蓮川愛さんのレビュー一覧

偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

再会した高校の同級生の食生活改善




千秋(受け)は不動産屋の営業として着々と成績を重ねてきた今日この頃、何か足りない思いに囚われ、人生の迷子になっています。
そんなとき、偶然本屋で高校の同級生友光(攻め)と再会します。
料理人の友光は勤めていた店を辞め、今はぎっくり腰で店に出られない叔父の店をやっているという。
不動産屋の性でつい独立するなら物件紹介するという話になり、どういう店を開きたいかと聞くと「偏食家のための…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

私のオーダーも聞いてほしい。

読み始めたときの感想は、「あぁ〜海野幸さんの書く受けって感じ!」でした。
一癖あるというか、妙な拘りのせいで生きづらそうというか。

この作品の受け、千秋の拘りは食事なんですね。
味とかではなく「正しい食事」かどうかにめちゃくちゃ拘ってる。
彼の食事は、好きとか嫌いとか気分とか一切関係なく、栄養バランスが正しいかどうかを突き詰め、嫌いな食材でも栄養に必要とあれば機械的に口に運ぶ。
食事…

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死に戻りの偽王太子は復讐を誓う 小説

愁堂れな  蓮川愛 

ページをめくる手が止まらない!痛く切ない【異能×復讐ファンタジー】

もーーーー目の離せないハラハラ・ドキドキの展開に、
手に汗握り、時間を忘れて一気読みです。

受け・アシェルの境遇、誤解からセネドア国で受ける仕打ちが
あまりにも悲惨で痛くて悲しくて( ; ; )

特に前半部分、かなり”痛い”描写が続きます。(受けが複数人に陵辱強姦される)
死に戻ってやり直そうとしても、何度も殺されてしまう展開に涙。

そんな痛々しさをやっと乗り越えてからの…

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虐げられた青年が大精霊に寵愛されて幸せになった話 小説

天野かづき  蓮川愛 

大精霊

蓮川先生おっかけで購入。天野先生のお話なので読みやすいのですが、いつまでも覚えている自信なかったので萌にしました。大精霊はいつまでも覚えているかも(笑)
本編180P弱+後日談30Pほど+あとがき。

伯爵家直系の母を病で亡くした後、父に領地に追いやられ、老いた家令と領地を切り盛りしているウィルバート。通常、魔力に応じた精霊と守護の契約を結び、精霊の力をもって領土を潤すのですが、ウィルバート…

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虐げられた青年が大精霊に寵愛されて幸せになった話 小説

天野かづき  蓮川愛 

タイトル通りなんだけども

タイトル通り親から虐げられていた伯爵家嫡男が大精霊を召喚して寵愛されるお話です。

父親がなぜそこまでウィルを虐げるのか理由がわからないまま、ここまで息子の尊厳を汚すか?ってなくらい酷い扱いをします。
最後の方で理由がわかりますが、なんとも酷い。

大精霊のレイが守護精霊だからこんなに自分に良くしてくれるの?毎晩エッチも魔力譲渡で快感が強い方が良い魔力になるから…?

知識のないウィ…

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虐げられた青年が大精霊に寵愛されて幸せになった話 小説

天野かづき  蓮川愛 

これぞ本物のスパダリです!

超スッキリ!ザマァなストーリーが素晴らしい読後感です!

あ。ザマァと言っても攻めザマァじゃないですよ。父ザマァです^ ^
父親にぞんざいな扱いをされていた貴族の青年が、大精霊の守護を受けてけちょんけちょんにやっつけるフルボッコストーリー!悪しきを滅し、良き者が救われる勧善懲悪型の物語なので、分かりやすい物語の着地点と大ハッピーエンディングの相乗効果はとんでもなく最高最善の領域でしたヽ(´▽…

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つむぐ幸福論 慈英×臣作品集 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英臣シリーズ大好き!

とりあえず発売されたらすべて買う!
もちろん過去作もすべて読破
基本は画家の慈英と警察官の臣のお話し
そもそもメインCPふたりの出会いから山あり谷ありの様々な深ーいお話しが根底にあり、そしていろいろな繋がりでスピンオフ多数!
それがまた、それぞれに個性があり良い味を出してて面白い!
この作品にもスピンオフ作品の登場人物のお話しが出て来ます。
ショートですかあの頃の話の裏側や見方を変えた…

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秘密の純真オメガと溺愛王 小説

名倉和希  蓮川愛 

可愛い王子

秘密の純真オメガと溺愛王は、魔法で子どもの姿のまま隠れていたオメガの王子リリと、彼を迎えに来たアルファの王ユージーンの物語です。
15年間成長できなかったリリの純真さに、ユージーンの溺愛、二人の関係が少しずつ深まっていく様子が魅力的でした。
リリの戸惑いや無垢な反応にドキドキしながら、ユージーンの優しさや独占欲にきゅんとします。
ファンタジー要素とオメガバースの設定がうまく絡んでいて、甘さと…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

偏食家のための

自分も飲食店勤務が長かったので、友光がやろうとしている「客の要望を全て聞く1日1組のお店」とやらにまたまたまたぁ、やっぱり小説だからよね、なんて思っていたのですが、最後のタネ明かしで納得!!
凝り固まった千秋の「正しさ」は幼少期の経験が原因で、素直になれないこじらせた思春期も良きところに着地し安心しました。
”誰かが作る料理にはささやかだがたくさんの祈りがこもっている”というフレーズは胸にくる…

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まるで、彼みたいな彼 小説

夢乃咲実  蓮川愛 

奇跡に感動

大学時代に亡くなった恋人のことを12年も忘れられないままの春也の
風化することのない悲しみを見ているのが本当にツラくて、読み進めるのをためらってしまった前半部分。
でも、どこか俊を思わせる友彦との出会いは"新しい"恋ではなかった…?という思いも寄らない展開にグイグイ引き込まれて、
次々湧き上がる疑問の先を見たくて気付けば一気読みしていました…!

私はハピエンが大好物…

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