木原音瀬さんのレビュー一覧

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

好きという感情だけではダメ?

好きと告白して相手も合意して晴れて恋人同士。そこから始まる物語。
好きという気持ちだけじゃ、いつか満ち足りなくなって相手は居なくなってしまうかもしれないという不安から起こる葛藤がリアルで良い。
…モモが可愛い。ロンちゃんカッコいい。
私はロンちゃんと感情がダブりっ放し。危なっかしいぜモモ……。母親の気分でモモを心配しましたよ、めちゃくちゃ年上なのに(笑)
木原先生が書く女性が好きなんです…

5

HOME 小説

木原音瀬  藤田貴美 

痛い系です。

これ多分1回読んで読み返していないと思う。
すっかり話を忘れてて、改めて読んだらビックリだった。
画像に帯は付いてないですが帯に「衝撃の書き下ろし」的なことが書いてあります。
まさにその通り。(笑)


私は書き下ろしラストの直己の決断がイヤ。
それに気づいて驚く青木と
立原のドアを開ける音が重なるシーンとかキモイ。
っていうかゾッとする。

画面を斜めに横切る大ゴマで
ド…

1

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

ピュアなオヤジは好きですか?

普段は小説は、買ってしばらくして読むのですが……これは表紙を見てシルバーなツタ先生の素敵な初老のおじ様のイラストを見て、一瞬で購入して、帰ってすぐ読みました(笑)
オヤジスキーな人にはたまりません!

恥じらうオヤジ!でも段々絆されてデレるオヤジ!
今時珍しいピュアなオヤジ!

何度小説を閉じて床をバンバン!とした事か……!
主人公が遊び人で「何でこんなオヤジと?」と疑問形から始まる…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

もうやめてって思うほど辛い。

女装した姿で恋愛が始まってしまった話。
7割はその話で埋め尽くされます。
あとの3割で大どんでん返し。
この3割で、大号泣しました。
涙で文字が読めないぐらい。
上下巻揃って買わないと、気持ちが浮上しません。
私は上巻しか買っていなかったので、しばらく落ち込みました。。。

これ程、辛くて悲しい作品を見たことがありません。
でも続きが気になるのは、主人公に幸せになって欲しいという…

1

WEED 小説

木原音瀬  金ひかる 

恋愛の闇

医者である主人公・若宮と悪友・谷脇と雨の夜、一人の男を拾って強姦するんです。
彼は自分の名前を知っていて、若宮は全く覚えがない。
彼は若宮が担当した子供の父親・岡田。彼に対して罪悪感に溢れて関係を断ち切れない若宮と、淡々としている岡田。でも岡田と少し打ち解けた時、若宮は凄く嬉しくなったり、彼の事を考えてしまっていたり、もう突然デレたので驚きました……。
木原作品特有の痛さはあまりないので、辛…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

このむずむずする思いは

アタックしつづけて、やっとその気になったところで、
本当のことがわかると、さっと引かれてしまう。
なんて、なんて、かわいそうな松岡。
でもこういうことって、現実にありそうだし、絶対にあると思います。
バージョンの違いはあるけど、自分の身の上にもこんなことがありそうだ。
だから、読んでいて「あちゃ~」という気分になるんですね。
木原さんは、こういう感情を表現させたら、本当にピカイチですね…

1

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

松岡君が可愛すぎて当時ヤヴァかった

話としては、女装して出会った男に好意を寄せられた受。
正確には、女性じゃないので、最初は離れようとします。
しかし、まっすぐに向けられる気持ちに。
男を知っていけば行くほど、惹かれるようになります。
それから~という話ですね。


~俺が男でも好きって言える?~

最近の話。
最近よく考えることが有ります。
ほら、BL読む人にさ、「なんで男同士なの?」「なにが良いの?」「なん…

3

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

胸がつぶれたよぉ~~~(T T)

なんか色々もっともっと感想とかあるんですが(もちろんいい感想) なんだか、読み終わった後はそれら書く気なくなりました。
あんま細かく言うと全体の余韻が逃げる。
決して最後悲劇とか痛いとかじゃなかったんですがね、途中からマジ胸苦しかった・・・・・

おじさんだからこそ、若いからこそっっっ真剣なのがひしひし伝わってきたんですね。
攻め視点だからこそ、受けの心理がこうもうまく引き出せた、ってカ…

5

ergo vol.5 ~木原音瀬セレクション~ コミック

木原音瀬 

コミックもまた一興。。。

基本的にはコミックよりも小説派で、読み物の9割は小説。
それでもお気に入りがコミックス化されれば一度は手に取るようにしている。
そんな自分が木原作品いっぱいのergoを読まないわけがなく、盛りだくさんの内容に5巻すべて楽しませてもらった。

普段は現代物が好きな私だけれど、この中では「ローズガーデン」を楽しみにしていた。
ものすごく切ないお話で小説でも泣いたので、絵で見る楽しさを味わった…

1

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

ドラマCDも発売中でありますので

文章的には読みやすくてすごく好きな作風です。
いろんな人に評価されるのもわかるなとおもいました。
徳馬の嫁っぷりには感服。
予想に反して亮一郎ってできた男なんだなと思った。
脳みそお子様だけど、好きな相手にはとことん男前。
いやはや羨ましい。

今回は、亮一郎×徳馬にポイントを当ててハッスルしましたがほかにも色々楽しめるポイントもあるんじゃないかと思いますよ。
植物学とか。
妖怪…

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