鈴木あみさんのレビュー一覧

恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

切ない恋の駆け引きの先に・・・

花降楼シリーズ、第十弾!!
一応一巻完結型・・・とはなっているようですが、やはり全部読んだ方が絶対に面白いし、色々と感慨深くもなるので、花降楼シリーズの中でもし一冊でも気に入った作品があったら、その勢いで全巻読破を心からお勧めします。
かくいう私も今までは全部読もうとは思っていなかったのですが、久々に花降楼のお話を読み、やはり全作読もうという気持ちになったからです。
とりわけ今作は、前作とリ…

5

臈たし甘き蜜の形代 小説

鈴木あみ  樹要 

あの岩崎様が主役です

花降楼シリーズの中でまだいくつか読んでいない作品がありまして、この作品も読むのを後回しにしていた作品の1つでした。

元々、綺蝶と蜻蛉が大好きだったので、この2人が廓を去ってしまった後のお話を読む気になかなかなれなかった・・・というのもあるし、なんといっても綺蝶と蜻蛉の間を引き裂こうとした岩崎様が主役という事で躊躇していたんです。
「愛で痴れる・・・」の時の岩崎様には嫌なイメージしかなかった…

4

媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

お気に入りカップル誕生!!

花降楼シリーズでは勿論綺蝶と蜻蛉カップルが一番好きなのですが、彼らに匹敵するぐらい大好きなカップル誕生です!!!
綺蝶と蜻蛉の禿時代のお話では、かなり嫌な人として登場していた玉芙蓉・・・その時は正直大嫌いなキャラでした。
なので、そんな玉芙蓉が主人公のお話なんて・・・と思って実はしばらく避けていたのですが、思い切って読んでみて本当に良かったです。

玉芙蓉がこうなってしまった過去はやはりか…

3

はいまーとろーぜ(1) 流刑編 小説

鈴木あみ  夢花李 

山あり谷ありの冒険活劇

作者さんが歴史系少女漫画が大好き!と書かれていたように、山あり谷ありの冒険活劇+恋愛あり、とで出しからグっと引き込まれて面白かったです。
痛々しいシーンもありますが、抱き合ってあたたかく幸せを感じるシーンも同じくらいあります。

普段はとっつきにくいかな、て思うような設定のお話は、BLだと避けてしまうのですが、入りやすいようにしたという作者さんの言葉通り、本当に読みややすかった。
特に冒頭…

1

Heimat Rose -繋囚- 小説

鈴木あみ  夢花李 

攻めがかわいい

全4巻のうちの1巻目。
ずっと気になっていた作品で電子書籍での配信が始まっていたので購入しました。
前半の方で島を脱出してしまったりとかなりテンポよく進んでいきますが、読みやすくていいです。早すぎると感じることはありません。

攻めのレイはやたら強くて邪魔な人間を容赦なく切り捨てられる人ですが、そんな彼が作中でみせる大人になりきれない子どもっぽさがものすごくかわいいんです。
作中でも他の…

4

九尾狐家妃譚~仔猫の褥~ 小説

鈴木あみ  コウキ。 

究極のもふもふものでは?

花降楼シリーズで鈴木あみ先生の作品を読むようになったんですが、
こちらの新作も鈴木あみワールド全開で魅力的ですね。
ケモノ×種族違い×身分違い×妊娠出産などなど、色々な設定が混在しているのに、話の展開がちゃんと王道なのがさすがですね。
あらすじを読んだだけでめちゃくちゃ萌えたので、購入したその日に読み終わりました。鈴木先生の作品はいつもテンポがよくてメリハリもあり、構成のバランスもすごく気持…

10

強姦城 ~帝王の夜~ 小説

鈴木あみ  高崎ぼすこ 

前作のスピンオフ

前作「強姦島」のスピンオフです。
表題作と、後日談的SSが収録されています。

前作で一時解散していた強姦ゲームですが、新しい変態金持ちが復活させたという設定で始まります。

弓弦(受け)は学生時代から片思いしている鳥羽(攻め)が強姦ゲームに参加すると聞き、鳥羽に抱かれたい弓弦は自分も参加しますが…。

ルールが変更となっています。
参加者が13名の美丈夫であるのは同じですが、今回…

2

強姦島~あえぐ夜~ 小説

鈴木あみ  高崎ぼすこ 

さっくり読めます

1冊丸ごと表題作です。
彗の目線でストーリーは進んでいきます。
会話が多いので、さくさくと読めます。主人公・彗が犯されまくるイメージのある題名ですが、あちらこちらで強姦が行われるというだけで、彗がそう酷い目に合わないので受け入れやすかったです。

ゲーム参加者は13名。ここが微妙な所で、せっかく目次の前に、ルール説明と人物紹介を載せていて、ゲームさながらの様を呈しているのだから、13名全員…

2

てのり彼氏~花の蜜で愛撫~ 小説

鈴木あみ  Ciel 

鶯生くんの恋人

ある日突然小さくなってまった主人公・香。何かと世話を焼いてくれる幼馴染・鶯生に、あんなことやこんなこともされちゃって…というお話。

設定は突飛ですが面白かったです。あまり悲壮な展開がないので明るく楽しく読むことができました。Ciel さんのイラストがまた可愛くてエロくて素晴らしいです。

表紙イラストでは攻の鶯生がすごい変態ちっくで粘着エロスな素敵な雰囲気ですが、そうでもなかったです。…

2

誘惑の甘い檻 小説

鈴木あみ  青樹緫 

腹黒義兄によるセクハラ英語授業

何より印象に残ったのが、妙な英語授業でした。
「右乳首の方が感じる」とか「前より後ろがイイ」とかを英訳します。
お義兄ちゃん、一体何を教えてるんだよ! と笑ってしまいました。

さてそのお義兄ちゃん。たいそう腹黒でいじめっ子です。
優等生のフリをして、裏では煙草吸ったり、ゲイ仲間と遊んだり。
挙句に義弟を緊縛レイプしたり、卑猥写真で脅したりと酷いものです。
お前なんかタイプじゃないと…

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