木原音瀬さんのレビュー一覧

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

しっとりラストの補完

完結を迎えた「キャッスルマンゴー」のSSです。
コミックの方では、あまり甘い感じは多くは無かったので、
その分を補完してくれる1枚でした。
(こういうのが、本当にうれしいですね。)

2人で熱海に旅行し、ラブホテルへ。
そこで、万が自分のホテルのSM部屋の改善を図るため、
学ぼうと、SMの部屋を選んで、入ったところ・・・というもの。
基本的に甘い2人の様子が読めます。

きっと…

3

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

切なくて堪らなくてほろり。

4年の歳月を経て完結ということでなんだかそれだけでもすごいなーと思うのに改めて原作・木原音瀬、作画・小椋ムクという事実を確認しちょっと興奮しながら手に取りました。

最初の2人の関係と言えば、万の弟・悟に接する十亀の態度が許せなくてどうにか2人を引き離そうと、嘘の状態を作り出し、嘘の告白をして付き合う形となった2人。同じ時間を過ごす中で万は確実に十亀に惹かれていきました。早くに父親を亡くしたこ…

4

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

かっこよすぎて、ずるい

コミック「キャッスルマンゴー」と補完し合うこの作品。
リバーズエンド編の、十亀の過去に何があって、どんなことを経験してきたか、それが描かれているからこそ、十亀の仕事や生き方に対する接し方、距離感が伝わってくる。
そして、そんな十亀に、万が感じているもどかしさも。

確かに、十亀が経験してきたことは苛烈ではあるけれど、ちゃんと思い合う家族がいて、十亀は自分を、十分愛されて幸せだったのだと思っ…

1

箱の中(文庫版) 小説

木原音瀬 

びいえるといっぱんのかきね

木原作品は心と体の調子を整えてからじゃないと読めない。
ぎゅっと逃げられないところまで追いつめられて「どうよ?」と答えを迫られるような・・・そう、多分「娯楽」としての読書ではなくなってしまうからだ(基本、能天気なハッピーストーリーが好物なので)
 そんなわけで以前ノベルズ版を友人に借りてものすごく気に入って、自分の手元にも置こう!と思いつつ追い詰められたくなくて、そのうち、そのうち……と、買う…

2

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

とある男の人生を、ちょっとだけ垣間みる。

本作リバーズエンドをもって「キャッスルマンゴー」という世界を完全に理解し、締めくくれるものになっています。漫画しか持っていないという方は是非こちらも合わせて読んで下さい。
漫画2巻を読み終えたときは「ええ!これで終わり!?」と物足りなさを感じたのですが、小説でだいぶ満たされる事が私は出来ました。
読み切り小冊子として刊行された「リバーズエンド」では十亀の過去編、描き下しの「god bless …

4

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

甘い~

「キャッスル~1・2」「リバーズエンド」全部あわせても、このショートストーリーが一番ラブラブだった気がします(笑)

念願の熱海ラブホテル見学をする二人。
参考のために・・・と入った部屋はSM部屋。

ふたりともそんな趣味はないものの「キャッスルマンゴー」に取り入れるものがないかチェック(笑)
痛いのいやだから・・・と手足の拘束をしてみる。
だんだん乗ってきた十亀の言葉責め!!はじら…

3

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

後から読みましたが。。。

本当は「リバーズエンド(小説前半・十亀の学生時代の話)/プロローグ」→「キャッスルマンゴー1」→「キャッスルマンゴー2」→「god bless you(小説後半/十亀お仕事編)」の順番で読むといいようです。

「リバーズエンド」は十亀の過去のお話し。
ありえないくらい悲惨な状況の中、姉と弟と寄り添いながら暮らしている。
お金のないせいで、たまに情緒不安定になって泣きじゃくる姉を抱きしめるし…

5

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

軽い拘束と

言葉責めの、ただのいちゃラブ、甘甘エロのショートストーリー。
と、みせかけて、
これがなかなか、じ~んと来ちゃうの。

コミックス本編でも万くんは、身体はすっかり大人なのに、子どもの恥じらいっていうギャップに萌え萌えだったけど、この、言葉責めに恥じらいながら応える万くんは、な、な、な~んてエロいんだ!

そして、十亀の、
すべてを万に明け渡して、
とことん甘やかして愛でるのだと腹を…

4

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

待ちに待った・・・

2回も発売日がずれてジリジリしました(汗)
連載されたのを読んでいなかったので、やっと終わりがわかってホッとしてます。
私は最後はハッピーエンドじゃないとイヤなので、この終わり方は大満足です。
(木原作品はアンハッピーが多いという噂なので実は読んでいない・・・。ムクさんの絵が
好きで読み始めた作品です)

最初から二人の擦れ違いが切なくて。。。
せっかく熱海に行こうねーって時にいきな…

18

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

たぶん、この絵が必要

ようやく発売になったこの本。
届いてみて、まず普通のコミックスより、ずいぶん厚いのにビックリ。
2,3と分けるか、1冊でなんとしても終わらせるか、迷う分量。
発行が遅れたのも納得。
でも、待っただけのことはある、納得の1冊でした。

万は、整って大人びて見える容姿ですが、実はまだ、高校生の子どもで、
考えていることも世間知らずで、
そして、責任感だけでは、子どもにはどうにもならない…

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