鈴木あみさんのレビュー一覧

愛しき爪の綾なす濡れごと 小説

鈴木あみ  樹要 

綺蝶の秘めた想い

『愛で痴れる夜の純情』で想いが通じ合った綺蝶と蜻蛉ですが、今作はその前作の途中に挟まる時間軸となっています。
前作もそうですが、綺蝶よ、どんだけ蜻蛉が好きなんだ……に尽きます。

好きなのに、近くにいるっていうのに触れることも許されず、他の男に抱かれることが仕事で。強い精神力がないと、壊れちゃいますよねぇ。
そして、大好きなことをセーブするためのあの長い爪だったんですねぇ。
毎回思ってた…

1

薔薇の支配者 小説

鈴木あみ  竹中せい 

刑務所 いいですねぇ

舞台が刑務所ということで、受が囚人や看守から襲われたりとか、複数攻な要素があるのかなと思ったりしたのですが、誰かさんのおかげで未遂でした。
始めのあたり鬼畜が入ってますが だんだん甘くなる様子が見ていて楽しい。
最後は極甘でいちゃいちゃで、わーい♪でした。
湊は受だけど、女性的な部分はなく、年齢相応の男っぽさがあっていい。
湊がきせられた無実の罪については、え~っと...? とは思いつつ、…

0

愛で痴れる夜の純情 傾城編 コミック

鈴木あみ  樹要 

切なさが加速する…。

お互い客を取るようになって言葉も交わさなくなって。
昔とはどこか違う綺蝶にどう接すればいいかわからない蜻蛉。
けれど、最後の最後ではいつも綺蝶は蜻蛉のことを庇ってくれて。
大事にしてくれて。
それがどうしてなのかもわからない。

不意に湧いてでた綺蝶の家の話にも、自分のワガママで引き留めることよりもその方が綺蝶のためだと信じているような蜻蛉が切ない。
そして、蜻蛉のことを想ってるのに…

2

愛で痴れる夜の純情 禿編 コミック

鈴木あみ  樹要 

どうしても手離せない。

一瞬、女の子かしら?とも思いたくなる雰囲気の2人。
まあ、それは遊廓が舞台だからなのですが。
それなら時代が違うのかと思ってみれば現代で。
それを念頭に置いて読もう。

というか、何も考えずに読んでて「ああ、そういえば男の子だった」みたいな感じだったりするんですが。
それぞれに事情を抱えて売られてきて。
特殊な客商売だし、当然、色子同士の色恋なんて御法度。
なのに、芽生えていく感情…

1

君も知らない邪恋の果てに 小説

鈴木あみ  樹要 

花降楼シリーズのはじまり

売春防止法が廃止されて十数年たった
仮想現実の中で男ばかりの遊郭・・・
花降楼シリーズ第1作目

このシリーズは、花降楼の男娼=色子が
身請けされるまでのストーリーなんだけど
第1弾は、幼なじみモノ。
旅館の息子と使用人の息子という関係が
逆転して、旅館の息子は色子に転落。
使用人の息子は、ヤバイ金融屋さんになって再会する。

最初からラストは見えているのですが
吉原だとか…

0

華園を遠く離れて (表題作 恋路) 小説

鈴木あみ  樹要 

見た目の性別がわけわからんv

シリーズ1作目
シリーズ3作目
シリーズ4作目
シリーズ2作目
の順番でそれぞれのその後vのお話が読めます。
とりあえずみんな幸せそうっvvv

※この本はそれぞれの作品を読んでからのほうが
楽しめると思います。

椿と忍。そういえば・・・こいつら身請けされたのに
いつまでも源氏名っておかしくない?

髪をばっさり切って、男に戻った者。
髪も服装も、女子のままの者。

2

婀娜めく華、手折られる罪 小説

鈴木あみ  樹要 

蛤になったつもりで締めろv

このセリフが大好きです(*´д`*)

売春防止法が廃止されて十数年後の
仮想現実の中のお話。

近代の話ではなく現代のお話です。

美妓ばかり集められた
花降楼は吉原イチの男娼専門の大見世v
このシリーズは、男娼=色子たちが運命の客に見受けされるまでの物語。
シリーズ第4作目です!

春を売る花降楼の色子はみんな花の名前の源氏名を持ってます。
今回の主人公は、椿。
真…

3

夜の帳、儚き柔肌 小説

鈴木あみ  樹要 

ドジでばかで幸薄い受けのシンデレラストーリー

花降楼シリーズ3作目。遊郭モノです。

売春防止法が改正された遊郭が復活して10年経ったという
仮想現代日本のお話。
舞台設定が、近代日本のように錯覚しがちだけど
未来のお話・・・SFに近い設定だと私は思います。
そこがおもしろいよね。

表紙を見てもらえばわかると思いますが
もうぱっと見はNLモノにしか見えないというかw
受けの顔と格好は女の子ですv

美妓ばかり集められ…

5

泥棒猫 小説

鈴木あみ  街子マドカ 

ケモミミストの主張

女性のみに感染するウィルスにより
人類が男だけの世界になってしまって10年後・・・
“ミミつき”と呼ばれる種が誕生した。

と、いう序盤の設定にすんなり乗れるか乗れないかで
物語が楽しめるか楽しめないかの分かれ道だと思う。

受けは、“ミミつき”
“ミミつき”で生まれるのではなく途中から耳と尻尾が生えてくるんです。
“ミミつき”は、全員そーいうことになってます。
なにしろ女がい…

2

泥棒猫 小説

鈴木あみ  街子マドカ 

可愛いニャンコは好きですか

まったく購入するつもりが無かったんですが、前回の「ウサギ狩り」からの続編!?ということで、無駄にときめき増しまして、衝動買い。
面白かったです。というか可愛かった!!
ウサミミについでの本日ネコミミ。しかも、ツンデレ猫でございます。
男を囲ってやりたい放題!?なんていうから、どんな淫乱猫ちゃんなのかと読み始めたわけですが、これまたピュア。
ショタくさいというわけではないのですが、なんとも可…

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