鈴木あみさんのレビュー一覧

男の結婚 小説

鈴木あみ  香林セージ 

オール男性陣によるホームドラマ

普通なら兄弟の結婚や家庭に口を挟むのは余計なお世話と一蹴されてしまうもの。
…という一般的な理屈はさておき、受け・水季は弟の結婚及び花嫁(注・男)に納得いかん!!
って勢いで結婚式をぶち壊しに式場に乗り込もうとしてトラブルに遭う。

車の接触事故の加害者・頼人に事情を説明したら、当たり前ながらドン引きされたってのに、たまたま居合わせたってタイミングで巻き込む羽目に。
しかし、何かの拍子で…

1

恋と戦争~後宮にひらく薔薇~ 小説

鈴木あみ  香坂あきほ 

永すぎた両片思い

 はいまーと・ろーぜ以来久々の鈴木あみさんの長編ヒストリカルロマン。
 舞台は前篇の中~東欧辺りの王国から後編では中近東っぽい帝国の後宮に移ってゆく  が、主人公カレルとレオンハルトの関係性はむしろ花降楼の蜻蛉と希蝶に近い。
 
 王国の宮廷で2人は政敵で、犬猿の仲と目されている。でも本当は少年の日の初めての 出会いから10年以上もお互いのことだけを想い続けてる。
 花降楼の2人を縛るのは…

1

妖精生活 小説

鈴木あみ  みろくことこ 

シリーズ物と知らず

かわいい表紙に誘われ&DTものという説明を読みホイホイと買ったのですが、
まさかのシリーズ物第三作目。
あー、これはミスったなーと思っていたのですが読んでみると
特に前作とは話的には関係なかったようで気にすることなく読み進められました。

堅物な受が童貞を捨てるために四苦八苦してあれこれされちゃう話なのですが
意思をもって童貞を貫いてる受けに自身は少なからず好意を寄せてなりませんでした…

1

強姦島~あえぐ夜~ 小説

鈴木あみ  高崎ぼすこ 

タイトルに多大な期待をしませんように!

さてさて、なんとも書店で手に持って買い求めるには気恥ずかしさが募るようなタイトル
「強姦島~あえぐ夜~」ですよ?それに追い討ちをかけるような帯付きですから
思わずレジに行くのを躊躇したくなりますよね。

そんな過激なタイトル&帯がついた本の内容はと申しますといわゆる普通です(笑)
雰囲気としてはもっと集団的な複数レイプ描写が多くあると思っていたのですが、
実際は1×1ですし、受けと攻め…

17

強姦島~あえぐ夜~ 小説

鈴木あみ  高崎ぼすこ 

色んな限界を感じました。。。

思いきりネタバレしてる上に、長く悪辣です。注意願います。

発売日前にあらすじをみて、
「バ○ロワみたいなサバイバル、たった一冊でまとまるのかな?ビーボーイだし深い内容になるとボカすかフェードアウトして内容の薄い中途半端な作品になるか、リブレお得意の[書いてないけど実は続きます]パターンじゃないの?」
と思っていました……

それでも攻×攻、しかもレーターさんも好きな方! 読まない訳に…

35

妖精生活 小説

鈴木あみ  みろくことこ 

天然純粋培養御曹司の恋

妖精シリーズまたのシリーズ名DT部シリーズ3作目は叔父と甥っ子カップルです。
前作が共に同級生カップルでしたのでまた違う展開で楽しめます。
DT部でも御曹司故なのかどこか偏った考え方でズレ気味天然一唯が受け主役です。

将来、一族に下半身事情で迷惑をかけないと言うある意味硬派な考えで
結婚するまで清い体でいることを決めている一唯がTD部の会合での話でHのうまい下手の
話が出てきたことで…

3

妖精生活 小説

鈴木あみ  みろくことこ 

今度のDTは箱入り天然(ボケ)。

鈴木さん作品の中では結構好きなシリーズなんですが(特に2作目『妖精メイド』がすごく好き)、こちらは・・・まあ悪くはないかな~という感じでした。

DT部の真名部一唯(受)とその叔父・悠史(攻)ですが、もともとガチ近親CPがすごく苦手なので、叔父×甥の時点であまり気が乗りませんでした(それでも甥×叔父よりはよっぽどマシだが)。

どうもキャラクターが好みじゃないですね。どちらもあまり魅力を感…

4

うまなみ(合同誌)(表題作 フィールドワーク) 小説

水壬楓子  鈴木あみ 

花降楼シリーズ番外編

2013年冬コミの新刊です。
鈴木あみ先生の商業誌番外編3編と水壬楓子さんの商業誌番外編3編を収録。鈴木あみ先生の花降楼シリーズ番外編「一富士」と「二鷹」の2編を読みました。

「一富士」
藤野が娼妓、椛が禿だったころ。
師走も近いある日の夜、年末年始にかけて忙しくなるからしばらく花降楼に登楼できない旨を藤野に告げた諏訪。すると藤野は諏訪に賭けを持ちかけます。〈抜か六〉に挑戦してみないか…

1

うまなみ(合同誌)(表題作 フィールドワーク) 小説

水壬楓子  鈴木あみ 

午年ですから・・・

水壬さんと鈴木さんの恒例の合同誌です。タイトルがすごいですね~。
それぞれ3編ずつ(うち鈴木さんの2編は2CP・2部構成)。

鈴木あみさんサイドから。

2編目『初詣と姫はじめ』
前半が『男と同棲』より、後半が『妖精メイド』より。

『妖精メイド』のみ。

本編も好きなんです。この2人はいいなあ。
初詣に出た2人ですが、一柳が振り袖姿の女の子を見ているのに気付き、雪歩(商業…

2

男と同棲 小説

鈴木あみ  香林セージ 

スピンオフとは知らずに読んで

でも、全然問題なかった。
舞台になっているのが、ゲイだけが住む、ゲイのためのセレブなニュータウンというだけで、お話としては、その中の一軒の、一組のカップルの独立したお話で、一応、前作のカップルもサービス的にちょっと登場しています、って感じだったから。

このお話のカップルは、高校時代にちょっとした言葉の行き違いから、セフレとして付き合い始めて10年。
ひょんなことからセレブなゲイタウンに家…

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