total review:285150today:36
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
232/239(合計:2384件)
木原音瀬 深井結己
satoki
自分の見た目にこだわりを持つ誠一。 彼は嫌々ながらも上京してきた従兄弟の面倒をみる羽目になってしまう。 十年前「高校を卒業したら迎えにくる」と約束したっきり半ば忘れていた従兄弟の啓介は、相変わらずのダサさだった。 うんざりしつつも、勢いで啓介に手をだしてしまう誠一だったが…… もはや木原作品名物と言ってもいいんじゃないかというくらいの典型的なダメ男です。主人公。 見た目のステイタスに…
木原音瀬 祭河ななを
Alice
COLD3部作2作目COLD LIGHT。 タイトルの通り前半ドロドロな後半甘々でした。 まず前半。 COLD LIGHTでは透と藤島の過去がわかります。まさかこの2人がこんな関係だったとは。 そして昼ドラの上をいくドロドロさでしたw藤島のお母さんがすごかった…。この1冊はこのお母さんが重要と言っても過言じゃないです。藤島がケーキを食べさせてもらえなかった理由もわかります。 そして後半、とい…
木原音瀬 下村富美
Maika
さんざん他の方達も書いていますが、Hはなし、まだ恋愛もなし。 なのになぜ萌える?っていうことなんですが。 だから好きな人は大好きだし、ナニこれ?と思った人は絶対に駄目でしょうね。 これって木原作品の総称なのかも知れないですけど。 だったらBLの意味は?と聞かれそうですが、これが男女なら萌える必要はなく男同士の基本があるから、展開を予想して萌えるというか、エロはどこまで可能?とか想像の幅…
もと
一番最初表紙を見た時、バックの黒髪の人が吸血鬼だとばかり思ってたのに、実は手前の金髪の人が吸血鬼でした。思い込み、よくない! 最初に言っちゃうと、エロなしです。いいんだ?それでBLとか言っちゃっても!ってちょっとびっくり。 でもいいんです。萌えどころはいっぱいありましたから。 頭が弱く、昼間はコウモリ、夜は人間になるでき損ない吸血鬼のアルは、アメリカから食肉とともに輸出されてしまいます。…
雀影
前作LIGHTで、ようやく愛し合うようになった二人。 最終巻FEVERでは、透の記憶が戻って、愛し合って、共に生活していた6年間を全く忘れてしまうところからお話が始まります。 記憶のない6年間に何があったのか、全くわからなくなって、荒れまくる透視点で話が進むので、前作のケーキの甘さとは大違いな、荒涼とした痛々しい展開です。 最終的には、二人は、元通りとはいきませんが、「この人と離れて生きては…
久江羽
最終巻です。あまりに痛くてこちらの胃も痛くなっちゃったので萌評価。いえ、前2巻も痛かったんですが、今巻のDVは尋常じゃありませんから。 雑誌掲載分もビブロス版も読んでいるので分かってはいたものの、透くんの記憶が戻っちゃいました。 せっかく想いが通じ合って、明るい未来も見えたのにまたそれを忘れちゃうなんて・・・記憶をなくしていた6年の間に少しずつ築いてきた新しい人生と藤島との愛情が、目覚めた…
木原音瀬 よしながふみ
むつこ
遺産目当てに、言葉も常識も知らないジャングル育ちのイトコを引き取り、すったもんだの挙げ句、結ばれる話です。 木原音瀬さんにしか書けない話です。 ジャングル育ちてw 裸で謎のダンス踊って病気を治そうとしたところなんて、笑いすぎてお腹がひきつけ起こすかと思いました。 主人公は、木原作品によくあるタイプの男です。刹那的で享楽的な生き方しかできない嫌味な男。人当たりはいいのに責任転嫁だけは上手いタイプ。…
詐欺師まがいの職業で稼ぎ、賭け事好きで借金まみれの山村の元に転がり込んできた顔もしらない親戚からの遺産。 借金の返済がせまる山村は喜々として飛びつこうとするが、その遺産には大きなおまけがついていた。 幼いころジャングルで行方不明になり、原始インディオに育てられた従兄弟、宏国だ。 ずっとジャングルの奥地で育ち、日本語も日本の生活習慣もまったく知らない宏国の世話をすることがこの遺産を受け取る条件…
木原音瀬 草間さかえ
梅子
軽い気持ちで読む本では決してない。 どんな話であっても結局BLなんだから!と読み始めた自分に後悔した。 現実とリンクして考えざるを得ない、冤罪をはじめとする犯罪、 犯罪者に対する社会の目、出所を待つ家族の気持ち、 そして人間の弱さ、狡さ。 堂野の怒りの矛先のないやるせなさに拳を握り、 喜多川の生い立ちに胸を震わせた。、 それでも自分とはかかわりが薄い刑務所内の出来事。 共感でき…
前巻が重く深い内容だったために、この本を手に取るのにも勇気が必要でした。 でも読んで良かった!!!やっとふたりの幸せそうな姿を見れたから。 そこまでの過程がさらに辛く切ないんだけれど、 今までが辛かった分、些細な二人の幸せがどんなに大きいことかを感じます。 しかし、前巻では共感することへの怖さがあったのに対して、 今回はどの人物の気持ちにも共感できてしまう恐ろしさがありました。 そ…