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木原音瀬 高緒拾
つかさ
思わず「ひぃぃぃっ!」と、叫んでしまう場面の連続に、精神的にとても疲れました。 レビューを書かれている方々の評価は高いのですが、私はちょっとダメでした…。 精神的に痛めつけられるひどい情景に、何度も目を覆いたくなりました。 この話のどこかに救いを求めたかったのですが…難しいです。 監禁生活で与えられる恥辱と脅迫の連続に、心底「怖い…」と思いました。 文章に甘さがないので表現もリアル、…
木原音瀬 日高ショーコ
まず一番度肝を抜かれたのが、主人公・松岡が「女装してストレス発散」するというのです。 「は?女装…?」と、しばらく話の方向が見えなくてドキドキしながら読み始めました。 女装癖の男がどうやって恋に落ちるのだろう…と、とても興味をそそられました。 松岡が嘘に嘘を塗り堅め、正体がバレることを恐れ警戒しつつも、寛末という男に会ってしまう。 付き合いたい寛末と、その気のない女装・松岡との、攻防戦にも…
松岡の気持ちが報われるのか・・・。 報われます! しかし、気持ちが通じ合うまでの道のりが遠すぎる~! 結婚式での再会は、ドキドキしちゃいました。 だって逆襲の松岡なんですもの! しっかし、寛末ってニブイんだなぁ・・・、もっと早く気づけよって言いたくて仕方なかったです。 もう胃がいたくなるほどじらされました。 最後は今までの辛さを埋めるみたいに甘々で、たまりませんでした。 この続きは…
木原音瀬 茶屋町勝呂
むつこ
50歳のすすけたオッサンとかイヤミなデブとかを萌え対象に変えてしまう偉大な木原音瀬さん。 今回もパッとしない男が主人公の相手役です。でもやっぱり萌えた。 この作品はネタバレしたくないです。 あらすじにサクッと触れると、人を殺して冷凍庫に詰め込んでアパートに帰りたくない主人公の啓太が、セックスを条件にバーで知り合った杉浦の家に泊まることになる。愚鈍な杉浦に、少しずつ惹かれていく啓太。 一人の人間のな…
木原音瀬 深井結己
かにゃこ
【カップリング】従兄弟同士 派手な身なりで格好ばかりの誠一と 素朴で物静かな啓介は従兄弟同士。 若気の至りで啓介を抱いてしまった夏・・・ 「迎えに来る」と約束して別れたものの 夏が過ぎ自分の環境が、変わると啓介を忘れてしまった誠一。 時は過ぎ、お互い社会人になった二人は再会する。 若気の至りと、約束を破ってしまった後ろめたさを抱えて再会したのに 啓介は、誠一を責めることもなじる…
ネタバレ
寛末基文は、騙されていた。 自分が恋した女“江藤葉子”が男だと知った。 容姿に惹かれたわけじゃない 彼女が、おばあちゃんでも子供でも何者でもかまわないと思った。 でも・・・“男”であるとは思わなかった。 ゲイじゃないという松岡洋介が自分を好きな気持ちがわからない。 松岡洋介をどこへも位置づけられないまま・・・ いつも彼を思っている。 こんなに誰かのことを考えたことはなかった。 …
木原音瀬 車折まゆ
雀影
95年に雑誌で発表された、ご本人後書きに曰く「多分デビュー作」 確かに、最初の出会いがゲイ雑誌の「お友達募集欄」を通じての手紙だったり、携帯電話がなく、家の電話でしか連絡が取れなかったり、待ち合わせが喫茶店だったりと、風俗的には今とはいささか異なる。 でも、その辺の不自由さが、もどかしくっていい。 もどかしくって、懐かしい。 そして、とっても真面目。 興味本位の嘘の手紙で出会った二人…
木原音瀬 金ひかる
久江羽
木原節全開です。 痛いけど、癒される感じ?
クフフ
本作は迷わず神評価。確か、『このBLがやばい2008年度版』でも小説部門1位の評価でした。 とても切なく、考えさせられる作品。 読もうか迷われている方は是非読んでいただきたいです。 最後はハッピーエンドなので、安心して読んでください。 私が今までに読んできたBL小説や漫画では、男同士の恋愛が前提でその上でどう萌えるか(シチュやフェチ、CP傾向etc...)、という感覚で読んできました…
十架
主人公の松岡の健気な純情を、いとも簡単に放り投げてしまう寛末。 男性同士の恋愛は難しい? その境界は何? 外見で全て判断してしまうもの? 中身が一緒でも想いは冷めてしまうのか? 何が恋で、何が愛なのか。 色々考えさせられた作品。 深すぎて、かなり重い話なので気合を入れて読みましょう~。