門地かおりさんのレビュー一覧

たとえ偽りの運命であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

籠の鳥育成計画

シリーズ4作目
スピンオフ作品です。
1作目から登場しているアレクが主役。
瑞希の同室で苛められっこ。
自分が助かりたいがために瑞希いじめの加担するけれど、瑞希のまっすぐで優しい気持ちにいつしか、天然で無防備な瑞希を守ってあげないと…と思うようになるのです。

そんなアレクが、こんな性格になってしまったのは、できのいい兄弟に比較され親兄弟から無視され誰にも愛されず、学校でもいじめの対象…

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たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

アマノジャクないじめっ子×ツンなお姫様の擦れ違いラブ

シリーズ3作目
前作までのアルフレッド×瑞希の話では、母親を追い出した女の息子である瑞希に散々酷いことをしたけれど誤解が解けた後はわりといいお兄ちゃんになっていました。
でも、まさかここまで義兄弟のためにしてくれるとは思いませんでした。
尊敬するアルフレッドのためにならともかく、けっこう義弟のこともかわいく思っているんですね。

アルフレッドと瑞希のキスシーンを見て関係を知ったクライブが…

1

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

新たないじめっ子でライバル登場?

前作で、散々苛められ不幸のてんこ盛りの結果ようやくたどり着いた幸せ。
けど、そのまま幸せに暮らしましたとさ…にはならないんですよね。
今回は、アルフレッドを慕い、兄弟のように過ごしてきたという幼馴染のエリクがライバル&いじめっ子として登場します。
なんとなーく、アルフレッドとの逢瀬や接触を邪魔するエリクにへこむ瑞希。
だけどそのエリクの手というのが自分から階段から落ちて瑞希に落された風を装…

1

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

これでもかの不幸に涙と萌と・・・

大分以前にドラマCDを聞いたのですが、理不尽な偏見やいじめに傷つけられるかわいそうな瑞希が痛々しくて、続きが知りたいのでいつか原作(続編)を読もうと思いながら機会がなかったのですが、新装で文庫化され『たとえ偽りの運命であっても』も出たのでまとめて4冊読んでみることにしました。

生後間もなく身勝手な母親に育児放棄された被害者なのに、母親と同様憎むべき相手と認定され肉親からも蔑まれ苛められる。

1

ファンブックとアンソロジーを手にしてくれてありがとう本(表題作 生徒会長と里帰り) グッズ

見えないからこその

描いて修正よりは、修正しなくて済むように描くパターンで描かれている、知賀と国斉の、にわか雨で濡れシャツからの着衣シャワーエチ。
モノクロ作品のはずなのに、濡れたシャツ越しの乳首がうっすら色づいて見える門地マジック。
その後に続くシーンも、半脱ぎだったり手の位置やアングルで、見えそうで見えないからこそエロい。
そして、不器用ながらも一生懸命な国斉さんが、めっちゃエロかわいい。
もう1編の、キ…

2

ファンブックとアンソロジーを手にしてくれてありがとう本(表題作 生徒会長と里帰り) グッズ

橋場さんに忠告!

これ何だろ~?と届いたメール便を開けてビックリ、忘れた頃に幸せはやってくる!!
応募からほぼ1年待ちました(いや、実は忘れてましたw)

【生徒会長と里帰り】
知賀宅に居候中の国斉さんと知賀が、風を通しに国斉宅に里帰りする話です。
途中で雨に降られたふたりはシャワーを浴びることになりますが…。
ふたりっきりの一軒家。
雨に濡れてシャツに透けた地区B。
そりゃぁ、全国の攻め様代表:知…

2

ファンブックとアンソロジーを手にしてくれてありがとう本(表題作 生徒会長と里帰り) グッズ

ニマニマが止まらない!

来ました!
そして手を洗ってから、そーっと開きました!
うくくうくく♪

【生徒会長と里帰り】
シーズンドンピシャの梅雨の雨に濡れて、肩を並べて歩く知賀と国斉さん。
知賀家で居候している国斉さんが、自分ちの風通しに行く道すがらのシーン。
知賀を横目で覗いた国斉さん、知賀の濡れて透けた肌とまつ毛長っの横顔に、ドッキンではにかんでうわわな反応ー!
次の3ページめでは、知賀、国斉さんのフ…

3

ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

突き抜けた淫乱受けに拍手

「鬼畜」を読んで、ずいぶん突き抜けたお話書く人だなーと思って、あとがきに名前の挙がっていたこれも読んでみました。

こっちも突き抜けてました(笑)

なんつか。もうBLである必要あるのかな?と思うくらい、中身はほぼ官能小説。でも後味が意外と悪くないのは、主人公の緋織がいろいろ自覚したうえで吹っ切った淫乱ちゃんだからでしょう。これが無理やりだったらさすがに萎えたと思いますが、わずか16歳にし…

7

生徒会長に忠告(7) コミック

門地かおり 

主役そっちのけ

デートを満喫すべく待ち合わせから。
そんな鼻息荒いかわいらしさに期待値が上がります。

久しぶりに国斉芋だなと実感してみたり、不器用などきどきに成長を喜んだり。
それだけで終始してしまっても満足できるのですが、やっぱり色々避けては通れない事件勃発です。

橋場のデートに興味なんてなかったのに、「愛美」と言う名前にうっかり2度3度見直してはまさかまさかと信じられない気持ちに。

そし…

4

生徒会長に忠告(6) コミック

門地かおり 

そこにいるのに

始まってしまったいちゃいちゃ。
いつもは嬉しいのにこの時ばかりは誰か止めてあげてと人の気配を探してしまいました。

知賀と国斉の現場を見てしまったせいで、意識すればするほど止まらない妄想。
雛森を意識しているのか好奇心が走り出してしまったのか、すっかり環境に慣れて麻痺しちゃったなと諦め半分期待半分。

それとは別に山城と川和の関係も不思議な落ち着きを取り戻していました。
川和の笑顔が…

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