夜光花さんのレビュー一覧

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

文句なく面白かった

守屋清涼はサイコメトラーなんちゃらのように、人に触れるとその人の記憶を覗くことが出来るんです。その特殊能力を生かし、警察の捜査に協力をするんならまさしくマンガの世界ですが、今回は記憶を操作し破滅に追い込もうとします。
ですが、運命の男・秦野道也と出逢ったことで、いろんなことが動き始めるんです。
いやぁ、ドキドキ・ハラハラ、その上エロも極上。
ホント、面白かったです。

秦野は、犯罪を犯し…

2

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

事件とエロと両方楽しめる

サイコメトラーが主人公のお話です。
はじめのうちは“記憶を消す”という胡散臭い商売をしている清涼という人物のイメージがなかなか掴めなくて、これは大変読みづらいことになりそうだと思ったのですが、もう一人の主人公、刑事の秦野が登場してからはお話全体の方向性が定まったためか、清涼に血が通ってきてくれました。

実は秦野が初めて登場したときは、まさかこの野暮ったそうな男が主人公の片割れになるとは思っ…

1

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

ああ後悔・・・

なにが後悔って嵐の夜てか台風に日に読むんじゃなかった(笑)
これホラー!?サスペンスホラーだよねコレ。
噂の夜光花さんの初読みでした。この話途中から怖かったです。
人里離れた洋館で起こる事件の数々、王道ミステリーな設定ですが見せ方上手で、怖いけど読みたい、そんな感じでした。
事件の真相も納得のいく内容で、最後にとびきりの驚きが待ってました。

そして気になるエロ方面ですが・・・すごいで…

2

ラブ☆コレ 5thanniversary 小説

夜光花  ふゆの仁子  森本あき  高橋悠  奈良千春  わかな 

このシリーズのお楽しみは、ラフ画とマンガ

年に一度のお楽しみ企画「ラブ☆コレ」第5弾。
今年は「獅子の爪牙」「攫われた花嫁と恋愛結婚!?」「花の残像」の3作品の後日談。

元ネタ、読んでない?

ノー・プロブレム

元の本を読んでいれば、それはそれで一層楽しめるでしょうが、読んでなくても大丈夫。
寧ろ、「未読のご本の試し読み」みたいな使い方もアリ。
どの作者さんも、作品数の多い人気作家さんなので、新規開拓の参考にすること…

1

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

(ノ I `。) ウゥ・・・。

この凍る月シリーズは
人外ものは何となく敬遠していたのですが
大好きな夜光花さんということで手を出した作品です♪
どの登場人物も魅力的で設定も素晴らしいので
もし・・もし読むのを躊躇っているのであれば是非読んで頂きたいですヽ(^◇^)/
で、今回はシリーズのスピンオフ 「花の残像」須王×巴続編☆

須王の右腕であったヨハンの裏切りが断定し敵対するなか、
様々な登場人物の思いが入り混…

2

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

泣けました

ボロボロ泣くまでは行きませんでしたが、複数の箇所で思わず涙が滲みました。
まず序盤の、二年の間に渡る巴の悲惨な境遇が辛くて痛々しくて…。本当に可哀想でした。ですので救いがあって心から安心しました。
が、その後のフラッシュバックに苦しめられる巴と自分を責める須王が切なくて切なくて…。そこにヨハンの造反・策略が加わり、ハラハラし通しでした。
そのヨハンですが、読み終わってみると彼もひどく切なかっ…

3

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

本編よりこちらの番外編の方が好みです

いやはや健気受けって良いものですね。健気というか不憫です、主人公の巴は。眠っている時にを須王に頭を優しく撫でられて泣きそうになっているところ、じんとします。しかし己の意思もしっかり持っていて…須王に契約相手が自分だけでは駄目なのか訊くところ、いじらしかったです。
須王も、基本的には話のわかるまともな人(獣人ゆえの独自の理論も持ってはいますが、理解できない範疇ではない)ですし。ちゃんと巴のことを大…

1

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

設定勝ちですね。

うぅんなるほど。面白かったです、獣人と餌という設定。否応無しの一蓮托生、まさに喰うか喰われるかの緊張感を盛り込める、上手い設定であると感じました。
バトル要素も楽しく、もう少しグロくても平気だったのですが、そこは商業BL小説ですからね。十分と言うべきかな、と思います。
気になるのは、餌の肉体回復はどこまでのレベルなのか?ということです。例えば三分の一までとか…。また回復にしても、質量保存の法則…

3

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

サスペンス

刑事×相手の記憶を覗くことができる男。
清涼は相手を記憶を覗く能力、消す能力をもっていることからそれを利用し商売をしています。
そしてそこに現れたのが刑事の秦野。秦野は事件に重要な女性の記憶を清涼が消したのではないかと問いつめてきます。
しかし女性の記憶を見た清涼は秦野が探している本当の犯人を見つけ、自分の能力を使い勝手に暗示をかけてしまいます。
それに納得しない秦野は清涼と言い合いになり…

2

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

気になる二人の行く末は…?

前作「花の残像」の前半部分でも、かわいそうな巴でしたが、
今回は出だしから悲惨な目に遭っていました…

ヨハンに陥れられ、瀕死の状態で放り出され、途方に暮れる巴と巴が死んだと聞かされ失意の中で組織のトップになっていく須王。
今後どうなるのー!?という展開で幕を閉じた前作。

今回はそれから2年後のお話です。
一言に2年とはいっても、巴にとって「殺してほしい」と願うほどに悲惨な2年だっ…

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