木原音瀬さんのレビュー一覧

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

しまった、下巻も合わせて入手すべきだった

これは、評価できるレベルにありません・・・。
或る意味、評価外です(笑)

あまりにレビュー評価が良いため、ずっと気になっていました。
でも、なかなか読めなくて。。。だって、
なんか痛い気がして。恐いし、でも、気になってが続き
やっと読みました。

流れ出した水が、とめどなく流れていくように
松岡が恋に落ちていってしまうのが、なんとも辛くて
でも、応援してしまいました。

3

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

初恋のお話

オヤジの恋は、火がつくまでに時間はかかるが、その火は恐ろしく熱い。
ということを、2章に分けて語っているお話。

前半、谷地目線で語られるお話は、自分をリストラした年下上司が、なぜか自分の前に現れて、ひたすら困惑して、それでも少しづつ距離は縮んで、、、
榛野が、自己表現があまりにもわかりにくいキャラクターのため、中庸で恋愛スキルの低い谷地には、榛野の行動がまったく理解できません。
読み手…

5

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「深呼吸」のラブラブ後日談

普段小bは買わないですが、コノハラーのはしくれとしてこの小冊子は欲しい!
なんといっても、あのやっとくっついたところで切ない遠距離恋愛の一時の別れのシーンで終わった『深呼吸』の書き下ろし番外編が載っているとあっては!!
まったく、憎いことをしてくれますよ。
本当だったら、本編のあとに欲しかった話ですよね。。。

[雪とマフラー]
榛野がイギリスから帰国した日のお話です♪
空港まで出迎…

8

男の花道 Don't Worry mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

これだからコノハラーはやめられない

笑い死に萌え死ぬかと思いました。
アホアホでコミカルな作品なのに、ストーリー性はきっちりある。
シリアスな作品もコミカルな作品も、なんでこんなに私のツボど真ん中なのか木原音瀬さん。
さらに表紙絵の友晴のかっこ良さときたら!志水ゆきさんがイラストをお笑い路線に持っていかなかったことにセンスの良さを感じました。この腹筋このイケメンすぎる見た目で「オカマ言葉のオネエ、しかもバリタチ」っていうのがいいんで…

10

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

神評価はできない。

久々に読み応えのある一作に出会えました。
読み応えあり過ぎて、これを読んだ後暫くは何を読んでも薄味に感じてしまったほどです。
年間何百冊もBLを読む割には、そういえば木原作品てほとんど読んだことない気がします。
文庫にしては厚みがあり、改行を多用しない文体で(BL小説に多い、段落が頻繁に出てくる文体ではないという意味です)、文章量も相当多いと思いますが、一気にラストまで読んでしまいました。

12

place 小説

木原音瀬   

女の存在に悶々。。。

始めに言わせてもらうと中立評価でもさすがの木原作品で面白かったのは面白かったです。
ただー。。。

受け様がとってもとってもナイーブというか意地っ張りというか鈍感というか、、、
前半の想いが通じ合うまではその性格でも、攻めの横山がその分素直でストレートなので救われました。

ただ、後半に入ってからの女、さおりの存在にイライラをかき立てらたんですよねー。。
このさおりさんというのは、受…

4

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

何を選択しても後悔するよ……きっと

亮介はしのぶがいなければ何もできない存在なら,しのぶは亮介がいなければ何かをできない
存在,そんな感じがする……行動の理由に「亮ちゃん」がいないとダメみたいというか.
お互いに,相手を依存させているつもりで相手に依存してる感じ.

伊吹が自覚してたかどうかわからないけど彼の決めたルールって,時間が経てば経つほど彼のことを追い詰めていくと思うんだよね.
だって,この状況で排除されない側であ…

3

セカンド・セレナーデ 小説

木原音瀬  ポリアンナ哉七 

橋本は本当に性格が悪いと言えるのか。

「水のナイフ」は正直、イマイチだった。
砂原になぜ、二人も惚れてしまうのか、いったいどこがいいのかわからないんだけど。
まぁ、木原先生作品は、不細工な高校教師にわけもなく惚れてしまうパターン、ほとんど鉄板方程式なので、不細工受け好きさんにはたまらんのでしょう。

で、「セカンド・セレナーデ」ですが。
好きな人に振られた男、掛川はなかばヤケになって、
性格が悪いが顔だけはいい橋本とセフレ…

0

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

ヤクザのリアリティがひしひしと!!

正直blヤクザものはどうしてもヤクザの世界があまあまだったりという現実離れしている作品が多いのであまり好まないのですが、この作品では、下っ端の信二の立場の不安定さやヤクザの世界の恐ろしさがバックグラウンドにあったので、とてもリアリティのあるドキドキ感を味わうことができました。ヤクザを抜けるって本当に簡単なことじゃないんですね。。。
二人の逃走劇では映画を見ているようなハラハラドキドキがいっぱいで…

4

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

面白くて一気読み!!

改めて作品データベースを読み返せば、何故始めに手に取って読み始めたかわからないくらいいつもの自分の好みとは合わない作品でした。ファンタジー系、擬人化とか興味なかったし、エロなしだし、絵もそこまで好みじゃないし、、、でもその全てを吹き飛ばして夢中になれる作品でした。ほんとに面白い!!何度も読み返してしまいます!

1巻では、木原先生特有の元気な時にしか読めない「痛さ」というのはありません。なので…

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