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137/151(合計:1506件)
夜光花 高橋悠
miicha
なんという王子っぷり(笑) 本編も読んでいましたが、正直こちらのスピンオフ作品のほうが更に萌えてしまいました。 須王はある意味攻めの理想像、まさに高い塔に閉じ込められた姫を救いだしにくる王子様のような存在でした。 数あるBL作品の中でもこのスイートジェントルマンっぷりは(攻めとしては)珍しい部類に入りそうな気さえします(笑) 実にとんでもないところでこのお話は切れてしまっているので…
夜光花 高階佑
satoki
ネタバレ
あらすじやら色々からてっきり吸血鬼モノかと思っていたけどそういうワケではありませんでした。 主人公の真人はストレスによる好血症。抑圧された色々が血への欲求であらわれる、というもの。 いっそ本当に吸血鬼の方が萌えたかもしれないと思う私は人外スキーです。 タイトルに背徳とあるわりには背徳感が足りない気がしないでもないかなあ。 中盤以降ことあるごとに真人に手を出してくる奈義に流されまくる真人…
たぬき
とにかく無茶苦茶なお話で、にんともかんとも。 あ~でも、おいらの理解や想像を越える人はフツーにいるわけで、現実にありえないとは言い切れないのかもな~・・・って印象でした。 初めて読む作家さんなんですが、「先生、女 お嫌いなんですか?」って聞きたくなっちゃった。 初音(受の実妹)は、さんざん周りを引っかきまわした挙句、受に夜這いかけるし。 受の母は馬鹿で使えないし。 愛(攻の婚約者)は…
夜光花 榎本
久江羽
親の事業が破綻して、身売りされてしまう子供のお話は良くありますが、「息子の便器になれ」とまで言われてしまう子供はそうそういないんではないでしょうか? そんな、とんでもない富豪・綿貫家の息子・一輝と身売りされた子・春也の13歳から24歳までのお話です。 誰がおかしいって、綿貫おやじが一番おかしいのですが、子供を売った金でどうにか死なずに済んだ親も恥知らずで、大人がこれじゃあどうしようもないじ…
夜光花 水名瀬雅良
エレニ
兄弟ものです。が、サスペンス的な要素が前面に出てきているせいもあり、背徳感は思ったよりも薄いですね。過疎の村に根強く残る、人間のエゴが絡んだ因習。村の暗部と言えるそれが悲劇を生み出すという事態が重点的に描かれ、かなりダークな雰囲気を醸し出しています。 兄の尚吾は、そんな醜さが渦巻く村から弟の誠を引き離し、東京で同居しています。尚吾の過保護っぷり、兄弟べったりぶりが素敵。まだ想いが通じ合う前から、…
茶鬼
この作品、何が一番ひどい奴らかというと<大人>です。 主人公の親たちの、醜い姿。 彼らに与えられた運命に、そのレールからはずれられない子供たちの心が胸を打ちました。 しかし、夜光さん独特の淡々とした文章で、その設定がどんなに滑稽だろうと、そうなのかもしれないと暗黙に了解させられてしまいました。 13歳の春也が、親の借金のカタに売られてきたのは、会社をいくつも経営する大金持ちの綿貫家。 …
夜光花 海老原由里
ホモ子・アンドリュー
元社長令息でお坊ちゃま育ちの主人公の佳宏は、父の会社が倒産したのちの貧乏生活に納得がいかないまま、仕事もうまくいかない日々を送っています。そんなある日、絶交していた幼馴染の平良に『リアルライフゲーム』なるボードゲームに誘われ、高校時代につるんでいた透矢、翔太と共にゲームを始めます。 『リアルライフゲーム』とは、人生ゲームのようなもの。ただし、マスに書かれた内容を必ず「リアルに」実行しなければなり…
夜光花 朝南かつみ
ひとみ
「犯罪者は地獄に落ちればいい、自分の力を使って私刑を下すことも厭わない」という考え方のもとに超能力を行使している清涼。 かたや秦野は、「いかなる犯罪者であっても法の下で裁かれるべき」という信念の持ち主。 犯罪によって心身を深く傷つけられた過去を持つ二人だが、犯罪者に対するそれぞれのスタンスは対極といっていいほどに異なっている。 ある事件を契機に出会った二人はこの食い違いによって事あるごと…
夜光花 ひたき
菊乃
『灼熱を呼べ』の続き。 前作で、爆弾事件に巻き込まれて失明した裕也が アメリカで角膜移植を受けてからのお話です。 アメリカ滞在中に、見知らぬ日本人から託された手紙とメモリーカード。 そして、竜次の亡くなった叔父の恋人だった光の登場。 さらには、光を狙う暴力団幹部の笹来の黒い思惑。 この3つのお話が絡み合って かなりごちゃごちゃした印象を受けてしまって なかなかお話に入り込め…
受けが『調律師』と言うだけで購入してしまいましたw 高校の時に、自分の事を真剣に叱ってくれた同級生・裕也を 警察官となった今もずっと思い続けている竜次。 裕也が竜次を思う気持ちと竜次が裕也を思う気持ちの種類は 微妙に方向性が違っているんだけど 竜次の危険な行動を止める為の取引として付き合う事になった二人が さまざまな疑惑や戸惑い、思いをやり過ごしながら お互いがお互いを必要と…