陸裕千景子さんのレビュー一覧

旦那様は鬼 小説

天野かづき  陸裕千景子 

むかしむかしあるところに

むかしむかしあるところに。
誰もがしっている鬼退治。
犬・木地・サルを連れ~ってそこまでちゃんとコラボさせるのねw

天涯孤独な少年が
ある日突然異世界にトリップしてしまう。
召喚されたその世界には、空想上の生き物であるはずの「鬼」が存在する。
しかもその鬼を退治するとか・・・無理でしょうよ。

天野さんの作品をあれこれ読むと
いつものパターンだなと思ってしまうのは私だけだろう…

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月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

グロ駄目な方は要注意

青龍の涙のスピンオフです。
前作の攻である竜神様がちょろっと登場、それと受の弟分の息子くんも。
お話としてはこちらがより好きでした。
人が大好きで、人のことを食べられない泣き虫で優しい鬼と、そんな鬼のことが小さい時から大好きな人間の話です。

鬼と交流を持ったことで、人間を食べようともくろんでいる他の鬼に目を付けられてしまった受。
そんな受を祭の当日まで守ると約束した鬼との日々が描かれ…

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青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

癖になる良さ

激萌えしました。
人外大好きなので、それだけでも最初から期待値MAXなんですが、その期待を裏切らない面白さでした。
天涯孤独で施設育ちの受が養子縁組と騙されて行った先で待ち構えていたのは、小さな湖を守るために人間に髭を奪われて神社に封印されていた竜神でした。生贄として差し出された受は、日夜竜神とその使いである蛇に心身ともに陵辱されるんですが、これがもう何とも読んでて痛い。冒頭からぶっ放してます…

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愛欲スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

エロエロだから(?)清々しい

『劣情スイッチ』のその後。
前作の清々しさにやたら感動しちゃったので、勢いでこちらも読了。

いや、甘くて、とんでもなくエロいのはその通りなんですけれど、前作でも感じた清々しさは消えてないの。
愛欲まみれの日々を送る2人が「共に白髪が生えるまで」と決意するまでのお話なんですもの。
これさぁ、とてつもない純愛話だと思うのね。

2人で夜行バスの中で『イケナイいたずら』をしたりされたりし…

1

劣情スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

エロエロなのに清々しい

普段と比べて2割増しの忙しさ。なのに収入が増えるわけでもないという、なかなかすり切れる毎日の中「こういう時はやっぱり西野さんの本でしょう!」ということで読み始めた1冊。
やはり、疲労回復に西野さん作品は効きますね。
なんか元気になる。

今回の主人公、依泉くんは、自慰をしている自分をネットにあげている大学生。
そうなっちゃった理由は、バリキャリの母と2人暮らしで物わかりの良い子だったとい…

2

終わらない微熱 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

いろんな意味でもっとドキドキしたかった…

CD→原作の順で続編も読み終わりました。

ひそやかな~の時から思いましたがこの方の作品は読みやすいですね。
ページ数が少ないせいもあるでしょうが今回もスラスラ読めました。
だからといって大きく心に残るシーンがないのがな…うん。

エッチシーンも多いですが個人的には別にエロエロでもない気がします。
今回も皓介に抱かれるのは好きだしおもいきり感じてしまう景くんは可愛かったです。

0

ひそやかな微熱 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

思ったより心にこなかった…

ドラマCD→原作の順で読みました。
Hシーンが多いことと細かな点を除けばほぼほぼ原作通りだったんですね…。

なんでしょう。
スラスラ読んでしまったんですけど…これといって読みやすいというだけではなく…お話が深くまで心に入り込んでこない気がしました。
皓介さんは結局景の容姿あってこその惹かれ具合ですよね…。
心の変化も文字で語っているだけというか…いまいちグッとはきませんでしたね。

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王国のΩ 小説

天野かづき  陸裕千景子 

オメガは王家へ嫁ぐしきたり

天野先生のオメガバース3作目。今回獣人さんはおらず、中世ヨーロッパみたいな世界でした。さらっと読めた+陸裕先生が猛烈に好きなのですが、どうも苦手な部分もあり中立にしました。本編190P弱+あとがき。

王宮の庭師を束ねるゼレクの弟子として働くシャル。幼い頃に裏庭で知り合ったのが実は第二王子(攻め)と分かった後も、気を許せる相手と考えていてくれるのか、時折、同じ裏庭で二人で寛いでいます。ある日、…

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王国のΩ 小説

天野かづき  陸裕千景子 

設定は珍しかったのですが…。

久しぶりに天野さんの作品を読みました。以前は、異世界トリップ系が好きでよく読んでいたのですが、だんだんあっさりしたストーリー展開が物足りなくなって遠ざかっていました。

今回は、大好きなオメガバースで、Ωが絶滅危惧種という、ちょっと変わった設定でした。
おまけに、そのΩは好きな王族を選べ、選ばれた王族が王様になるという…なんとも期待されるストーリーです。
そして、そのΩが庭師のシャルで、片…

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王国のΩ 小説

天野かづき  陸裕千景子 

王道の萌えをシンプルに楽しめるオメガバースです

こちら、オメガバース+シンデレラストーリーです。

ちょっと新鮮で面白いのが、オメガが絶滅寸前の超貴重な存在で、とても大切に扱われると言う設定なんですよね。

オメガだと分かれば王宮に迎えられ、王族と結婚をする。
しかも、王族(候補者)の内、誰を選ぶかも自由。
そう、選択権はアルファでは無くオメガにあるのです!
要は、逆ハーレム状態と言うんですかね?

まぁそんな感じで、身寄りも…

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