木原音瀬さんのレビュー一覧

パラスティック・ソウル(3) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

実はリスペクトしていたのかも

追手から逃れ、スペイン地区のホープタウンで暮らし始めた芭亜斗と恋人・ライヴァン。
見た目は子どもでも知能が桁違いに高いライヴァンは、貧民街の不便なアパートを快適に作り替えていきます。さらに仮想通貨でも稼ぎ、中央都市で暮らせるほどの蓄えができますが、追跡者の目を逃れるため、二人はホープタウンで暮らし続けています。

あるとき、ライヴァンは、防犯セキュリティ装置を作るからと、芭亜斗にお使いを頼み…

2

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

深い愛情に萌える

『パラスティック・ソウル』の3巻目。

旧版は「はじまりの章」と「おわりの章」の2巻完結ですが、新装版は4巻まであります。旧版は未読なので、そちらとの比較はできませんが、3巻の収録内容を一応記載します。

・god child
・parasitic soul
・単行本版あとがき
・next age(書き下ろし)
・文庫版あとがき(書き下ろし)
・stay close(書き下ろし)…

6

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

心から愛したら

“願いの叶う薬”の正体、ハイビルアの謎、タイトル「パラスティック・ソウル」の意味。全てが明らかになります。
1巻、2巻と、いろいろと推測してきたのですが、思いもよらないものでした。
物語の核心部分なので、これらについてなるべく触れずに、本作の主役、芭亜斗(バート)とライヴァンの“愛の成就”について、感じたことを書きたいと思います。

芭亜斗とライヴァンが惹かれ合うのが、唐突だけれど、とても…

6

COMPLETE E 小説

木原音瀬 

木原さんの切れ味のよいセンスが光る短編集

合同誌と個人誌の過去作品、お蔵入りしていた作品に、書下ろしが加えられた短編集です。
木原さんの切れ味のよい、ダーク、ホラー、ユーモア、切なさのセンスが光っています。

「Partner」
初老のサラリーマン二人の、不毛で暗い肉体関係のお話。
社長の長谷川は、外見はスマートなのに、実は淫乱な男。三十年以上、同期で部下の南雲を体の関係で縛り続けています。南雲は、こんな関係は嫌だと思いながら、…

5

NOVELS PLUS mini 10 小説

木原音瀬 

「アオイトリ」のその後が気になって、読んでみました

「アオイトリ」のその後が気になって、読んでみました。

「アオイトリ2」
オメガの河内は女性の恋人がいましたが、突然の発情の暴走で、会社の後輩・アルファの犬飼と交わり妊娠。犬飼は運命の番の河内にずっと想いを寄せていました。犬飼の支えでやっと子育てに慣れた矢先、またもや発情。異性愛者の河内は、犬飼とのセックスも妊娠も拒絶して死のうとしますが、犬飼に強引にセックスされ、再び妊娠する…、というとこ…

8

RICKY 3 小説

木原音瀬 

「MUNDANE HURT」の二人の幸せぶりに萌えます

男性向けファッション誌「RICKY」の副編集長・三木(背が低く、顔も普通)と、部下の原西(元引きこもり、イケメン)のお話です。
原西は三木に片思い中。三木は男の原西を恋愛対象としては考えられませんが、慕われる状況が心地よくて、きっぱり拒絶できない、という状況です。なので、作中で色っぽい場面はありません。

でも、三木が容姿が冴えない分ファッションセンスを磨いてきたことが伺えたり、男性への審美…

6

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

2巻でこの痛さ

2巻でこの痛さ。最後までいったらどうなるんだろうと、超不安な木原先生の御本・・・日本のぬるま湯世界とは540度ぐらいかけ離れている厳しい世界が気になるので最後まで読むけど、先生、これ以上落とさないでほしいと願う2巻でした(´;ω;`)ああ、続きが気になる。
小説ウィングスやカグヤに掲載されたお話2編+単行本での書き下ろし+文庫化した今回の書き下ろし18P(これが泣かせる)ほどです。最後がとても素…

4

パラスティック・ソウル(2) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

可憐にも素敵な出会いがあるといいな

ホープタウンから中央都市に移り住んだミアとスタンリーの結婚式に招待された、娼館“猫の館”の女主人・杏子と、可憐。式の当日、身支度を終え、店の奥の控室で迎えのエアバスを待っています。

「クソ女の結婚式なんて行きたくなーい」と愚痴る可憐に、杏子が「嫌だ、嫌だと言いながら、最上級におめかししているじゃないか」とツッコミます。
可憐の淡い紫色のドレスは、なんと彼女の給料一か月分。でも、張り切ってお…

1

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

人生はたらればの連続。それでも前を向く大切さ。

透の記憶が戻り、透の過去も判り、ここまで蓋をしていられたものも出来なくなり、今まで貯めてきた水が栓を抜いて一気に流れ出てしまったような、オアシスが砂漠になってしまったような。本当にとんでもない絶望感を感じました。

幸せだったあの6年間を透が忘れてしまった。
でも記憶を取り戻した過去の透も、本来守ってあげたかったはずの透であり…。

好きだけではどうにもならない。
暴力とはやはり恐怖で…

3

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

“願いが叶う薬”を使っても使わなくても、幸せになるのは自分次第なのかも

表紙の謎めいた黒髪の少年と、帯の「願い事はただひとつ、きみと話ができたらいいのに」に、どんな物語か全く予想がつかず、ドキドキしながらページをめくりました。(読後、この帯のコピーの素晴らしさに唸りました。)

前作では、謎の科学者ブロイルスが作った“願いが叶う薬”が、彼の死後、八尋、バート、ニコラス、ミアの四人に、二粒ずつ配られました。
本作では、ハイビルア研究所に住むニコラスと愛犬ジョンの互…

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