木原音瀬さんのレビュー一覧

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

松岡が健気すぎてー!涙

寛末にイライラするのが正直な気持ちですが、寛末のとまどう気持ちも分かる感じです。

ラブホで号泣する松岡にそりゃそうだと思いました。
この行動もいじらしいよー。

ただ、リストラされた寛末の気持ちや行動は当たり前なんじゃないかと思いました。
松岡が健気でかわいくて味方したいのは山々だけど、それどころじゃない人に気持ちを押し付けてなきにしもあらずです。

寛末と付き合うことで松岡との…

6

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

↓の方に同意します!

松岡が彼女になろうとするから、寛末がプレッシャーを感じて決断がつかなくなってる面があると思います。
それに、女装した葉子はしゃべれないから静かな人なのに、実際は男だわ社交的だわほぼ真逆です。
だから、価値観を180度変えないと好きなれないはずです。
松岡の内面は変わってないという考え方はちょっと違うなと思いました。

4

LOVE&CATCH 小説

木原音瀬  彩景でりこ 

あいかわらず

普通じゃ物足りない人にはおススメかなと思う一冊。
どう決着してくれるのだろうと読み進めたラストが
思ったよりも甘目でよかった。
目覚めは突然に。というやつですなヽ(*´Д`*)ノ

ペット葬祭のお仕事を始めた攻。
若干23歳。
お相手はまさか母親より年上。
しかもパンチパーマの分かり易いカツラおやじ。
パンチパーマのパンチ力に比例しないナイーブな性格のオッサンと
どう恋愛を繰り…

6

愛すること グッズ

良かったー

Kindleなどメジャーなところでも扱ってくれていれば良かったなと思いますが、もう、「廣末頼むよ、ほんと 頼むよー」と思いながら読みました
美しいこと の下巻では廣末の言動にイライラしっぱなしで松岡が不憫でなりませんでした
今回のお話も松岡と一緒にヒヤヒヤしつつ、ニヤニヤしながら楽しみました

本当に、廣末 頼むよ?

6

吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

安心感がスゴイ

原作小説は読んでいるものの、随分前だったので内容うろ覚え状態でした。

原作は5巻まで出ていますがどの部分までをコミカライズするのか、原作も未完状態でどうラストが落ち着くか知らない状態なのですが、どう転んでも大丈夫だという安心感がありました。私はもともと羅川先生の漫画が大好きだからだというのが大きいかもしれませんけれど。

コミック読んですぐはコミカル度が強い?と思いましたが、原作も読み直…

7

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  門地かおり 

続編は「神」、続編の続編が読みたい。

表題作は幼馴染みものです。貧困家庭に生まれ、親に養育を放棄された勇と、遊び友達で幼いながら彼に憧れていた同い年の邦彦。勇と自由に遊び回っていた子供時代は、邦彦にとって最も幸せな時間だった。

勇は邦彦には従順なキャラなので、普通にきゅんとするラブかとは思うのですが、邦彦の勇への執着っぷりはやはり木原作品でした(苦)。邦彦が身を引こうとすると、勇が「怒んないで?」って、擦り寄っていくところがなか…

3

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

辛い先にある幸せ

あーこの本は一気に読んだ方が良いタイプの本だなぁと思いました。そうしないと1巻の辛さが心底身に沁みすぎてダメージ半端ありません。2巻のストーリーでやっと二人の強さや想いに救われます。そんな二人だからこそ乗り越えられた困難だと思います。普通の人間なら砕けてしまっています!1巻がしんどかった分強いて言えばもっとラブラブで幸せな二人の姿を描いて欲しかったです。バランスで行くと辛いが8でハッピーが2くらい…

3

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

辛い、辛い

泣けました。漫画というよりも本当の現実のような世界観がちょっと凄すぎてお気楽に読んでいた自分が打ちのめされました。現実問題としてやっぱりお金が人の人生を左右してしまうんだなぁと思いました。二人に起こる様々な問題はすべてお金で解決できることで、お金がないばかりに起きる悲惨な状況をどうにもできないことでもがき苦しむ二人の姿が痛々しい…絶対に二人にはハッピーエンドで終わってもらわないと悲しすぎます。2巻…

2

place 小説

木原音瀬   

ファンタジーっぽさを感じさせない

横山は天使と人間のハーフです。
背中には真っ白な羽があり、人の言葉が嘘かどうかが分かります。
が、背中の羽はいつもサラシを巻いて隠し、横山はごく普通のサラリーマンとして日々を生きています。
そんな横山の下に配属された加賀。
無愛想な加賀のキツい性格と容赦の無い言動に辟易しかかっていた横山でしたが、酔った加賀を介抱してから、加賀がかなりの照れ屋で意地っ張りだということに気が付きます。
相変…

6

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

嬉し泣き

刑務所で別れて6年後。妻子とともに平凡ながら平和な毎日を過ごす堂野の前に、突如、喜多川が現れます。刑務所にいた頃と同じ、あるいはそれ以上の情熱で堂野に執着する喜多川に戸惑いつつ、彼の一途で不器用な様子を放っておけない堂野は喜多川を自分の日常へと招き入れます。

何も知らないけれど堂野を愛していると言い切る喜多川と、手にしていたはずの幸せを見失って途方に暮れる堂野。二人はそれぞれに傷ついて、最初…

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