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木原音瀬 高緒拾
かみやみさと
最近木原音瀬の未収録作品がどんどん単行本化されるようになって嬉しいです。 創刊されたばかりのB-PRINCE文庫の中でも異色の過激な表紙に 驚き、手に取り、あっという間に読み終えました。 こ、これが噂の『FRAGIEL』…! 精液をかけたドッグフードを無理矢理食べさせるエピソードは 聞いたことがありましたが、想像していたよりももっとずっと 陰惨でえげつない内容で本当にときめきま…
むつこ
「死ね」で、ブワッと鳥肌が立ちました。この一言のためにこの小説があると言っても言い過ぎじゃないと思うほど、シビレタ。 ボーイズラブにハマってから、あらすじやレビューを参考に、こういう痛い系統の話は読まないようにしてました。 でも木原さんの名前はよく見かけるので、試しに読んでみようかなァと手に取ったのが、この作品です。 目がテンです。 いやー、本気でびびりました。 でも、何かに憑かれたように読んでし…
木原音瀬 草間さかえ
もこ
死ぬまで 一緒にいてくれ。 死ぬまで一緒に。゚(゚´Д`゚)゚。ハラハラ この言葉だけで涙ぐむ。 感想書くにもちょっとした落ち着く期間が欲しかったので読み終わってから少々放置してましたが、やっぱり泣きそうです。 最後が最後だっただけに余計に。 ストーリーは、前作『箱』で、喜多川に堂野の居場所がわかったと伝えられた後。 地図が書かれた紙を握って喜多川が走り出した後に続きます…
木原音瀬 日高ショーコ
はる
日頃の営業のストレスを女装という形で発散していた松岡、男性とばれて殴られぼろぼろになり、雨の中道ばたにうずくまっていたところを、助けてくれたのが違う部署であるが同じ会社の寛末・・ 声で同じ会社の人間だとばれては困る松岡は、とっさにしゃべれない振りをしてしまい、寛末は、女性と勘違いしたまま一目惚れ・・・ 嘘を言い続ける心苦しさと、本当の自分をみてほしいという気持ちに、とうとう男性の姿で好きになっ…
木原音瀬 金ひかる
十架
谷脇よ、お主懲りなさ過ぎないか・・・。 ガッツがある人だなぁ…。 自閉症の子が最終的なお相手だとは驚きです。自分はリアルでも自閉症の子を何人も見てきたのですが…ちょっと違うかもしれないけれど、愛という複雑な感情を受け止められないのだなぁと…思ってしまった。 最後出した答えが「愛はなんですか」の問いに「俺の傍にいれば分かる」って切ない…。 でも、それしかないんですよ。愛してるって何万回言って…
木原音瀬 祭河ななを
高坂ミキ
この本が新装版として出るのをどれだけ待ちわびていたか。やっとこれを購入することが出来てすごく嬉しい。 この本は私が始めて読んだ木原作品です。 木原音瀬さんというと、とかく痛いだとか救いが無いだとか色々言われていたので気になりつつ買う勇気が持てずずっと読まずに過ごして気ました、それを知った知人がこの本をかしてくれたのです。 この話は、言われるとおり確かに痛い切ない話ですが最後がハッピーエンドだ…
久江羽
本誌に掲載された分をオンタイムで読み、ビブロス版のノベルスを読み(この場合、3作目が出た頃にお話を半分忘れていて、再度読み返したりしました。)今回加筆・書き下ろしありとのことでまた読みました。 先を知っている分、初回に比べてインパクトは薄れてしまいましたが、いいものはやっぱり良かったです。 事故による記憶喪失で不安のどん底にいる透が、いまのところ正体不明の藤島との生活で「好き」を芽生えさせ…
木原音瀬 ひちわゆか 岩本薫 和泉桂
白木蓮
現在は、すでに周知のユニット作家ですが、ユニット前進の記念的初の合同誌。 なかなか初試みの作品もありで薄手でありますが、読み応えは充分です。
木原音瀬 ヤマシタトモコ
好きと告白して相手も合意して晴れて恋人同士。そこから始まる物語。 好きという気持ちだけじゃ、いつか満ち足りなくなって相手は居なくなってしまうかもしれないという不安から起こる葛藤がリアルで良い。 …モモが可愛い。ロンちゃんカッコいい。 私はロンちゃんと感情がダブりっ放し。危なっかしいぜモモ……。母親の気分でモモを心配しましたよ、めちゃくちゃ年上なのに(笑) 木原先生が書く女性が好きなんです…
木原音瀬 藤田貴美
あお
これ多分1回読んで読み返していないと思う。 すっかり話を忘れてて、改めて読んだらビックリだった。 画像に帯は付いてないですが帯に「衝撃の書き下ろし」的なことが書いてあります。 まさにその通り。(笑) 私は書き下ろしラストの直己の決断がイヤ。 それに気づいて驚く青木と 立原のドアを開ける音が重なるシーンとかキモイ。 っていうかゾッとする。 画面を斜めに横切る大ゴマで ド…