鈴木あみさんのレビュー一覧

愛で痴れる夜の純情 禿編 コミック

鈴木あみ  樹要 

ちゃんと「おとこのこ」でよかった

ドラマCDで平川大輔君が綺蝶の声をやっているので読んでみようと思いました。私としてはあんまり遊郭物は非現実的で好んで読まないのですが、綺麗で可愛くてせつなくてよかったです。
どう考えても女装だし、男の話にするには無理があるんじゃないかと勘ぐっていたのですが、ちゃんと「おとこのこ」でした。

花降楼の妓娼綺蝶と蜻蛉のお話。禿編なので、蜻蛉が買われてきてから水揚げまでのお話です。
蜻蛉が綺蝶を…

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愛で痴れる夜の純情 傾城編 コミック

鈴木あみ  樹要 

美しくなった傾城2人!

禿の頃から美貌を誇っていた綺蝶と蜻蛉ですが、傾城を争うようになって、益々美貌に磨きがかかり、美しくなった2人に出会えます。
誰にでも気軽に話しかけ、面倒見の良い綺蝶と、いいところのお坊っちゃま育ちで、生き方も不器用な蜻蛉。
そんな2人が、気持ちを表すことが出来ず、すれ違っちゃうのが萌え。
お互い、今さら素直になれないことに対してもどかしく思っているのが、ホントなんとも言えず。
次は完結でし…

2

愛で痴れる夜の純情 傾城編 コミック

鈴木あみ  樹要 

サスペンス風味

吉原の大店で色を競う蜻蛉と綺蝶。犬猿の仲と言われながら、心の中では互いを想う二人だった。
蜻蛉が命の危険に晒される事件が続き、その時々体を張って助けてくれた綺蝶への気持ちが蜻蛉の中で膨らんでくる。
伝えたいのに伝えられない蜻蛉のもどかしさにヤキモキします。

少しサスペンス風の味付けがよかったのですが、最後が少しわかりにくかった。ワタクシだけかな。まさか夢オチじゃないですよねぇ。

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媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

シリーズ6作目

誰もがうらやむ美貌で、傾城をたもちつづける男娼・玉芙蓉。
しかし、彼はいつもろくでもない男にばかり惚れ、貢ぎ続けていた。
そんなとき、現れた見世の顧問弁護士・上杉は・・・・!?

というお話。
女王様受…((*゚Д゚*))ハァハァWW
蜻蛉編のときにも現れておりますね。
蜻蛉がカムロのときについていた男娼がこの人なんですけど。
そんな人が、まさかこんなかわいい場面を見せてくれるとは…

4

華園を遠く離れて (表題作 恋路) 小説

鈴木あみ  樹要 

シリーズまとめの短編集

4作目までのキャラクター達、かっぷるのその後のお話です。
これがまた萌える。
身請けされてその後~のお話なので、ラブラブっぷりも甘さもひとしおです。
遊郭の中にいると、時代を忘れますが、外にでるとまた雰囲気かわりますしね。

■ 恋路 ■

第一作目の、旺一郎×蕗冬です。
実家の旅館を再び始めた蕗冬と、再び、医大に通い始めた旺一郎。遠距離な感じですが、蕗冬の旺一郎大好きオーラがまぶ…

3

夜の帳、儚き柔肌 小説

鈴木あみ  樹要 

シリーズ3作目

どう見ても18歳以上に見えない事実(*´I`)ノもぃもぃ

今回の主人公は忍タン。
花~のくだりは面白かったです。
健気な子なんです。
幼子のころに、捨てられた忍は、遊郭に拾われるんです。
派手な顔立ちで美しい娼達が集う花降楼。
けして不細工ではないが、花も口も小さく、目だけが大きい。
栗色の髪の毛。どちらかといえば地味な顔立ち。
なので、なかなかお客がつかないことが多かったんで…

3

愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

ちょっと泣いてもいいですか

最初に読んだのは漫画のほうなんですが、凄く切ないお話です。
何が切ないって、お互いが想いあう気持ちっていうかさ。
綺蝶が蜻蛉を、大事に大事に想う気持ちっていうかさ。
思い出したら泣けてきた。゚(゚´Д`゚)゚。

良家の息子として生まれた蜻蛉。婆さんの言いつけで、淫らなことには一切汚らわしいものとして教えられ、キビシク育てられてきた。しかし、家が傾くと、これまで淫らとキビシク言われてきた…

4

君も知らない邪恋の果てに 小説

鈴木あみ  樹要 

遊廓モノにも目が無いのです

廓とか男娼とか遊廓とか身売りとか。
たまらなく好きなんです*。(*´Д`)。*°
辱められる姿が好きなのではなく、その裏にある複雑な心情を読み取ることで胸が騒ぐというか。
今回はそんな身売り&男娼な話。

旅館の経営が傾き、兄の借金で兄に身売りをさせられると言う話。
幼なじみで淡い恋心を抱いている旺一郎と一度は逃げますが、「旺一郎の人生を台無しにするきか?」の一言で戻ることを決意します…

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