陸裕千景子さんのレビュー一覧

しあわせにできる(2) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

振り回されっぱなしの本田

しあわせにできる2作目。

本田と久遠寺の関係(心情的な)は進展していません。
寮の隣部屋に越してきて同棲生活が始まっちゃっているので、
物理的な距離は確実に縮まっていますが(笑)
お気の毒様ですが、本田は完全に久遠寺に振り回されていますね。

本巻では本田の過去や家庭環境が見えてきました。
高校時代に夜の世界でバイトしていたなんて意外でした。
それにしても、ちょいちょい登場して…

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しあわせにできる(1) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

俺様きゃら炸裂

しあわせにできる、1作目。
NYから帰国した久遠寺と建設課で忙しく働く本田のお話しです。

二人とも仕事のできる切れ者ですが、それゆえにぶつかることも多いという王道BLでしょうか。
ただ、久遠寺の俺様キャラは半端ないです。
相手の話を聞かず、自分の思うままに行動するマイペースっぷりがすごい!
(若干強引すぎるやり方に引いてしまいそうな部分もありましたが)

そして、そんな久遠寺に振…

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キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

king of ポジティブシンキング + クール秘書

間之先生すきー、陸裕先生も大好きー という訳でかねがね気になっていた
当作、手にすることが出来たぜ、いぇーい と読み始めた昨夜。
いいわー受けさん!
彼の前向きな考え方がすげー好き。読んでて気持ちいい!!
すっきり爽快~!!!
本年の king of ポジティブシンキング あげよう。
と思ってたら happy go lucky=楽天的な
(直訳のご機嫌さんはうまくいくという方がイメー…

3

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

コレ!という印象が残らなかった

あれー?私は別の作品を読んだのかな…。というほど皆さんのレビューとは違う感想になりました。

最後まで鬼を「あんた」って呼ぶ潮をどうも可愛いと思えず…。う~ん。なんと言えばいいのか。小さなアップダウンが沢山ありすぎてコレ!という印象が残りませんでした。精気を食うためという初エッチも唐突だし、神様が見える同級生とか、竜神とか、鬼が消えるって話も、腫瘍のことも、何もかもが唐突でツギハギな気が。

4

灼熱の薔薇は紅く燃えて 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

アラブの王子様とエリートSP

あぁ、愁堂さんのノリだぁ…と安心(?)しながら。
主役はエリートSPレオナちゃんと、アラブの暴れん坊○軍王子サーディクです。

ノンケの親友に想いをよせていたレオナちゃん。
けれど親友の「結婚しようと思っているんだ」の言葉に恋ごころは打ち砕かれ、傷心のままやけ酒。
やけ酒からのノリで好みでもないウリセンボーイを連れホテルに──という途中で、絡まれる外国人男性を救出。
お礼をしたいと強引…

5

美味しいカラダ 小説

藤崎都  陸裕千景子 

スイーツものを期待したんですけど・・・

陸裕先生の挿絵狙いでget。
大好きなんです、陸裕先生。キレイなんですもん。
藤崎先生のお話とあいまって、ピンク色超王道BLの完成~。

攻めさん:デパート創業家の養子。経営危機に陥りつつある受けさんの
     お店の立て直しを一生懸命フォローする。
     デパートに出店してと勧誘中。
受けさん:父親亡きあと、元々の店と同じ場所でケーキ屋再開したパティシエ、
     賞もら…

2

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

グロ注意!そして、ネタバレ注意!

涙が止まりませんでした。
前作『青龍の涙』のスピンオフということですが、竜神が出てくるだけで続編というわけではないみたいなので、これだけでも楽しめます。

グロやエロはありますけど、夏○友人帳や蛍○の杜へなんかと似た雰囲気で、切なくて心温まる物語でした。しかも、露神様が出てくるんですよ!残念ながらこの作品の露神様も消えてしまうのですが、鬼と潮の幸せを守ってくれていた優しい神様です。

残…

4

青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

竜神は人間らしく、人間はまるで神仏の化身

賛否両論あるようですが、私は好きでしたね。
前半で、竜神はそれはそれは酷いことを彰にしました。よりによってあんなにいい子を脅したあげく、メチャクチャに陵辱したのは、許せないことです。
でもこの400年竜神が、とても寂しかったのであろうことは想像できます。信じていた人たちに裏切られながら、それでも村を潰すことはしなかった竜神は、やっぱり優しい人だと思うけどなぁ。そして、とても人間らしい。彰を陵辱…

2

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

ごめん 無理。

うーん怖すぎた。
いいお話なんだろうけど、怖すぎたので、百万歩譲って中立が精いっぱいな私を許して・・
身体損壊シーンが無理な方は、お止めいただいた方がよいかと。

陸裕先生の挿絵目当てでget。
美しい表紙。。。。中の挿絵もほんとに美しい。
ただただあのシーンさえなければ・・・・・
あのシーンがあるが故に、長らく読み終えることができず タンス預金ならぬ
タンス本と化してしまった。

2

モルグの番人 小説

今城けい  陸裕千景子 

伏線が…

特に好きな作家さんや絵師さんではなく特段好きな設定でもないのに妙に気になる作品ってありませんか?私はこの「モルグの番人」がそうで、クールな印象のタイトルに惹かれて一体どんなお話なんだろうとワクワクしながらページを捲りました。ちなみに「モルグ」というのは「死体安置所」という意味だそうです。

物語は雑誌記者の須賀(攻)の一人称で進みます。高校時代からの親友・柳に十年も片想いしている須賀ですが、想…

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