木原音瀬さんのレビュー一覧

COLD THE FINAL 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

発売に感謝!!

透と藤島はともかく、秋沢と楠田のその後が気になってました。
が、同人誌等集めるのも難しく諦めていたところの今作。
読めて嬉しすぎる…( ;∀;)
木原先生と出版社に感謝です!!

「COLD HEART in NEW YORK」で一応秋沢を受け入れたとはいえあの状態からどう進めていくのか、季節が変わりつつじっくりと描かれていくんです。
楠田の秋沢への気持ちが変化し、秋沢を受け入れようと…

12

あいの、うた 小説

木原音瀬  宮本佳野 

好きなこと、好きな人を追いかける、彼らがまぶしい

時系列だと、「The end of youth」→「あいの、うた」→「その後の…The end of youth」。
コミカライズ版は「The end of youth」の内容で既読だったので、田頭が音楽雑誌の編集長として音楽に関わり続けていることを知り、嬉しくなりました。

「あいの、うた」
クールな視点が持ち味の音楽雑誌のエディター・小菅(隠れゲイ)が、荒っぽくて純粋なボーカル・久保山…

3

COLD THE FINAL 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

感無量

秋沢~( ;∀;)
私は彼にどうしても肩入れしてしまうのです。
だから、思いが通じてやり直せて良かったね( ;∀;)と。
彼の成長物語でもあり、ラスト本当にアカデミー賞授賞式実際に観ている臨場感がありました。
もう一人で(;・∀・)スタンディングオベーションです。

透と藤島さんの二人にも安心です。
温泉旅行含めてまた二人の想いでアルバムが綴られていくんだな~と。

色々余韻に浸…

14

さようなら、と君は手を振った 小説

木原音瀬  深井結己 

恋の重さが胸に残る

従兄弟・誠一との恋愛で変わっていく啓介に強烈な印象を覚えました。

高校生のある夏休み、従兄弟の誠一から仕掛けられ、体を重ねた啓介。誠一の「迎えに来る」という約束を信じて待ちますが、忘れ去られ、恋愛の儚さを知ります。

そして10年後、啓介は上京し、誠一と再会。約束を反故にされた過去をおくびにも出さず、誠一に求められるままに体も金も優しく与え続け、ある日突然田舎に戻ってしまいます。追いかけ…

5

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

口絵で涙。

「COLD」シリーズ、コミカライズ最終章。

原作既読で内容知ってるのもありますが、口絵のカラーイラストでもう涙出てきました。←早過ぎ(;・∀・) 感無量です。

プロなのはわかっているのですが、コミックス1冊にまとめられてすごいです!
一つ一つのコマの表情・視線・手つきなどなど、全てからとても深い感情が感じ取れました。
1冊に纏めるための、取捨選択の妙が本当に素晴らしかったです。

6

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ノンケ攻めってこういう事だと思う。

ノンケリーマンの頂点!!!!これぞノンケ攻め!!!!!!!!
しかも受けのほうが出来る男っていうのがまた……男としてプライドが刺激され、逃げ出すヘタレ具合に腹が立ちつつも、騙されて怒るのも正直当然だし、男としての妬みも理解できるんですよね……男として負けたくない!!!って思うのは当然だし、プライドなくなった男こそつまらない攻めはいないですからねえ。(プライドの置き所にもよりますが)
女性と付き…

6

POLLINATION 小説

木原音瀬  金ひかる 

むちゃくちゃせつない……

こちらで3部作は完結、やっと読み終えました

もう、谷脇が『朗……』って言うたびに苦しくて苦しくて……!

今回のは正直、受けよりも朗を亡くした谷脇と脇役の金髪加藤が気になりました〜
加藤いいね!

ラスト、谷脇、写真あってよかったね……
見る度ににツライかもしれないけどでも、見らずにはいられない在りし日の2人の写真はどんなんだったんだろう……

考えると切なくて……

読…

3

FLOWER 小説

木原音瀬  金ひかる 

おおお、不憫!

表題作、攻めの谷脇がここまで鬼畜だともういっそ清々しいと思える話でした

あー、こいつ、ふっきれてるーって

前作の若宮よりも最低な男だと思いますがなぜか私は憎めなかった……

うん、こういうやつに惚れるのって地獄だよね……でもどうしようもないよねって
でも、不思議と受けが不憫とは思わなかったな
むしろ、ここまで好きになれるなんて幸せなんじゃないかと思ってしまって

まさかのモ…

4

WEED 小説

木原音瀬  金ひかる 

いやぁ……安定の胸糞わるさ……

木原さんは好きなのですが受けも攻めもゲスい奴が多いし読後感の気持ち悪さが半端ないので精神的に安定してる時しか読めません……

こちらの作品も、積ん読にしててやっと手をつけたんですが、まあまあ……

まず、若宮がもう最低最悪過ぎて吐き気する!
自分のことは棚に上げてやることなすこと酷すぎる!
こんな受けを『可愛い』と言えるなんて、皆さん心広過ぎ!!!

電子じゃなかったら壁に叩きつけ…

1

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

悲しくもドラマティック

原作小説の濃密な物語がどのようにコミカライズされたのか。大変興味が湧いて、読んでみました。
記憶を取り戻し、藤島とのかかわりの中で揺れる透の心理描写を中心に、オリジナルのエピソードも加えられ、悲しくもドラマティックな作品になっていると感じました。

特に重要だと思ったオリジナルのエピソードが三つあります。

一つ目は、冒頭、パティシエ修行でフランスに留学する直前の透と藤島が優しく愛し合う…

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