total review:300917today:13
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丸木文華 門地かおり
霜月生まれ
ネタバレ
優しい作品が好きなのですが、闇が深そうな作品にも触れてみたい!と思い立ち、拝読しました。 結果はすみません……草食動物が間違えてレアのステーキを食べてしまったような気分です。 作品の完成度や文章力は素晴らしかったです。登場人物の行動や言葉に説得力があり、ひっかかるところなく読み進められました。「天使」と「母」というキーワードが物語に絡められて見事に帰結する。その鮮やかさにも目を瞠りました。…
いとう由貴 門地かおり
ましゅ
ドラマCDでとても気に入り原作はどんなものかと読んでみましたが…想像以上でした。 CDもとんでもねぇと思ったがそれ以上だった…!! 瑞樹に降りかかる容赦ない不幸の連続は私のシリアス好きと健気受け大好きな心を存分に満たしてくれました。 ここまで徹底的に追い詰めてくれるのって、なかなか出会えないんですよね…。 これからというタイミングで結局助けが入ったり…いやいやまだまだいけるだろな手緩さを感…
前作と打って変わって赤色がとても印象的で大好きな表紙絵です…! 今回も瑞樹ちゃんの健気さにキュンキュンきましたが、、胸をズキズキさせまくってくれた前作と比べてしまうと…シリアス好きな我が心はついインパクトが足りない…と思ってしまいました。 陰湿なエリクのやり方は許せるものではないですが彼なりの正当な譲れない思いがあってこそで…ズキズキを感じたかった私からしたら生温く感じてしまい…前作読み直…
もち木地
丸木さん作品で、タイトルが「ノエル」、そして義父モノとくれば!近親モノ大好物属性としては飛び付かないわけはなく! 最初はすごい勢いで飛び付き読み始めたのですが、攻めが変な人で、受けも都合よく受けっぽいキャラで、それらがちゃんと筋が通っていて内容も良かったのですが、ちょっと途中で飽きました。 この本を買ったのは諸事情により2週間連休をもらった時で、連休に備えBLばっかり同時に50冊以上一気買…
目隠しレイプ&立ち直りかけたところで写真送りつけ。 冒頭で犯人分かりました!絶対コイツが犯人!! 最後まで読んで「あ、そういう読み方するんじゃないんだ、、」と気がつきました。 やっぱりBLですから攻めのヤンデレ具合、サイコ具合を堪能するべきでした。 かなりハイレベルのヤンデレサイコです。 超闇を抱えた攻めですが、受けにはとことん甘いです。 ただし受けが腕の中にいるのが最低条件。 受け…
遠野春日 門地かおり
渋茶
2000年当時のGENKI NOVERSで読んだ事があったが、すっかり内容を忘れてしまったのでもう一回買ってしまった。 当時はインターネット黎明期で"パソコン通信"なる言葉を思い出したり、見知らぬ相手とメール(会話)を交わしたりする事が目新しかった頃の時代背景ってのが色濃く残っている。 また、他では身体の相性から入っていくカップルものが多くなった中で、この話は”好き”という…
雪代鞠絵 門地かおり
とおるる
幼馴染みが好きで、主従関係も好き、そして俺様な攻めが切ない思いをするの大好物。そんな人間なので、この作品には萌えしかないと思って手に取りました。レビューを読んで、王道なのだなと知ったけれど、王道でもパターン化されていても全然構わない!と思って読み始めた。……のですが…… うーん、なんか、王道というより展開が安易? そんな気がしました。 自分を可愛くないと思いこんでいる受けが実は可愛い、とい…
fiona0109
私はこのシリーズは雑誌の方ではほぼ読んだことがないので、このカラーイラストは初めて見ました。 ベッドの上で知賀と国斉さんが横になり、2人で見つめ合っているという、とても甘々な1シーン。 そこに門地さんの短いメッセージとカラーイラストと同じ体勢で国斉さんが知賀に抱きついているチビキャラのイラスト(線画)が描かれていました。 知賀が来ているTシャツが深めのエメラルドグリーン、国斉さんが来ているT…
コミックスのカバー下にも描かれている『やすぴかくん』のお話になります。 三頭身で描かれているキャラがいつも可愛くて癒されます。 特に知賀が本編より寡黙で恥ずかしがり屋になっているのが可愛い。国斉さんは天然な所がそのままの気がしますが…。 今回のお話は、食事時に知賀が一人で食べている所に国斉さんがやって来て、「知賀に嫌われてなくて嬉しかったぜ~」と言うと知賀がちかっちかっと光りだし、国斉さ…
なつひ2
イカレた二人が出会って 幸せになるお話 だと私は思いました。 他人の悪意に鈍感で、疑いの心なんて持たずに、不幸な事はすぐに忘れてしまえる受け君。 皆に平等で穏やかで優しい、なにか輝きさえ放つような彼は、強く求める者、独占したい者にとって、ある意味とても残酷な性格だと思います。 それでなくとも幼少期に既に心が瀕死状態の攻め君の苦悩は、とてつもないものだったでしょう。犯罪行為…