夜光花さんのレビュー一覧

愛にふれさせてくれ 小説

夜光花  ひたき 

執着愛

「灼熱を呼べ」の続編です。

前回からの続きになっていますので、そちらから読む事をお勧めします。

前回で事故に巻き込まれた裕也が、アメリカで手術を受けて帰ってくるのですが、その事について電話で話している内にケンカに。
竜治は、どうしても裕也の1番でありたい、裕也には自分を1番優先して欲しいという切ないくらいの執着心があります。
勿論、人として分かる気持ちではありますが、そこに至るまで…

2

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

好きすぎて辛い

作品タイトルはちょっと怖いですがそこまでシリアスではありません。

中学教師の幸也は新任教師として赴任してきた男を見てぎょっとした。それは幼馴染の聡だったから。昔、聡は幸也のことが好きだと告白してきました。しかしなにかと自分と聡が比べられることが多く、さらに自分の父親と聡の母親が不倫関係にあったため幸也は聡が妬ましく、「ここから飛び降りたら、お前を好きになってやる」と言ってしまいました。
そ…

4

七日間の囚人 小説

夜光花  あそう瑞穂 

閉じ込められた2人

要は目が覚めると見知らぬ部屋のベットの上だった。
周りは白い壁で窓もなく、まるで箱のような見知らぬ部屋。
そして隣で寝ていたのは要が大嫌いな同じカフェで働くバイトの亮二。
しかも2人は全裸で、要の右手と亮二の左手には手錠と鎖がかけられていた…。

おもしろかったです!エロにも内容にも満足。
2人が閉じ込められて7日間の話。
しかも要は亮二のことが嫌い。それは亮二がゲイかもしれないから…

5

凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

これでキャラが出揃った感じでしょうか

梁井轟(人間と獣の混血である「獣人」)×鳳光陽(獣人の「餌」 梁井と「契約」を結ぶ)

梁井が仕事でイギリスに行ってしまったのをチャンスとばかりに、普段梁井から過保護に扱われまともに外出などさせてもらえない光陽は、束の間の自由を求め屋敷を抜け出して外の世界を楽しみます。そして偶然出会った「須王」という青年と親交を深めていきます。初めてクレープを食べてみたり、人の良さそうな青年と友達になって喜ん…

6

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

怪談系は苦手ですが…

西条希一(一匹狼タイプ 霊の存在を頑なに否定)×天野歩(霊媒体質 西条に纏わりつく黒い影を気にしている)

中学で同じクラスになった西条の背後に不吉な黒い影を見て気にする天野ですが、その時は自分の霊媒体質の状態がひどくなったことで学校に通えなくなり、(一度偶然出会うものの)そのまま疎遠になってしまいます。24歳になった天野は父親から一人暮らしを強要されますが、引っ越したばかりのアパートの隣に住…

12

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

いいよね・・・兄弟。

夜光花先生のSHYの2冊目の作品です。
異母兄弟のカップルなのですが、ブラコンぶりが凄い!
王道な感じの超ラブラブものでないところが、私には楽しめました。

お話は兄×弟(母違い)です。
俳優をやっている異母兄の尚吾とその兄の下に身を寄せて学校に通う異母弟の誠。これでもかというくらい過保護な異母兄の尚吾。本当ならそんな兄をちょっとうざいなと思うかもしれない異母弟の誠ですが、それをうれしい…

4

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

義兄弟もの!

最近夜光先生のご本はちょっと購入を御無沙汰していたんですが、久しぶりに「これは!」と思って、ネットで即買いしました(地元の本屋は品揃えが悪くて…(^^;)

主人公・誠は四国の過疎の進んだ村に住んでいたのですが、高校進学を切っ掛けに東京にいた腹違いの兄・尚吾に誘われ東京に出てきます。
それ以降兄と二人暮らしをしているのですが、誠には時々夢に見るものがあります。
そこへ行くと神隠しに合うとい…

3

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

結末は言えません

智洋は人が苦手でいつも1人で過ごしてるような男だった。そんな智洋が知り合いに招かれたパーティーに半ば嫌々出席し、椿という男に声をかけられる。彼は智洋を人形のような顔だといいいきなりキスをしてきた。
あんな男にはもう二度と会いたくないと思っていた矢先、パーティーの主催者である梶谷に連れられて椿は再び智洋の前に姿を現します。椿はドールハウス職人である智洋に、もうすぐ取り壊す邸のドールハウスを作ってほ…

2

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

オガクズしか詰まっていない心とは?

おもしろい、そして年下攻め(これは大きかった)と聞いて買ってみた本です。
初・ガッシュ文庫、初・夜光花さんでした。

ワンコで必死な年下攻めに流される年上の受け、という図が好きで、そんな私にとってこれはよかったです。あんまり年下、な感じのしない子でしたが…
ただストーリーの根幹は結構ありきたりなものなので、鋭い方にはすぐに先が見えてしまうのでは…?
でも私は先を読むのは苦手なので、矛盾な…

2

シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

ミステリー

レストランのオーナーと、そこで働くギャルソンのお話です。視点が二人を行き来しながら、謎が少しずつ明らかになってくるミステリー仕立てのストーリーになってました。
私は途中まですっかり騙されてました。

オーナーの矢上(攻)が、自分の持ってるレストランで出会ったのは、ギャルソンの瑛司(受)。
瑛司は10年前に死んだ弟にそっくりだったのだ。
興味をひかれて交流するうちに、お互いに惹かれはじめる。
でも、…

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