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木原音瀬 梨とりこ
ぴれーね
ネタバレ
読み終えてのシンプルな感想ですが、完全に理解の範疇を越えてます。 言葉そのまま、思考がストップしちゃって理解出来ない状態なんですけど。 元々、私がこの作品を読もうと思ったキッカケですが、「痛そうだけど『木原音瀬の書く純愛』って気になるなぁ」くらいの軽い感覚だったんですよ。 下巻に至っては、「もう何でもいいから、救いが欲しい」だったんですよ。 もう、このスタンスから間違ってた。 そんな…
のっふ
※結末に絡んだネタバレを含みます。 上では受けの惣一の魅力が一ミリも分からなかったのですが、今回は魅力的だなーと思えました。 嘉藤の心の動きや結末での選択には大変萌えたし感動もしました。 が!ちょっとBLとして素直に萌えるには特殊すぎる…エグすぎる… まず受けの惣一が手術で胸を作ったこと…女性の胸ですよ…いじらしくていじらしくて、心情自体は萌えるんですが、どうも頭がついてかない。 …
まりぽん812
上巻最後の下巻予告に「静謐で幸せな未来」とあったので、嘉藤か惣一の片方が寝たきりになり片方が支えることになるか、死に別れる前に気持ちが通じ合うとか、そんな結末を予想していました。 下巻を読み終えて、しばし茫然とし、じわじわと湧いてきたのは「これも愛」という思い。愛という言葉しか思いつきませんでした。 組内部の裏切りで死んだ組長の仇討のさ中、嘉藤は、女の体になってまでも嘉藤に抱かれたい惣一の…
木原音瀬 井戸ぎほう
よしぴす
とてもリアルに感じました。人の本質とはそのようなものだろうと思うんです。 確かに読後感はあまりよくはないです。 受けが攻めを傷つけ続けてきたことを考えれば当然といえるラストです。 人生でどんなに悲惨な事があろうと、自分が辛い事があったなら決して自分の周りの人にまで同じ思いをさせまいとするのが普通の人です。 自己中心な人間が周りの人を傷つけてきたならなんの代償も払わずに救われる必要は…
木原音瀬
tomohi0501
とても惹かれる作品でした 読み始めると止まらない 続きが気になって仕方ない そんな作品でした ストーリーの展開は、目新しいものではないですが、描写が秀逸でした 攻めの人間性について、前半と後半でこうも違うかと思ったのですがそれすらリアルで受けの健気さが痛いくらい胸に刺さります 受けが可哀想な人にならないように、したたかにあろうとする姿がとても印象的で幸せになってほしいと願わずに…
ヒータン
いやー、エロかったっす。同人誌で途中まで読みましたが、まさか商業誌になるとは!! 同人誌で読んだときには、「月に笑う」で悪役だった惣一に感情移入できなくて、嘉藤が不憫だなーと思ってましたが、なんだか可愛く思えてくるから不思議です。さすが木原マジック。 ここからどう両思いになるのか、下巻が楽しみです。 それから、月に笑うの甘々なお二人に会えて最高でした!
木原音瀬 車折まゆ
すごく面白かった。 何より登場人物がとても魅力的でした。遠藤という女子は嫌な女子って感じですが、それもまたリアル。 遠藤さんはもともと里見をちょっと気にしていたんでしょう。だから待ち合わせ場所に見に行きたいという口実を作って自分に気がある風である事を確かめていたのではないかと思いました。 柿本は里見に対して、高橋の初恋の一ノ瀬と同じ様な気持ちを持っていたのではないかと思います。 無…
雀影
同人誌でずっと追っていた惣一と嘉藤のお話が、まさか商業で出版されるとは思わなかった。 この本も、内容は全くノーチェックで、木原先生のBLレーベルの新刊は久しぶりだなぁって、作家名だけで予約してたから、読み始めてみて驚いたというかなんというか、 加筆修正はされているけど、それで惣一のダメさや、嘉藤の酷さが薄まったりするわけもないし、はっきり言えば、嘉藤の酷さがより明白になったくらいで、 この続…
ゆーちん24
元作品『月に笑う』は未読ですが、読むのは問題なく読めました。 ただし物語の背景やキャラクターの別の顔など、作品全体としての知識に乏しいため、前作を読まれた方とは異なる認識を持っているかも知れません。 ご了承ください。 丁寧なレビューがあげられていますので、あらすじは割愛させていただき、感想を。 レイプ、拷問、虐待、しっかりと描写されています。 遠慮も躊躇もなし。 恐怖・おぞましさ・…
甘食
BがLしていません。セックスしかしてないからBS?って感じです。しかも主に攻め以外の人と、だし。受けがひたすら報われない上巻です。 攻めの方は男を抱けなくはないけど女の方がいいというごく普通の意見の人ですが、幼い頃の親戚からの虐待経験のせいか人を愛する事ができない人のようにも見えます。受けの方は見苦しいくらいに攻めへの恋慕をあからさまにしていますが、セックス依存症で攻めを好きというより手に入…