

コラボに思わずニヤリとします

作家買い。
2021年に刊行された『あまく濡れる呼吸(表題作「相愛エディット」)』の続編にあたる作品。前作未読でも理解できないことはないかな?と思いますが、前作で登場した灰汁島くんが主人公のお話なので、読んでいた方がより面白く読めるかと思います。

ネタばれ含んでいます。ご注意ください。






ライトノベルでそこそこヒットを出す灰汁島くんは、コミュ障でオタク気質もあり、さ…

6

共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

安心して読める

『Ωがキャストを務める会員制のラウンジ-Ωだけどエッチ系のサービスはなし』というのは、古の腐女子の姐さま方の夢の職場なんじゃないかと思ったりしたんだけど違うかな?
この職場模様が楽しい楽しい。
一生懸命働いて自立しようとする遠峰を好ましく思いつつ、自分以外に尽くそうとすることに不快感を表すゼロ……あたし、こういうの今まで何度も何度も読みましたっ!

あ、誤解されると困るのですが、ディスって…

5

共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

モラリスト?

一作目の『共鳴発情』が凄く好きなんですよ。
アマネのキャラが秀逸なのと、彼が動き回る街の『スラム感』とでも言うか、饐えた下水の匂いが漂ってくる様な雰囲気がとても気に入りまして。

それと比較すると今作の世界は緩いと言いますか、ちょっとばかりリベラル感が漂っております。
ゼロと触れ合うことによってβからΩに変化してしまう遠峰の絶望感は良く解るけれど、彼は『野良オメガ』と違って国民としては認め…

3

王弟殿下の溺愛 小説

天野かづき  蓮川愛 

家族単位で良い感じです

アルベルン侯爵家のルーシャス(受)はこの世界が、前世の自分が読んでいた恋愛小説の世界であり、妹のエアリーナが悪役令嬢の役割だと気が付きます。とはいえ、前世のその記憶が活躍したのは、妹を断罪した婚約者にぶちギレしたくらいで、前世の記憶で異世界を救ったとかいうことはありません。

そういう力や知識より、ルーシャスも妹も両親含めたアルベルン侯爵家一家が仲良く、隣国の王弟クレイオス(攻)がルーシャスを…

2

共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

もっとシリーズの続きを!

もう!もう!驚きと嬉しさで大興奮しました。
そんなオチが待っていたとは驚愕でした。

「共鳴発情 オメガバース」「共鳴劣情 オメガバース」「αの花嫁 ─共鳴恋情─」と同じ世界観だと上巻のレビューで書きましたが、最後の最後の思わぬ展開にビックリです。

上巻でミステリアスなゼロは一紗には自分の過去を話していましたが、それはゼロのほんの一部だったんです。

会員制サロンのキャストであるレ…

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共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

上巻だけの感想です

「共鳴発情 オメガバース」「共鳴劣情 オメガバース」と「αの花嫁 ─共鳴恋情─」と世界観を同じくするお話でした。


でも両作品と全く違うのは、アルファの名家とかアルファ至上主義者が登場していない点です。


一紗はスラムや花街を擁するダウンタウンにある国立の総合病院の元ベータの整形外科医だったし、謎が多いゼロは野良オメガのシェルターを運営していて、彼等の保護や自立支援を行っているんで…

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