蓮川愛さんのレビュー一覧

タンジェント 小説

七地寧  蓮川愛 

このシリーズ癖になります

七地さんのルドルフの数シリーズ最新から読み始めて既刊ではこの作品が最後になりました。
このシリーズは、最初の登場人物から発展していって最終的には何処へたどり着くのでしょう。謎です(笑)
良門と結婚する前のかおりと彼女が持っているレリエルの住人達の話です。
始まりは和田秋司と三崎蒋一の出会いから・・・強姦あり、3Pあり、リバあり、盛りだくさんと言う感じですが宇佐美が蒋一とともにレリエルを出る日…

0

世界のすべてを包む恋 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

初々しい二人

崎谷はるひさんのデビュー作(改題・文庫化)。

 初出の新書版が1998年発売なので、執筆はそれより前ということでしょうか。今の文章と比べると若干硬さや読みづらさはあるものの、完成度は高めでした。エッチは今よりあっさりめかな?

 高身長同士で、二人とも格好良くて。なのに、なんだか初々しくて。そんな幼馴染み達が恋を自覚し、成長していく姿が、じっくり丁寧に描かれています。
 ただ、ひとつ…

2

継承者(下)―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

カバーが秀逸でした(瑛と礼人が・・・)

マクシミリアンの提案で瑛と礼人もなんとかこの窮地を乗り切ろうと思っていたのに・・・ルカがわがままを言ってマクシミリアンとキスをしている現場をレオナルドに押さえられてしまいます。
この末っ子、育ちが良すぎるのでしょう。隠し事は一切できません。
全部ぶちまけて、それぞれの関係を全員が知ることになります。
こうなったら仕方がない。
レオナルドは、男らしいですね。
父親に打ち明けることを決心しま…

5

継承者(上)―ロッセリーニ家の息子  小説

岩本薫  蓮川愛 

ロッセリーニの家督を継ぐのは誰か?

タイトル通り、前作で「生涯、妻は娶らない」と瑛に誓いを立てたレオナルド、そうなるとロッセリーニの家督を継ぐのは誰か?という話になります。
読者は、それぞれが男性を生涯の伴侶として選んだことを知っていますが、それぞれはまだそんなこと知りません。
秘密を抱えた3兄弟に父親、久しぶりにファミリーが「パラッツォ・ロッセリーニ」に集まります。
言ったもの勝ち?
まず、レオナルドがエドゥアールに瑛との…

2

共犯者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

お得感満載の1冊

それぞれのカップルの番外編というか、らぶらぶ(笑)
美味しい1冊になっています。
カバーは表が、レオ・エドゥ・マクシミリアン。
裏が、瑛・礼人・琉佳。
裏の姫様3人の絵が好きだな~。

「共犯者」は、それぞれのクリスマスの物語です。
レオと瑛はシチリアで・・・。
ふたりでクリスマスのイベントを楽しむお話とロッセリーニの屋敷でのクリスマス。
私的には、お屋敷でのクリスマス、ふたりの…

1

捕獲者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

美人カップル

シリーズ3作目は、捕獲者。
ロッセリーニ家の次男 エドゥアール・ロッセリーニと成宮礼人の物語です。
満を持して次男エドゥ登場であります。金髪碧眼、蓮川さんの絵が美しい。
とにかくこのおふたり美人カップルです。
大人だし、仕事はできるし言うことなし
そして、今回も舞台は日本です。
礼人の勤務する「カーサホテル東京」がロッセリーニ・グループの傘下に入りそのCOOがエドゥアール・ロッセリーニ…

3

守護者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

ルカが大人だったら文句なしだったのに・・・

2作目は守護者。
マクシミリアン・コンティとロッセリーニ家の三男 ルカ(琉佳)・エルネスト・ロッセリーニの物語です。
ロッセーリーニ家の息子、末っ子のルカは、早くに母を亡くし、父とふたりの兄に溺愛されて育ちます。
そのせいか、成人しているのにお子様、世間知らず。
お話の舞台はルカの留学先日本です。
そのお目付役がマクシミリアン。ルカが幼少の頃は世話かがりでした。
ちょっぴり遅い反抗期を…

2

略奪者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

マフィアものですがサラッと読めます

この作品、カバーが蓮川さんで挿絵買いです。
1作目は、略奪者。
ロッセリーニ家の長男、レオナルド・ロッセリーニと早瀬瑛の物語です。
さすが長男編だけあって、この作品だけちょっとマフィア(笑)
さらったり、監禁したり、○○したり、銃で撃たれたり、と忙しかったですが、ほぼ、シチリアのお屋敷でリゾート気分。
日本からさらわれてきた瑛ですが、幼い頃に別れた母が、ロッセリーニに嫁いでいたらしく、お…

3

グレイ・ゾーン 下 小説

久能千明  蓮川愛 

闘いとプライドと、そして純愛と。

相変わらず自分を遠ざけようとする亜久利に、
駆り立てられるようにして潜伏捜査に乗り出す譲。

物語は、エイという得体の知れない少年の登場で動き出す。
エイの恐ろしさに、必死でお互いを守ろうとする亜久利と譲…

結局事件は、「いったん」という感じであっさり終息するが、
本当には何も解決しておらず、巨悪の匂いのする真相に興味を引かれながら読了。
これに関しては、シリーズを全部読んで初め…

1

グレイ・ゾーン 上 小説

久能千明  蓮川愛 

硬派、事件のまだ核心は見えない…

兄の親友であり元警視の亜久利に憧れ警察官になった譲は、将来を嘱望されながら2年前突然警察を辞め
自分の前からも姿を消してしまった亜久利を、ある日偶然街で見かける…

『青の軌跡』がとても面白かったので、久能先生の本を他にも読んでみたいと手に取った本。
10年位前の本の文庫化とのこと。
この本、いきなりの喘ぎ声のシーンから始まるのだが、内容はかなり硬派。

美人で頭も切れ、お飾りのキャ…

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