木原音瀬さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

やっぱり面白い!

安定した面白さですね。
そしてアルが今回もひたすらに可愛い…!

幼げ感じるたどたどしい日本語についつい微笑ましくなってしまいますが、容姿も中身もいい男なんですよね。
相変わらずギャップがたまらない。

最初のカラーイラストのコウモリ時のアルが可愛すぎて三度見しました。

BLや木原先生初心者でも読みやすいシリーズものじゃないかなぁ、としみじみ思います。
ただ事件が起こると痛い要…

0

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

殴ったり噛んだり狂犬のようだった

https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/17952/
を読んで、読みました。

「残酷な神が支配する」のダイジェスト版のような作品だった 酷すぎる。血しぶきが何度も飛ぶ、何かを打つ音がする。

キチガイに等しい弟。こういうやつは、常に他人が悪いとののしっている。自分が悪いとはちっとも思わない、弱いから認める事…

1

UN KNOWNの柩 小説

木原音瀬 

あの本からの…!

以下レビュー読まない方が楽しめるかもしれないので、そういった方は読まない方をお選びください!(どうでもいい前置き)

作者HPより「一般誌で書きましたが、単行本になる際にシリーズの中の最終話が全体のまとまりに欠けるということで話し合いの上で外し、お蔵入りになりました。そちらに書き下ろし(BL)を加えて一冊にしました。」とのことでした。どのお話のことかワクワクしていましたが、「ラブセメタリー」で…

7

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

あんまり好きじゃなかった

この作品はキャッスルマンゴーっていう作品のスピンオフ的なやつなんですね。知らずにこちらだけ読んでしまい、イマイチよくわかりませんでした笑
キャッスルマンゴー未読の私は正当な評価ができないのかもしれませんが、おそらくキャッスルマンゴーを読んでいたとしても、主人公たちのキャラが好みでなかったので、この評価だったかなと思います。
この作品はBLというよりは映画製作を舞台にした一般小説に近いです。キャ…

1

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

片思いが精算出来ていない人へ

人の恋する内面について描かれた作品で、これ程面白いとのめり込み「やだやだー!」と駄々こね叫びたくなった作品は映画やドラマも含めて他にありません。恋愛話でここまで展開が怖く心臓バクバクで、先にネタバレを読み漁った作品もありません(笑)

自分とはかけ離れた人を好きになることは現実によくあることと思います。
それを引きずった私もこの主人公の宇野がどう落とし所を見つけるのか知りたくて読みました。

1

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

思考への攻撃の恐怖

「じゃあ、本当の話をしようか」

めっ
っっちゃ面白かった!すごかった…!!
「ラブセメタリー」を読んでからであれば更に怖さが増すと思います。今作は恐怖や人の奥底がよりリアルに緻密。主人公河瀬への問いかけはそのまま読者にゾクゾクと刺さりまくり、読んでいてその臨場感と作品の濃厚さに泣けました。

木原さんの作品はほぼ外れなく面白いのですが、今回はことさら畏敬の念を抱かずにはいられません。…

5

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

鉄板のクズ&真面目

最っ高に面白かったー!
今作はクラス内でのイケメンリア充が真面目秀才をオトす賭けをするお話、正反対の人間同士の掛け合いが好きな人には堪らないです。その上、木原さんの描く清々しいクズキャラ!
そして「夜はともだち」井戸ぎほうさんの挿絵もドラマチックで美しかったです。

足が速く、とにかく勉強、貧乏な長野
親の金、良いツラで楽勝モードな西崎

余裕ぶったエリートが純朴労働階級に次第に惹か…

9

パラスティック・ソウル endless destiny 小説

木原音瀬  カズアキ 

外国人の読後感

1~3巻を全部読み終わったら、4巻には少し読み気がなかった。いよいよ読み始めると、すぐに物語に吸い込まれ、夢中になった。最後のシーンにたどり着いた時、涙がもうめちゃくちゃだった。
2巻のdear brotherより切なかった。もう二度と読み返すなんか嫌だと思ったが…やっぱり木原先生がすごいなぁとしか思わない。
日本語の小説に泣くほど痛くて切なくなったとは思わなかった。いい物語はやはり言語の壁が…

2

アオイトリ 小説

木原音瀬  峰島なわこ 

真摯で愛情深いαと実直で誠実なΩが最高!

この作品は私が初めて購入したBL小説でした。小説はほとんど読まなかったのですが、コミックだとすぐに読んでしまうので試しに購入してみました。結果、最高でした!

あらすじは他のレビュアー様が書かれているので感想を書きます。

この作品、結末がわかっているのに何度も繰り返し読んでいます。もう何度読んでも最高です。

オメガバースの小説も初めてで、オメガバースは設定も作品によって様々なので、…

8

LOVE&CATCH 小説

木原音瀬  彩景でりこ 

結構面倒くさい小柄ハゲおじさんと世話焼き若年寄

俺が欲しいのはハッピーエンドじゃない、引導だ!

「NOW HERE」「鈍色の華」「深呼吸」と
一見どこにでもいるおじさんが、読み進めるうちにどんどん愛おしく好きになっていくのは木原さんの作品の魅力のひとつですが、そのおじさんキャラの中でも一番ハードルが高いであろう今作はハゲでカツラの50前の堀内。わちゃわちゃなイラストとコメディを楽しみに読みました。
ペット葬祭が舞台というのも面白いです…

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