李丘那岐さんのレビュー一覧

rutile souvenir bouquet グッズ

甘くこぼれる金色の滴

この度もミチさんお目当てでゲットしたので、
『街の灯ひとつ』番外編、『Golden Dew』のみで失礼致します。
片喰×初鹿野となると俄然テンションMAX!!になってしまう為、
落ち着かなくちゃとは思うのですが
やはり落ち着くなんて事は出来ないので諦めます(何を)

葛井と共に京都の“先端バイオ産業フェア”へ1泊2日で向かった初鹿野、
帰りにお土産を買おうと百貨店に寄ります。
葛…

5

ご主人様と庭師 小説

李丘那岐  麻生ミツ晃 

ハウチワカエデ

タイトルを見てその家の専属庭師なのかと思ったら違いました。
庭師の統吾とその顧客の楓の話。
祖父の十字造園が経営の危機を迎えていて、至急二百万円が必要な統吾は同僚の吉沢からのAV出演の話を受ける。
実はそれはゲイビデオで、嫌だけど造園のために仕方なく我慢しようとした時に楓が乱入して統吾を連れ出す。
そんなにお金に困ってるなら言ってくれればよかったのに、なんとかしてあげる、と。
お客様にそ…

1

夜を暴く 小説

李丘那岐  北沢きょう 

ワーカホリックな男達

登場人物みんな個性的で面白く、特に朝倉と蜂賀のテンポの良い会話は読んでて楽しかったですが、なかなかラブに発展しそうでしない2人に少々もどかしさもあり。そこまで接触しといて寸止めは酷だわと肩透かしを食らうこと度々で、仕事熱心なのはいいけどもうちょっとプライベートなシーンを見せてくれと思いました。

とは言え、朝倉も蜂賀も脇役達も、職種は違えど全員自分の仕事に何らかの誇りをもっていて、それぞれのス…

0

ヤクザな神さま 小説

李丘那岐  佐々木久美子 

10年越しの思い

読後、改めて本の題名を見て「そういうことか・・。」とすごくストンと思えた作品です。
出版社さまのあらすじと物語の序盤で、普段攻め→→受けがすごく好きな私としては、一回挫折しそうになったのですが(笑)
素敵な挿絵と吸い込まれるような文章に気づけば、この後どうなるのだろう?東濃のこの言葉の意味は?と気になる要素がたくさんで、勢い良く読むことが出来ました。

また攻めの名前が晴佳で可愛らしく、受…

3

恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

許せてしまう!

他の作品で同じような展開が起きると
「え!?」と思い、興味が引いてしまうこともあるのに、
何故だろう。この作品では、最後まで楽しんで読むことができました。
作家さんの上手さでしょうか。

ゲイを自覚し、もう恋をしないと決めた高校教師、花宮と
新任教師、細菌オタクで冴えない鐘崎の物語。
最初は、鐘崎にとってみれば、花宮は口うるさく、めんどくさい
存在なのですが、花宮の悩む姿を知り、

0

兄弟恋愛 小説

李丘那岐  田倉トヲル 

ゴタゴタしていて中途半端

この作者の本はいくつか読んでいて、大好きじゃないけれど悪くないと思っていたのですが、
これはNGでした。
途中で何度か放り投げようかと思ったのですが、道中他に読む物もなし(笑)、
仕方がないので斜め読みで読み終わった感じ。

誘拐された桐を偶然助け出したことが縁で、施設から裕福な家に引き取られた峻也と妹・美姫。
もう1人引き取られた親戚の子もいて、兄弟5人のうち実子は桐と藤の双子だけと…

0

恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

ちょっとした衝撃でした(笑)

ノンケばかりを好きなってしまうゲイの花宮。
辛い恋はもうたくさんだ!とばかりに恋はしないと決め、高校教師として生きる日々。
新任教師・鐘崎の担当となるも、鐘崎は細菌オタクで人間嫌いで花宮のこともけ無駄がっているようだったのだが…。

途中で物語のトリック?的な部分の答えはわかってしまうんですが、それぞれに相手に感情を抱いていて。
けれど、それをうまく伝えられなくて。
擦れ違ってせつなく…

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ご主人様と庭師 小説

李丘那岐  麻生ミツ晃 

天才と○○は紙一重的な攻め様

何処か浮世離れしているのか、草食系と言うよりも植物系と言った方がしっくり来るような
資産家で尚且つ天才的な頭脳で特許なんかも持っているような攻め様、でもこの攻め様
人付き合いが全然出来ないような感じで、仕事と言っても生活する為にしているって
感じは皆無で、単なる趣味で色々作ってる。
そして頼まれた仕事も興味が湧かなければ手を付けない変わり者。
こんな攻め様のお相手が、真面目な植木職人の受…

2

若旦那のお気に入り 小説

李丘那岐  夏珂 

若旦那の本当の姿

再会ものラブに分類されるのでしょうが、受け様は攻め様の顔を最後まで思い出す事が
ないパターン、出会った時の事は覚えていても、再会した攻め様とはまるっきり姿だけで
なく、雰囲気や、攻め様の心の持ちようがすっかり変わっているからと言う設定。

受け様はやんちゃ系で、車の整備士をしていて、短気で口が悪い職人タイプ。
そして受け様は呉服屋の若旦那で、実は過去にはグレてやんちゃしていた過去を持って…

2

くちびるに愛の歌 小説

李丘那岐  亀井高秀 

亀井さんだ

積み本の海から発掘。
多分、李丘さんで作家買いしたうちの1冊。
単独作品でした。

お話は、広明のニューヨーク生活の一コマから描かれ、そこから、何故、広明がこのようなニューヨーク生活をするようになったのかが徐々に明らかになって、、、
という展開なので、この、本にカバーに書いてある、粗筋というか紹介文は、いきなりネタバレというか、
まあ、間違ってはいないけど、ちょっとミスリード的な?

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