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木原音瀬
かん衛門
痴漢冤罪で実刑判決を受けた堂野は、刑務所での生活に心身共に参ってしまう。 追い詰められ泣きながら眠る夜、そっと自分の髪を撫でてくれた手に、堂野は何とか踏みとどまる。 堂野は慰めてくれた喜多川に礼を言うが、何故か喜多川はその後も堂野に「ありがとう」と言われることに固執するようになる。 どこか子供のように幼いところのある喜多川に無邪気に慕われるようになるのだが、そのうちに喜多川は堂野への好意を隠…
木原音瀬 日高ショーコ
ネタバレ
文庫版を読んで満足していたのですが、その後の物語があると知り、今本収録『愛しいこと』が読みたくて、ノベルス版も手に取りました。 なので、『愛しいこと』に関してだけ呟きます。 ガー!!寛末~~~!!このヤロウ!!!(怒) そう何度も叫びました。 『美しいこと』は松岡視点で書かれていたので、松岡の気持ちは痛いほど伝わっていたし、彼に感情移入していました。なので、『愛しいこと』の寛末視点が・…
終末金曜日の夜だけ女装することで日常を忘れてストレスを発散していたサラリーマン・松岡。 その日はストレス発散に失敗し、カバンも財布も失くし女装姿のまま裸足で雨の降る街角にしゃがみこんでいた。 そんな松岡に傘を差しかけ、靴を貸し、金まで渡してタクシーに乗せてくれた同じ会社に勤める冴えない男・寛末。 松岡は自分の正体を明かせないまま女装姿で女として寛末と会ううちに、寛末から好きだと告げられる。 …
木原音瀬 彩景でりこ
和遥
堀内のことを嫌いにもなれないけど、好きにもなれない渋谷(攻)と一応付き合ったはいいが、好かれていないのではと不安な日々を送る堀内(受)。 付き合うきっかけはありえないのに、二人のやりとりは人間らしい生々しい部分があるので惹きこまれます。そして受けは禿のおっさん(笑)コンプレックスを笑ってはいけないと思いつつも笑ってしまうし、いい年したおっさんの乙女のような恋心は非常に痛いです。 この二人が本当…
ニーニ
非常に感想を書き辛い。 落としどころがない。 子供しか愛せない=子供にしか欲情しない。 欲望を満たす時=犯罪を犯す時。 これは当事者は地獄だろうと、予測で語るにも重すぎる。 人の親として、かつては子供だった者としての真っ当な意見はあるけれど、そんなのは語っても仕方ない。 こういうマイノリティもある。 常識では絶対に認められないけど、こういう嗜好を持って生まれてきた人がいて、倫理観と欲…
木原音瀬 鈴木ツタ
ベニー
すごい。とにかくすごい。だって今まで生きてきて、50歳のおじさまにこういうときめき方をしたのははじめて。 はじめは遊びだった福山が、どんどん虜(?)になっていくように読んでいるこっちもどきどき……萌え萌え……福山の誕生日のリボンのあたりはとくに、ため息が出るくらい萌え。年下の恋人の言うことをいちいち真に受けたり、鳥の話をしてくれるおじさん……なんてかわいいおじさんなんだ……! と、ひたすらワク…
木原音瀬 高緒拾
Maeploy
今まで読んできた木原さん作品は、痛くても気持ち悪くてもなぜか最後まで徹夜までして読んでしまう作品ばかりだったのですが、この作品は申し訳ありませんが途中飛ばしました。。。読んでいられなかった。。。 ドッグフードにxxxをxxxしたものを食べさせるとか、よく思いつくよね!!木原さん大丈夫?!と、登場人物や話の内容がどうよりも、作者の心の健康が気になる作品でした。 と言いながら懲りずに木原作…
オヤジ受けは初めてだったけれど、はじめてがこの作品で、もうすっかりその魅力に引き込まれてしまった。オヤジ受けだからというか、オヤジであることと受の持つ事情が相まってというか。とにかく圧倒的存在感の受と、比較的普通な攻がどうなるのか、読み始めたら手が止められませんでした。 受になる柴岡は、見た感じは普通のおじさんで良い上司であったけど、その中身がとんでもなかった。不安定で嘘つきでいくら手を伸ばして…
ポッチ
木原先生の非BL作品。あらすじ、表紙、そして木原作品という事で痛い作品なんだろうな、と想像しつつ読みました。 この作品は小児性愛をテーマにした作品なので、子どもを性的な対象にする、というのが地雷な方には全力で回れ右をお勧めしたい。子どもを性的に嬲るシーンが割とがっつり描かれていますので、(こういう言い方はアレかもしれませんが)胸糞悪いシーンが多く出てきます。 という事でレビューを。ネタ…
木原音瀬 金ひかる
衝撃。悪友と強姦した男に最終的には抱かれてる。初回とそれ以降が変わったからリバと言っていいのかわからないけど、リバがだめならやめたほうがいいかも? 二人が恋人になるまでは、同じ作者の他の作品と比べるのもなんだけど、いつも1冊かける話が1冊にも満たず、でも凝縮された感じ?もう恋に落ちたのか!と思ったんだけど、その分恋人になってからの話があってラブラブ好きとしては嬉しくもありました。 恋人になって…