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谷崎泉 陸裕千景子
ココナッツ
ネタバレ
『ドロシーの指輪』の続きです。 『ドロシー』の後半に『イゾルデ』の序章部分が載っていますので、完全に前作から読まないと意味がわからないと思います。 谷崎さんの続き物は一冊が独立していることが少ないので、やはり順番通りがお勧めです。 前作同様、攻めは贋作の名手であり今は骨董商として店を継ぎながらも仕事をしない緒方。 受けは美形でありながらも恐ろしく財布の固い守銭奴、三本木です。 タ…
谷崎さんの続き物です。 本編と『イゾルデの壺』が収録されています。 本編の事件はこの一冊で一応解決を見ますが主人公たちの私的な部分は全部が明かされてはいませんし、さらに『イゾルデの壺』の方はまったくこれだけではわからない仕様。 わたしは今回は珍しく次巻も用意して読みました。 谷崎さんの作品が合うと思われる方は、次巻も用意されてからの方が良いかもしれません。 相変わらず派手さはないですが、…
かえっちょ
今回は骨董に纏わる件で誰も暗躍することもなく、ほのぼのほっこりするお話でした。 お正月の三本木の実家のある日光を舞台に、三本木の家族周辺がメインとなります。 まさか三本木の兄弟があぁいう風だとは思いませんでした(笑) 彼がケチになるのもそんな切ない理由があったとは…。 兄弟からあんな扱いされて、よくまぁひねくれなかったものです。 実家にいるのが苦痛な三本木は、なにかと緒方のところに逃…
緒方さんが可愛すぎる! 大男で無愛想で強面、どこにでも作務衣に褞袍で出掛けちゃう人に"可愛い"という言葉は似合わないだろうけど、そうとしか言いようがない~。 彼にとって三本木は特別で、一挙手一投足に心を乱される様は、恋する純情そのもの。 元々人の気持ちを読むのを苦手とする緒方なのに、気難しい三本木が考えることを読むのに必死なんです。 それでもなかなか顔に出ないから、三本…
この巻から表紙絵が、格段に素敵になってると思います。 3~5巻めの表紙は並べて置いておきたいくらい好きです! 内容以上に甘~い二人の構図なのも嬉しいところ(笑) 今回は三本木が拐われてあわてふためく緒方さんの巻です。 表面上は動揺してなさそうに見えて、実際は全然違うんですよね。 1巻でも三本木の為に手離すつもりのなかった家財を売ろうとしたし、今回も自分の戒めをあっさり反故にしフランス…
藤崎都 陸裕千景子
だん
親の再婚で義兄弟となった受け様攻め様です。 受け様は可愛い感じの子で、そうドジっ子というわけではありませんが ほっとけないタイプです 攻め様はそんな受け様を溺愛しています パターン的にはありがちかもしれませんが 安心して読める感じでした とにかく攻め様が受け様を誰かに取られるのが 怖いみたいで元彼とかいろんな人に目に触れさせるのも嫌がる感じで 結局自分で、受け様を食べてしまいま…
前作において緒方が三本木への気持ちをより自覚したのでありますが、 その後もなかなか手を出せない緒方に同情しつつ可愛い30男だと思って、ニマニマしてしまいます。 相変わらずどケチで天然で、どうしてもお荷物ぎみな三本木ですが、彼の気持ちの真っ直ぐさや彼なりの気遣いがより随所に表れており、読者側としてもついつい三本木を可愛く思えてきちゃうのですよね。 そんな恋愛面の楽しみも、前作以上でありまし…
元贋作師である骨董屋・緒方を中心にして、骨董品を巡る様々な事件に巻き込まれていくこのシリーズ。 ストーリーの都合上、ラブ度は低くなりがちかと思いますが、これはなかなか面白いです! 訳ありで持ち込まれる話に、興味本意の人達や甘い汁を吸いたい人達がわらわら群がって複雑な話となり、本物は?偽物は?と奔走。 徐々に紐解かれる内情にわくわくしながら読み進められます。 また緒方の周囲にはクセの強い…
15歳差ぐらいの歳の差設定好きなので楽しめました(*´∀`*) 受け様は可愛い設定で、小さいころから知らない人に連れて行かれそうに なったりと兄も攻め様もナイトとして 受け様を守っていたようです 受け様は昔っから攻め様が好きだったのですが どうやら攻め様もまんざらでもなかったというか好きだったんですよね!? 15歳という歳の差があるから お互い相手とは不釣り合いではないかと悩…
水上ルイ 陸裕千景子
麗音
竹彦がトリスタンの言動が好ましくないと思った時駄犬扱いし『ベランダに繋いでおく」とか「電信柱に繋ぐぞ」としかるセリフが好き トリスタンは、そんなことを言われてもうれしくて尻尾を振ってしまうんだろうなと思うとほのぼのします。 近くにできた新しいレストランのシェフが、トリスタンの修業時代の先輩ザネッティだったが、味や構成がトリスタンと同じで被ってしまい潰しあう危険を回避するために、味の対決をし…