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木原音瀬 藤田貴美
むつこ
よく行くBLのレビューブログがあるんですが、そこでめったにない『地雷』と評価されてたこの作品、おそるおそる──いや、ワクワクしながら読みはじめました。木原音瀬さんフリークの私なら何がきても大丈夫だという自信があったのw 正直、確かにBLとしては地雷かもしれないと思いました。 萌えにくい。いや、萌えることに罪悪感を覚えるストーリーだ。 けど、面白かった。 読むあいだずっと、重苦しくて、胸のなかに石が…
木原音瀬 祭河ななを
ホモ子・アンドリュー
木原さんの作品を読むと、たいてい痛くて苦しい思いをします。 なんでBLのためにこんなに涙を、と思うくらいじょばじょば泣きます。 けれども、それを乗り越えた先で、二人がしっかりと手をつないで立っている、 その光景を見たいがために苦しみを乗り越えるのです!私が! さて、三部作の最終巻は透の記憶が戻ったところから始まります。 ずっと透の視点で話が進んでいくのですが、 その間藤島が何を考え…
Alice
COLD3部作ついに完結のCOLD FEVER。 前作で甘々な2人を堪能させてもらいましたが、それが一変。 透の記憶が戻ったところからストーリーが始まります。 目が覚めると6年経っていた。そうなんです、透は記憶を失っていたときのことを全く覚えておらず。自分がケーキを作っていたことも、藤島と付き合っていたことも一切覚えていません。 切なすぎました。 透は”6年間の自分”と”今の自分…
木原音瀬 稲荷家房之介
乱菊
本作は同人誌に収録された「ライン」に続編の「B.L.T」を加えて発行されたものである。 当時中学生だった北澤眞人に、サラリーマンの大宮雄介が電車内で痴漢したことからストーリーは始まる。 気の強い北澤は大宮を見つけ出し、優位な立場を利用して我儘放題の日々を過ごすようになるが、この痴漢と被害者の関係性が意外と面白く読めたのは、北澤が性悪な性格をしていたことと、大宮が我慢強くて常識人だったことかもし…
木原音瀬 高緒拾
いやー怖かった(笑) 青池は優秀な部下で、そんな部下に先を越されまいと大河内は青池の企画書を破棄したり、自分が可愛がってる磯野に横流しした。そんなことが何度も繰り返され、我慢の限界を超えた青池は大河内の家で待ち伏せし、大河内に今までの仕返しをする。 この大河内にする仕返しが酷かったです。 青池は大河内を犬のように扱います。裸に首輪、人間の言葉を禁止し挙句の果てにはドッグフード…。それほど青池…
木原音瀬 深井結己
satoki
自分の見た目にこだわりを持つ誠一。 彼は嫌々ながらも上京してきた従兄弟の面倒をみる羽目になってしまう。 十年前「高校を卒業したら迎えにくる」と約束したっきり半ば忘れていた従兄弟の啓介は、相変わらずのダサさだった。 うんざりしつつも、勢いで啓介に手をだしてしまう誠一だったが…… もはや木原作品名物と言ってもいいんじゃないかというくらいの典型的なダメ男です。主人公。 見た目のステイタスに…
COLD3部作2作目COLD LIGHT。 タイトルの通り前半ドロドロな後半甘々でした。 まず前半。 COLD LIGHTでは透と藤島の過去がわかります。まさかこの2人がこんな関係だったとは。 そして昼ドラの上をいくドロドロさでしたw藤島のお母さんがすごかった…。この1冊はこのお母さんが重要と言っても過言じゃないです。藤島がケーキを食べさせてもらえなかった理由もわかります。 そして後半、とい…
木原音瀬 下村富美
Maika
さんざん他の方達も書いていますが、Hはなし、まだ恋愛もなし。 なのになぜ萌える?っていうことなんですが。 だから好きな人は大好きだし、ナニこれ?と思った人は絶対に駄目でしょうね。 これって木原作品の総称なのかも知れないですけど。 だったらBLの意味は?と聞かれそうですが、これが男女なら萌える必要はなく男同士の基本があるから、展開を予想して萌えるというか、エロはどこまで可能?とか想像の幅…
もと
一番最初表紙を見た時、バックの黒髪の人が吸血鬼だとばかり思ってたのに、実は手前の金髪の人が吸血鬼でした。思い込み、よくない! 最初に言っちゃうと、エロなしです。いいんだ?それでBLとか言っちゃっても!ってちょっとびっくり。 でもいいんです。萌えどころはいっぱいありましたから。 頭が弱く、昼間はコウモリ、夜は人間になるでき損ない吸血鬼のアルは、アメリカから食肉とともに輸出されてしまいます。…
雀影
前作LIGHTで、ようやく愛し合うようになった二人。 最終巻FEVERでは、透の記憶が戻って、愛し合って、共に生活していた6年間を全く忘れてしまうところからお話が始まります。 記憶のない6年間に何があったのか、全くわからなくなって、荒れまくる透視点で話が進むので、前作のケーキの甘さとは大違いな、荒涼とした痛々しい展開です。 最終的には、二人は、元通りとはいきませんが、「この人と離れて生きては…