蓮川愛さんのレビュー一覧

偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

面白かった!!!

海野先生の現代物、本当にハズレがないですねぇ。
面白くて一気読みでした。
blとしても面白いのですが、自分の食生活を見直すいい機会にもなりました。自分の気持ちに寄り添って、何を食べたいのか考えてみる。一見簡単そうに見えてなかなか難しく、作中の受けの気持ちがよくわかりました笑

特に好きだったのは後半のおばあちゃんと母親とのエピソード。思わず涙ぐみながら読んでしまいました。

もちろんb…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

よかった〜


しみじみいい話でほろりとしてしまった「正しい食事」をとることを大事にしている千秋が、高校の同級生で料理人の友光に再会します。 なぜ正しい食事になってしまったのかその事実を知ると家族のすれ違いがいろいろあって些細なことでボタンの掛け違いになってしまうんだなぁと思った。料理は相手を思って作るものなんだよね。心を開いて和解できてよかったなぁ千秋。友光が根気強くてすき。

「食事」ってほんとうに心…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

栄養補給

先生買い。ははーなるほどーと思うお話でした。難しいよね、食育というかなんというか。キャラに惚れるとか恋話方面はそんなに萌えなかったので萌にしました。本編270Pほど+あとがき。

地域密着型の小さな不動産さんで働く千秋。働くことにも慣れてきたこの頃、何かが足りないと思うことが増えてきて、資格の参考書探しに本屋に入ったところ、レシピ本をにらんでいるイケメンを見かけます。それは高校時代の同級生だっ…

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イケメンすぎる年下から熱烈アプローチされてます 小説

海野幸  蓮川愛 

このお話のその後が楽しみ

高校生のときに父が亡くなって一人残された喜一は、30歳を過ぎる今に至るまで、友も作らず恋もせず、日々の仕事を淡々とこなすだけの人生を送っていた。
会社の忘年会で当てたゲームを不慣れでありつつも年末休暇にやりこみ、そのオンラインゲームで知り合ったsumiという人に装備や武器やチームで冒険の旅をする楽しさを教わる。仲良くなるにつれて、sumiが大学生だと知り、ますます自分の年齢を言えなくなってしまう…

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『偏食家のためのレストラン』コミコミスタジオ特典ペーパー「みんなで昔話を」 グッズ

以心伝心ではないけれど

本品は『偏食家のためのレストラン』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、情事後のお話です。

うっすらと夕暮れの光が差し込む中
下着だけでベッドの端に腰を下ろした友光は
ペットボトルの水を飲みながら
ベッドで裸のままぐったりしている千秋に目を向けます。

顔立ちが整っているのは重々承知でしたが
均整の取れた体も見ていて飽きないなと思っていたら
千秋が体を隠すよう…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

正しさの基準

今回は叔父の店の臨時店主と
不動産会社の営業マンのお話です。

食に拘りをもつ受様が料理人となった攻様との再会で
生き方を変えるまで。

受様は地域密着型の不動産会社にて
精鋭メンバーが集まる店舗でも抜群の営業成績を
誇る営業マンです。

大学進学で始めた1人暮らしにもすっかり慣れ
仕事は順調で職派の人間関係も良好で給料も満足ですが
時々、何かが足りないと思う時があります。…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

No Title

好きな作家さんの作品なので、発売日をたのしみにしていました。
イラストも、この作品の作風にぴったりで、大満足の一冊でした。

タイトルから想像できるように、「食」が、この作品の大きなテーマになっています。

食べることのたいせつさと、極端に健康的な食生活をしようとする食への「こだわり」について、共感できるところもあるので、興味深くよむことができました。

「食」へのこだわりは、ほどほ…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

自分を大事にする極意

タイトルに惹かれ、蓮川先生の男前攻め×美形受けの表紙に「これは間違いない!」と期待値が高まり楽しみにしていた一冊です。
男前攻めが美形受けにご飯を食べさせる設定、大好きです。

攻めが優しく細やかに受けの「今食べたいもの」を聞き取りして丁寧に作ってくれる描写に、カチコチだった受けの頭と心が柔らかく変化していくのがよく分かりました。最高すぎるよな、このレストラン。

それを受けて、食への意…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

沁みる。考えさせられる。盛大にお腹が空き、心いっぱい満たされる物語

海野幸先生の新刊、お豆腐が繋ぐ恋物語を読んだのは
つい先週のことだと思うのですが、
続けてこんなに素敵な物語が読めるなんて、本当に感激です。

先月の「社長!」シリーズ新刊も、お豆腐のお話も、
そしてこちらのお話も漏れなく全て最高オブ最高だったのですが。

特にこちらの一冊は、刺さって刺さってしかたありませんでした。。
受けの経験が昔の自分の境遇と重なるところがある、というのと、

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

人生のソウルブック

食事が本来どのような意味を持つのかということに気付かされた啓発的な側面と、家族との間に燻っていたわだかまりが解けていくヒューマンストーリーな側面とにアプローチしていく物語展開にただただ感動……
食事に悩みを抱える全世界の人たちにぜひ読んでもらいたい至高の一冊でした。


「正しい食事」とは、人によって捉え方が違うものです。
正しい、正しくないの概念は意識次第で変えられるということ、正しい…

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