木原音瀬さんのレビュー一覧

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

落ち込んでる時には要注意

初めて読んだBL小説がこれ。未だに一番好きです
受けが割と嫌なやつでモヤっとします。攻めとの組み合わせと化学反応でイイかも? 絶望とか鬼畜にピンときた人はハマるかもしれません。とりあえず攻めが健気?で一途なのがいい。

2
非BL作品

ラブセメタリー 非BL 小説

木原音瀬 

答えはあるんだろうか?

あら、レビューがない……僭越ですが書くのをお許しください。

『性嗜好』ではなく『性指向』と学んだ。趣味じゃないから変えられない。
年齢や性別、民族、国籍、貧富の差etc.の違いがあっても、幸せを追求出来る社会になればよいと思う。当然、性的少数者も。

「それじゃあペドフィリアの人はどうするの?……ネクロフィリアは?」
で、行き止まりにぶち当たる。
棚上げしたい。
「でも、それって…

9

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

好きのベクトルが違うふたり

電子書籍で読了。挿絵有り。

『人でなしの恋』の終焉についての感想を書きます。盛大なネタバレになると思いますがご勘弁ください。


実人生の中で「いい人だと思うけれど、この人に恋することはないだろうな」と思ったことが何度かあります。同じように「この人のことがとっても好きだけれど、この人が私と恋に落ちることは絶対ないな」と思ったことも。だから私は村上がクズとは思えなかったです。また、宇野が…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

どっちもお好み!

小説はずっと読んでいました。初の小説コミック化にあたりどんな風になっちゃうんだろうと少し不安がありましたが、すごく読みやすくて安心しました。すごく面白かったのでこういった作品がドンドンと増えたらいいなぁと個人的に思っちゃいました。小説版を購入するかコミック版を購入するかで悩めるなんて最高じゃないですか!めっちゃ好きな人はもちろん両方ゲットするでしょう!アルの可愛さはコミック版のほうが生かされている…

3

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

一冊に2物語

一冊丸々同じカップルの話かと思っていたのですが、2部構成のようで違った感じのカ二組の話が読めてなかなか楽しかったです。が…正直勿体ないです。最初の鶴谷文夫・「ラビットフード」物品管理部課長がなかなか素敵な個性の持ち主なのでこの人を主体とした一冊が読んでみたかったです。最初の方があまりにもインパクトが濃すぎてちょっと後半が薄く感じてしまいます。後半は後半だけで読めば素晴らしいお話だと思いますがやはり…

3

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

思ったより痛くない。感動!

ずっと気になっていた木原さんの痛い系。
勇気を出して読んでみました。
まずコミックを、そして本編を。
痛くなかったです。COLDシリーズや、『美しいこと』の方が私には痛かった。
攻め目線の『人でなしの恋』
攻めの村上を人でなしとは思えませんでした。
男女でも、同様の感情はある。ただ、男女には付き合った先に、結婚や子供ができたり、既成事実に流されやすいだけ。
最後まで読めば村上が宇野を…

4

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

過去があり今があり

キャッスルマンゴーで明かされなかった十亀の過去の『リバーズエンド』、小椋ムク先生による4Pの漫画『プロローグ』、キャッスルマンゴーのその後の『god bless you』。
この3つで構成された今作、ページの大半は『god bless you』です。

『リバーズエンド』はとにかく重く苦しい。
貧しい日々の中、二宮の存在が唯一の光だったでしょう。
そんな中家族を失い、そして二宮との関係を…

2

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

清々しい!愛は何処か?

なるほど、清々しいエロね。なるほど。
だいたいどこかで痛々しいところが来る先生の作品、今回も最初からじわじわとイタイ。愛が欲しいな。何処かで溢れる愛が欲しい。
今回の御ほんの愛は、カーター氏の執着だけだったかなあ。これは愛なのだろうか……?
でも、全体的に言えることは、誰もがそれなりの終着点を得ているってことで清々しい。
よかった。
攻め氏みんな好きなキャラだったから、オチどころあったの…

9

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

メチャクチャ可愛い話でした

二人の置かれた状況は多難すぎるもので、しかも攻めのバックグラウンドは悲惨すぎる&最悪すぎるもの。
なのに「いいなあ、本当に『薔薇色の人生』だなあ」と思える二人でした。
愛し、愛されること、それを幸せと言うんだな、としみじみ。
受けも攻めも、とても魅力的な人間性だなと思いながら読みました。

攻め視点・受け視点とお話が続き、最後に第三者視点でお話がまとまっているのもよかったです。
この二…

3

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

松岡君が可哀想

上下巻(『愛しいこと』含む)読んでの感想。

受け(松岡)の、「三回も振られたくない」にひどく共感し、「もういい加減にしてやれよ……」と思ってしまいました。
そのくらい本作の攻めは、何度も何度も悩んで悩んで結論が出せない。
悩むたびに、離れようとしている受けを引き止める。
引き止める癖に、「やっぱり好きになれない」「本当に好きかわからない」と言って受けを突き放す。
「これ、寛末(攻め)…

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