total review:293607today:42
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
155/240(合計:2397件)
木原音瀬 日高ショーコ
Saori
ネタバレ
「愛しいこと」 それに気づく寛末。 気づいてしまえば、あとはもう止まらない。 隣に居る松岡がいじらしく、可愛く、そして愛しい。 「愛しい」 とは、ふとした瞬間に感じる泡のようなもの。 寛末の心に確かにうまれたその感情は、松岡を優しく包み込んでくれるはず。 どうか傷つけてしまった分まで、めいっぱい幸せにしてあげて欲しい。 足りない 触れあっても触れあっても、…
もしも。 焦がれて焦がれて、好きだった彼女が、実は男だったら。 そして、自分のことを好きだと言ってきたら。 女性のときはどんな姿でも愛せると思った。 でも実際はそうではなかった。 どうして。 同じ人間なのに、あんなに愛されていたのに、 「男」だというだけで、拒絶される苦しみ。 もう一度女装すれば? 彼に愛されるためにはどうしたら? 江藤葉子も松…
木原音瀬 鈴木ツタ
御影
福山が昨日の飲み会で声をかけたのは、経理部の仁賀奈です。まだ若い福山からすると、久しぶりだったとしてもなぜ仁賀奈だったのでしょうか?(笑) その上、仁賀奈ははじめての経験だったのに、福山のその一回に奪われてしまったのです。 ものをはっきりと言う福山と、奥手すぎるほどの奥手の仁賀奈です。何度か遊んで、それでなかったことにしたいという福山でしたが、何度かデートをするうちに、遊びだったはず…
木原音瀬 小椋ムク
木原梨乃
木原先生も小椋先生も好きなんで、こりゃーすげぇコラボや!と思い買ったのだが。 すいません、私にはぬるかった~~~!期待しすぎたか。 これ小椋先生の絵だから余計そう感じるのかもしれないですけれど、 木原先生の痛い系が好きな人にはあんまり勧められないです。 小椋先生の絵は神だと思うんですけど、ほのぼのすぎて萌えに繋がらなかったのが残念でした。 そして十亀が、自分と被っていたのも萌えな…
ななこあ
十亀と万の出会い。恋人になるまで。最初は、ガタガタだった二人が結ばれる。 大切なものを失うのが怖い十亀さんが、あの雨の日に、走っていく万をなぜ追いかけたんだろう。なぜ追いかけることができたんだろう。それが愛か。 最初は、弟にちょっかい出されるのがいやで、代わりに自分が付き合えばいいだろ、ていう、なんとも自虐的な理由で十亀をだまくらかして付き合いにこぎつけた万だった。けど、万の方が徐々…
ちはるぅむ
キャッスルマンゴーという作品は 私の読んだBL本の中でもベストと言える 素晴らしい作品だと、2巻完結を読破して更に 感じさせてくれました。 発売が何度も延期になり、ようやく発売になって 一部書店で売られるも完売入荷待ちが相次いでいる状態で 私もなんとか手に入れた…そんな感じです。 驚いたのはまず厚み。2巻は通常のBL本の1.5倍くらいの厚みがあります。 コミックに付…
木原さんの作品は、エロで読ませるBLものと明らかに一線を画している。話の構成が巧い。下調べが十分だ。映画撮影の描写とか、ほんと勉強になった。 そして、エロ声無しでエロを読ませる作家さんもこの人くらいなものだ。 食べるのも困るほど貧乏な高校生、十亀が家族も友人もすべて失って、空っぽのかばんを持って地元から去るところから、かばんいっぱいに詰めた家族の骨を川に流すところとか、もう悲しくて切…
木原音瀬 茶屋町勝呂
胡麻豆腐
おもしろかったですとても。 BLでなければ、 BLが万人受けするものならば、 親にも勧めていました。 ミステリー調で、ホラーテイストな感じの 普通のBLではないストーリーといいますか、 とにかく、木原さんの作品はどれも素晴らしい。 だけど、 (ここからネタバレありです) 結局啓太はどうなったの? ただの妄想癖だっていうオチ?w それとも奥にまだ深い真相が存在す…
もにゅむす。
相変わらず小説上手すぎ。物語に引き込まれるとはまさにこの事。 前半は悲しいことの連続。 一瞬にして全てを失ったとあるがまさに言葉の通りだし, ヤクザが十亀で保険金を取るつもりだったというシーンは本当に冷や冷やする。 そして強姦しかけた二宮くんと再開するシーンで 二宮お前いいヤツだなあと噛み締めて終わる良い読後感。 後半,万とちょっと喧嘩するも上手く仕事をこなす十亀。 映画を撮ってい…
nekonyanko
結構な厚さがあり読むのに若干苦労しました というのは、目によくないのですが、寝ながら読むことが多くて 厚い本は腕が痛くなるというただそれだけなのですが 痛いのを完全忘れるほど 素晴らしい作品なのは 十分わかっていたのですけど 二巻は万のまわりの環境と十亀の過去も描かれており コミックにしては難しい内容でした 木原さんの作品ならではの 暗い部分と文章だからこそ 表現できる…