蓮川愛さんのレビュー一覧

偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

偏食家のための

自分も飲食店勤務が長かったので、友光がやろうとしている「客の要望を全て聞く1日1組のお店」とやらにまたまたまたぁ、やっぱり小説だからよね、なんて思っていたのですが、最後のタネ明かしで納得!!
凝り固まった千秋の「正しさ」は幼少期の経験が原因で、素直になれないこじらせた思春期も良きところに着地し安心しました。
”誰かが作る料理にはささやかだがたくさんの祈りがこもっている”というフレーズは胸にくる…

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まるで、彼みたいな彼 小説

夢乃咲実  蓮川愛 

奇跡に感動

大学時代に亡くなった恋人のことを12年も忘れられないままの春也の
風化することのない悲しみを見ているのが本当にツラくて、読み進めるのをためらってしまった前半部分。
でも、どこか俊を思わせる友彦との出会いは"新しい"恋ではなかった…?という思いも寄らない展開にグイグイ引き込まれて、
次々湧き上がる疑問の先を見たくて気付けば一気読みしていました…!

私はハピエンが大好物…

2

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

面白かった

初読み作家さまです。年の差カップルになる二人のキャラがとても良いですね!最初の方の寮での皆のワイワイしたやり取りは思わず笑ってしまいました。お仕事面では要人警護に関してしっかりと描かれていて満足な読み応えです。エロシーンは多くはないが熱を感じられてすごく好みです!…と、全体的に読んで良かった作品ではありましたが残念な間違いが。誤字はまだしも、名田が名田を見上げるってどうなのか…校正しっかりしてほし…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

沁みました~!!!

じんわりとこころがあたたかくなるお話…!とても、とても面白かったです!!
食事って大事なんだなぁ…と何度も思いました。友光さんの言葉に(そうだよなぁ…)と何度も頷き、千秋さんの過去からくる食への思いに(それはつらいなぁ…)としんみりし、お祖母様とお母様の過去の行動やそれに関するお気持ちを知り(ああ…わかるなぁ…)と思ったり。
いっぱい食べてくれると嬉しいですものね…わかるけれど、思春期な千秋く…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

面白かった!!!

海野先生の現代物、本当にハズレがないですねぇ。
面白くて一気読みでした。
blとしても面白いのですが、自分の食生活を見直すいい機会にもなりました。自分の気持ちに寄り添って、何を食べたいのか考えてみる。一見簡単そうに見えてなかなか難しく、作中の受けの気持ちがよくわかりました笑

特に好きだったのは後半のおばあちゃんと母親とのエピソード。思わず涙ぐみながら読んでしまいました。

もちろんb…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

よかった〜


しみじみいい話でほろりとしてしまった「正しい食事」をとることを大事にしている千秋が、高校の同級生で料理人の友光に再会します。 なぜ正しい食事になってしまったのかその事実を知ると家族のすれ違いがいろいろあって些細なことでボタンの掛け違いになってしまうんだなぁと思った。料理は相手を思って作るものなんだよね。心を開いて和解できてよかったなぁ千秋。友光が根気強くてすき。

「食事」ってほんとうに心…

3

偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

栄養補給

先生買い。ははーなるほどーと思うお話でした。難しいよね、食育というかなんというか。キャラに惚れるとか恋話方面はそんなに萌えなかったので萌にしました。本編270Pほど+あとがき。

地域密着型の小さな不動産さんで働く千秋。働くことにも慣れてきたこの頃、何かが足りないと思うことが増えてきて、資格の参考書探しに本屋に入ったところ、レシピ本をにらんでいるイケメンを見かけます。それは高校時代の同級生だっ…

2

イケメンすぎる年下から熱烈アプローチされてます 小説

海野幸  蓮川愛 

このお話のその後が楽しみ

高校生のときに父が亡くなって一人残された喜一は、30歳を過ぎる今に至るまで、友も作らず恋もせず、日々の仕事を淡々とこなすだけの人生を送っていた。
会社の忘年会で当てたゲームを不慣れでありつつも年末休暇にやりこみ、そのオンラインゲームで知り合ったsumiという人に装備や武器やチームで冒険の旅をする楽しさを教わる。仲良くなるにつれて、sumiが大学生だと知り、ますます自分の年齢を言えなくなってしまう…

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『偏食家のためのレストラン』コミコミスタジオ特典ペーパー「みんなで昔話を」 グッズ

以心伝心ではないけれど

本品は『偏食家のためのレストラン』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、情事後のお話です。

うっすらと夕暮れの光が差し込む中
下着だけでベッドの端に腰を下ろした友光は
ペットボトルの水を飲みながら
ベッドで裸のままぐったりしている千秋に目を向けます。

顔立ちが整っているのは重々承知でしたが
均整の取れた体も見ていて飽きないなと思っていたら
千秋が体を隠すよう…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

正しさの基準

今回は叔父の店の臨時店主と
不動産会社の営業マンのお話です。

食に拘りをもつ受様が料理人となった攻様との再会で
生き方を変えるまで。

受様は地域密着型の不動産会社にて
精鋭メンバーが集まる店舗でも抜群の営業成績を
誇る営業マンです。

大学進学で始めた1人暮らしにもすっかり慣れ
仕事は順調で職派の人間関係も良好で給料も満足ですが
時々、何かが足りないと思う時があります。…

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