蓮川愛さんのレビュー一覧

濡れた旋律 焦がれる吐息 小説

あすま理彩  蓮川愛 

不器用な大人の恋。

2人とも不器用だなぁ( ̄▽ ̄;)とやれやれでございました。


受け様は美貌と才能に恵まれた若きヴァイオリニストの高水。
攻め様は大手マネジメント会社の経営者で、パトロンの山流。

高水は、純粋に慕っていた山流に、最高の環境を引き換えにカラダを要求され、以来取り引きの形で関係を続ける。
本当は好きなのに、好きだからこそ、絶対に本当の想いは気取られないように振る舞う高水。
そんな高水…

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秘密の純真オメガと溺愛王 小説

名倉和希  蓮川愛 

うーん

おまえの唯一のアルファは俺だろう

この帯を見て俺様アルファ様の話かなと思ったらとんだ勘違いでした。
出会ってすぐにこういうセリフが出るわけではなく、物語の終盤でやっと言ってました。

受けは過酷な15年を歩んできてますが、元来明るい性格なのかそういった悲愴さは感じられません。
序盤から攻めに甘えまくったり、挿絵含め大人リリが女性にしか見えない部分は嗜好が分かれるだろうなと思いました。…

2

君主サマの難解嫉妬 小説

真崎ひかる  蓮川愛 

シリーズ最後

この藤村と斗貴のCPはメインカプなのですが、実質これが最終なのかなと思います。
この手のお話は結構好きなんですけど、研修を終え、SDとして社会に出た二人が、島に戻ってくるってお話です。
斗貴は臨時教官として、藤村は監査として。

まぁ島のお話は分かりやすくて良いのと、鷹野が教官の任についているという流れで期待するものの、真魚のお話は今ひとつだったかな。
そこよりも鷹野のバックボーンのお話…

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捕獲者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

美しい2人の熱い再会愛

ロッセリーニ家次男エドゥアールとホテルマン礼人。
2人の火花が散るような出会い、燃え上がるような一夜が印象的。だけど立場やタイミングが合わず、そのまま別れた2人。まさかの再会だけど上司と部下であり、10年前の別れも尾を引いて想いをすれ違う様子は切なかった。
それでもカーサホテル東京の立て直しを共にする内に、仕事人として尊敬し、互いの想いを知れたのは良かった。
礼人のピンチを救い、想いが溢れた…

1

ミルクとピンクのエメラルド 小説

弓月あや  蓮川愛 

蓮川先生なので

蓮川先生なのでマストバイ。やっぱりいまいちハマらなかったカプで、盛り上がれなかったので中立にします。挿絵はめちゃんこ好きなんですけど、どうにも受けが後ろ向きさんなのが苦手。「ミルクとダイヤモンド~公子殿下は黒豹アルファ~」の続きで、本編200Pほど+あとがき。

めでたくアルヴィの番となり、男の子を授かり幸せに過ごしているはずの唯央(いお)。アルヴィが出かけている際に、隣国の皇太子スピネルがな…

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ミルクとピンクのエメラルド 小説

弓月あや  蓮川愛 

やっぱりダメ…

前作の「ミルクとダイヤモンド~公子殿下は黒豹アルファ~」が合わなくて中立にしてました。
で、続編のこちらが出てもしかして好きになれるかもと期待しながら読みました。
結果はずっと内容に突っ込みながら読んでました。

こちらの時系列ですが仔豹のアウラと出会ってから1年以上経過したとあるので、まだ唯央は10代だと思われます。ですがアルヴィとの間にアモルという男の子が産まれてました。

この作…

1

略奪者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

美しくかっこいい2人✧*。

イタリアマフィアでロッセリーニ家の長男レオナルドと組長の息子で会社員の瑛。その筋に執着され追い詰められた所をレオに助けられた瑛。しかしシチリアに連れ去られ‥。

レオとの初対面が印象的、ある意味一目惚れかな?
日本で監禁されていた瑛にしたらレオの行動に疑問をもつのも仕方ない。後になればレオの立場や想いを考えたら解るけど、すれ違いや諍いは切ないしもどかしかった。
失って初めて大切さが解るって…

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秘密の純真オメガと溺愛王 小説

名倉和希  蓮川愛 

子供になっても大人になっても切なくて良い

見た目は5歳児・頭脳は大人・純粋なリリが、漸く離宮から助けに来てくれたユージーンに、大きくなったり小さくなったりして振り回すのが可愛いです。リリは子供の姿であればユージーンに抱っこされるしベタベタできるけど、大人の姿になった時のようなキスはされない。でも大人になるとユージーンはそっけなくなる(Ωだし意識し過ぎて)のが切ない…という、どっちに変身しても美味しくて萌えました!
ユージーンの匂いに安心…

1

略奪者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

シチリアって素敵

昭和の任侠映画が好きで、「ゴッドファーザー」も好きです。
特にPart IIが。
そんな私にとっては、ときめきと憧憬を抱かずにいられない場面が目白押しであっという間に読み終えました。
と言ってもこの作品だけではなく、シリーズ全編を読んでの読後感ですが。
特にシチリアの風景描写が素晴らしい。

「略奪者」は展開がやや唐突で説得力に欠ける気がしました。
しかしレオの小学生男子のような不器…

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誘惑者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

ザ・スパダリ

受けの和輝はロッセリーニ家シリーズ『守護者』に出てきたときから気になっていたので前作『支配者の恋』はまだ未読なのですが先に読了。読んでなくても楽しめました。

アラブものはあまり読んでこなかったのですが、攻めがザ・スパダリで包容力があってしかも優しくてかっこいい。最高。なんといっても挿し絵のアシュラフかっこよすぎる。

アラブものといったらお約束なのでしょうか?闇オークションにおお…となり…

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