唯月一さんのレビュー一覧

王朝ロマンセ外伝 王朝唐紅ロマンセ 小説

秋月こお  唯月一 

シリーズで最推しの2人!!

破天荒さと畏さと美しさを兼ね備え(過ぎて)る業平さまに出会ってしまったからこそ、家の嫡男として育てられていた賢さと愁いさと美しさを兼ね備えるお国経少年が出会って以降の2人の関係と愛が絡まりながら進んでいくストーリーがとっても素晴らしかったです!!

個人的に、メインカプのハッピー・ラブラブストーリーより、こちらのサブカプ2人の話の方が読み応えがありました。

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右手にメス、左手に花束(3) 耳にメロディー、唇にキス 小説

椹野道流  唯月一 

篤臣の父死去 一時帰国 結婚の報告

挿画担当が変わる。似ていて違う雰囲気。

篤臣の父が、職場の仮眠室で突然死。死因は脳出血。
葬儀が終わってから、母を訪ねる篤臣は、同性婚について母に切り出せない。

数日後、江南が訪問、
江南が篤臣の母に結婚の報告をすると、母は怒り、篤臣を平手打ち。
篤臣は知恵熱を出し、母は家を飛び出していく。

篤臣の母は、同性婚を受け入れようと努力しだす。
一方、江南は前日父親に結婚を報告…

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右手にメス、左手に花束(4) 夜空に月、我等にツキ 小説

椹野道流  唯月一 

メス花シリーズ4作目

江南親子の問題も一区切り。篤臣は気になってたんだろうな〜江南が好きだから仲直りしてほしいし、蟠りを無くしたい。
最初は篤臣1人奮闘してて江南にイラッとしたけど、篤臣ママの助言もあって素直になれて良かった。篤臣の存在の大きさ、江南には感謝してほしい。篤臣が男前でかっこよかった。
親目線でみても、しみじみと良かったなぁと感動でした。新たな親子関係も上手くいきそうで何より。

2人のクリスマスは…

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右手にメス、左手に花束(5) その手に夢、この胸に光 小説

椹野道流  唯月一 

白い巨塔(爆)

米国留学から帰国して、二人は多忙ですれ違いの日々のなか、江南は教授選で小田先生を推しているが、劣勢で。。。

今回の巻は、久しぶりに大学病院が舞台で、お医者さん同士のCPだというのを久しぶりに思い出しました(笑)そして教授選に巻き込まれる江南、本人達の思うところとは別に色々な思惑が交差し、プチ白い巨塔!
そして、当て馬(教授選のね)だった小田先生、最後は教授になっちゃいます。医療過誤でライバ…

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右手にメス、左手に花束(4) 夜空に月、我等にツキ 小説

椹野道流  唯月一 

立派な嫁に

シリーズ4作目ですが、最初の大事件(江南が無理やりやらかしたヤツ)以外は二人の関係が深まりながら、お互いのことを思いやり、情を深めていくエピソードが主軸になっています。

前作で、江南の両親にもカミングアウトしたものの、勘当されてしまいました。けど、篤臣の機転?根性?で誠実な思いを江南両親にも伝えたことで、篤臣はパートナーとして認められた存在になったのでした。
この巻では、年末年始に日本に帰…

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右手にメス、左手に花束(3) 耳にメロディー、唇にキス 小説

椹野道流  唯月一 

カミングアウト

この巻の肝はやっぱり親に対するカミングアウト。
お互いに気持ちは決まっていても、なかなか踏み出せないことなんだろうと思います。
が、篤臣の父親が急逝したことにより、帰国し話をするという方向に。

他の作品でもカミングアウトの題材は色々書かれてますが、良かったのは、どちらの両親も最終的に了解してないってところです。大団円にはなってない。
(篤臣母のおかげ?で大団円ぽく、はあるんですが)

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王朝春宵ロマンセ 小説

秋月こお  唯月一 

勉強になるBL

平安時代を舞台に圧倒的な知識と優美な文章が光り、秋月先生ならではの豊かな知性が感じられる作品。寺院と稚児の関係や、平安京の政についても知れて勉強になるBL。 千寿丸がとにかく可愛くって長い髪の毛を左右に結い上げている姿に萌えた!コミカライズもされているのでそちらも読みたいな。

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花嫁はマリッジブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

4頁に一度は笑えるコメディ

監察力鋭い著者のコメディもの。
このストーリーでキモいキャラは、姉の恋人のエディ。強いんだか弱いんだか、分からない人。恋人に殴られたって、泣かされたって、縋り付いて9年。(思い出しただけでも噴き出して笑ってしまう、面白いキャラ)
笑い所は、エディの奇行と、拓海の台詞。表現が面白くて笑ってしまう。笑いながら読んだので、一冊読み終わるのが早かった。
「花嫁はマリッジブルー」→「花嫁は今夜もブルー…

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普通の男

大好きな「顔のない男」の番外編、「普通の男」のレビューです。

飛滝(攻)への辛口評論を読んで憤る音彦(受)。そんな音彦をなだめる飛滝が次に出演を決めたのは「普通過ぎる人々」というその評論家が嫌う監督の映画で…という内容でした。

役になり切って別人になる飛滝の前に、姿を現し、何度も恋を仕掛ける音彦。
ただ、台本としては飛滝は音彦と恋愛関係になってないので、一体どうなるの?
というのが…

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花嫁はマリッジブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

反発しあう二人が惹かれあっていく過程が良かった

テンポ感も良くさらっと読めるライトなラブコメで、勢いがあってなかなか面白かったです。

売れないバンドマンの彼氏を見捨て、玉の輿婚を夢見てセレブ合コンに潜り込んだ美咲がゲットしたのは旧華族で名門ホテルグループの御曹司・朝倉。
朝倉も金目当てだとわかってるので、自分の結婚式は上流階級向けのブライダルフェアだと割り切っているし、美咲を選んだ理由も両親の好みではない女をあえて選んで彼らが眉をひそめ…

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