陸裕千景子さんのレビュー一覧

罪な抱擁 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

第16弾です

罪シリーズも16弾目、そんなに続いてるのねと驚きました。
何時の間に…と言う感じです。

又今回もごろちゃん(受)が殺人事件に巻き込まれて…
と罪シリーズではお馴染みの展開かと思いましたが、今回は直接事件には関わっていないので、あまり危険にもさらされていません(笑)
それがかえって今回の萌えられなかった原因の一つかもしれませんが

元々の相談話は、富岡の同期の西村が、別の同期の女性社…

2

魔法使いの食卓 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

ぼんやりした味の料理みたい

面白いはず。
だって谷崎さんだし、きっと面白いはず、
と思いながら、読み終わってしまいました。

細部は面白い……んだけれど、
全体としてちっとも面白い!という気分になれない。
美味しい(はずの)料理……を並べられて食べてみて、
えっと?きっとこれ、素材もいいし美味しいんだよね?
でも薄ぼんやりした味で、今ひとつよく分かんないんだけど?
という感じの読後感。

       …

2

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

日の当たる小鳥

「お兄ちゃんのお嫁入り」がとても気に入ったので、こちらも手にとってみました。
儚げな感じの表紙とストーリー紹介から、シリアスもの?と思ってしまいましたが、出てくる登場人物たちがみんなポジティブ、または個性的キャラなので、楽しく読めました♪

特に主人公の日向は、名の通り、明るくて真っ直ぐな性格の本当に良い子です。
別作品ならいっくらでもシリアスに傾きそうなストーリーを見事に明るく持っていっ…

3

淫らな躰に酔わされて 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

究極のツンデレ!?

3バカトリオの3人目、高円寺の恋のお話し。
受のツンデレぶりは私の中で史上最強でした(笑)。
リアルにいたら、受け入れられないのは必至なあの態度・・・。
それでも腹が立たなかったのは、ひとえに高円寺がヨカッタ~♪
3バカトリオの中で高円寺が一番好きな私ですが、
一番の魅力は「口調」!
「痛ぇなぁ~」をはじめ、ちょっとガサツな言葉遣いに男っぽさがツボにはまりまくり、男クサさ満載。
陸裕…

0

メロメロ。 小説

藤崎都  陸裕千景子 

医者の筋肉フェチ



筋肉フェチの整形外科医志季は、子供の頃のトラウマで
女性に触れられると気分が悪くなり嘔吐するほど。
だけど、女性との幸せな結婚にも憧れていて・・・

その志季が子供の頃憧れていた高岡は魅力的な筋肉の持ち主だった。
ある日自分の医院の前で酔って寝てしまっている男を家に連れ帰ります。
その男はかつて志季が憧れていた高岡、その高岡の大胸筋の誘惑に負けて
高岡の筋肉に触れてしまい・・…

2

メロメロ。 小説

藤崎都  陸裕千景子 

設定はおもしろかったのですが…

筋肉フェチの志季は理想的な筋肉の持ち主に出会い、その日のうちにHしてしまいます。
攻めの高岡は小学生の頃の憧れのお兄さんだったのです。
高岡はぐいぐいと押してきますが、女性にトラウマを持っている割に、運命の女性と出会う夢を持っている志季は、高岡に惹かれているのをなかなか認められません。
高岡の筋肉には始めからメロメロでしたが、次第に心もメロメロになっていく志季はかわいかったです。
しかし、…

4

ダブルブッキング -同居は甘い恋の罠- 小説

橘かおる  陸裕千景子 

尻切れトンボのような

前半はなぜか読み進めるのが大変でした。ラブ要素がなかったからかな?
ただ、どれだけ仕事を頑張っているかなど彼らの生活が垣間見える感じは良いと思います。

隣のご夫婦の声が聞こえてきたて…というのは伏線だと期待していたのですが、最後何もなくて残念。おかげで尻切れトンボのような印象です。
その辺を拾ってもらえると評価も変わったかなーと思います。

ふたりの最中の声が隣に聞こえてて、最後はお…

2

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

秘書が出張り過ぎで攻めの影が薄い

久々に間之さんのご本を読みましたが、やはり甘いですねー。
間之さんと言えば個人的にはあまり特筆すべき山のない(すみません・汗)、甘さ補給のために読む作家さんなので、こんなにレビュー数も評価も高いというのは正直驚いています。
しかし、小鳥が死んだ話の直後のバンバンジーは如何なものか…

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受けの日向は、21歳の常に前向きな大学三年生。
年齢にそ…

6

悪徳の楔 小説

中原一也  陸裕千景子 

七人のヤクザ達の修羅場超え

不甲斐ない名倉組に見切りを付け、自分達で天下を取ろうと意気込む黒田、二宮ら七人のヤクザ達。
黒田は普段から男女問わず人前構わず盛っていて周りに絶倫ぶりを見せつける獣のような魅力がある男だが、今回は二宮他のヤクザ達を率いての攻防戦で見せるパワーにも圧倒される。
他人に対しては人情を見せない男かと思ったが、自らの懐に飛び込んで命を差し出すほどの舎弟には同じように懸命に守ろうとする姿に男気が溢れてい…

5

悪徳の褥 小説

中原一也  陸裕千景子 

どこまでも貪欲な男

ヤクザとしての若頭の男ぶりに惚れ込んで忠誠を誓う二宮と、彼の忠誠心だけでなく身体も想いも丸ごと支配したいヤクザの若頭・黒田。

名倉組内の後継者に不服がくすぶる中、黒田は他の信頼のおける舎弟を引き連れて反旗を翻す。
二宮は一人だけ置いていかれた事で屈辱感を持ったまま、不本意にもヤクザとしての器が小さい舎弟頭の指示に従いながら裏切り者となった黒田の後を追う。
それも全て策略の内とはいえ、穏や…

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