木原音瀬さんのレビュー一覧

oyaji renaissance(合同誌) 小説

杉原理生  木原音瀬  名倉和希 

衝撃のハゲオヤジ受け合同誌

木原音瀬・名倉和希・杉原理生によるオヤジ(受け)本第2弾の1冊目。
名倉氏による衝撃のお題「その1.主人公がハゲであること。その2.主人公が30歳以上であること。その3.脇キャラにパンチパーマかリーゼントを出すこと」に果敢に取り組む3名の(といっても名倉氏は言いだしっぺなわけだが)繰り出す作品のまさしく三者三様ぶりが楽しい。

木原氏の『ラブ&キャッチ』に対する出題者・名倉氏のコメントは「抱…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

とうとう3作目まで…。

えー…攻×受は今の状態での主観でありまして、もし実際が違ってたら後で訂正依頼出しますのでご容赦ください。
それがわからない=エロなしでとうとう3作目まで来てしまいました! BL小説界に詳しくないんでわからないんですけどなかなかない、貴重な状態なんじゃないんでしょうか?
それでも出るのを楽しみにしてるシリーズです。蝙蝠状態のアルのかわいらしさや、分りにくい暁の優しさやかわいらしさ、アルの天然っぷ…

2

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

意外と王道。

全てを読んでるわけじゃないんですけど、それなりに木原作品を読んできて、今回読後に思ったのは、「木原作品的にかなり王道」って事でしょうか。
性格が悪いと言い切れない程度の性質の悪い登場人物、重なり合ってたと思わせて、全然違う事を考えた二人のすれ違い、結構痛いどんでん返しなど、今まで読んだ作品と、同じではないけど既視間を感じるところがあった。
それが悪いって言うんじゃないです。どっちかと言うと嬉し…

8

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

木原さんならでは

木原作品でなかったら絶対に読まなかった、50歳の受け。
私にとってはその辺が神作品。

オヤジ同士ならともかく(それはそれでいい)30歳の相手が50歳ですよ。
普通、プロットでもそんなこと考えない……すごいなぁ、と感心しながら読んだ。
読んだ……別に変じゃなかった(笑)

うまくいかない恋は年齢に関係ないし、恋に容姿や年齢は関係ない。
自分自身の持論ではありましたが、お話にはロマン…

10

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

インパクトありすぎです。

ほかの方のレビューを読んで、驚愕。
おじさん、人気あるなぁ…(笑)

私は、どっちのキャラも、好きになれなかったんですよね。
相手を見下して、思い通りにいかないと駄々をこねる独りよがり攻めと、
はっきり意思表示しないイジイジ流され受け。
このカップルじゃ、ちっともときめかないぞ、と。
おまけに、仁賀奈さん、完璧初老じゃないですか…。

それでも、最後までぐいぐい引き込まれて、一気…

3

COLD LIGHT(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

主役はおかーあさーん!?

そうでした、お母さんがとんでもないお方なんでした。

帯には「シリーズ中、最高に甘い第2巻」って書いてありますが、そうか?そりゃ、前巻「COLD SLEEP」に比べればラブラブになった分甘さは倍増されていますし、(そもそも前巻は、ラブラブまで行っていませんでしたからね)次巻がどうなるんだろうと不安に思う要素もほとんどありませんから、甘いといえば甘いのでしょうが・・・

なぜそんな否定的なこ…

7

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

エゴ、そして一人よがり

あらすじは他レビューに詳しいので割愛。
私が感じたのは萌えではなかった。
イヤなのにイヤと言えず、相手の勘違いを訂正できず、流されるオジサンの姿に、ウザかった昔の体験がオーバーラップしてしまった。ぶっちゃけ気のない相手にここまでグイグイこられるのはウザい。
エゴまみれで一人よがりな主人公のいいところは、正直なとこ。最初は遊んでやってるつもりだったのに、だんだん本気になり、相手の本心を知って傷つき、…

6

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

思わぬ伏兵

木原先生の作品が好きで読み始めたのが根本ではあるんですが、今回の一番の目的は、50歳のオジサン受にトキメイタためです。
有る意味初老・・・いや、まだ今は50じゃ初老とは言わんのかな。
最初にパラパラ見た感じでも、上手い具合にニヤニヤしておりました。
しかしですね、最終的にトキメキを頂いたのは攻でした(笑

しょっぱな、自分のほうが優位に立ち、俺様的思考。
なんて可愛げの無い酷い男だとお…

7

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

設定がすごい。

そりゃね、あたしはMLが好き。リーマン、スーツってなんか色っぽいじゃない。
でもそれは30代の男性の話ね。


この本を手に取ったのは単純に評価が高かったからで木原先生のことも知らなかった。
あと設定。
この話は「オヤジ受け」と言っていいのか分からないわ。
だってね、親父って40までじゃない?大目にみても50歳でしょ。
でもこのオッサン51なんだもの。びっくりよ。
それにそこは…

5

oyaji renaissance 2(合同誌) 小説

名倉和希  木原音瀬  杉原理生 

衝撃のハゲオヤジ受け合同誌その2

木原音瀬・名倉和希・杉原理生によるオヤジ受け本第2弾の2冊目。
主人公についてのお題は1冊目のレビューを参照されたい。

木原氏の『ラブ&キャッチ2』は、やはりもって付き合いに全く乗り気でない若者と、彼に好意を持たれていると勘違いしたために前向きに交際を検討するハゲパンオヤジの噛みあわなさ全開のまま進行する。
前作同様未完だが、オヤジが受けだと気づいている読み手にすれば、今作の結末はなかな…

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